こんなことを、
母に黙って(笑)
書いているんですが。
母の移住計画自体は、
まだまだ白紙状態です。
白紙状態というのは、
現実的には、まだ何も決まっていない状態ということです。
当たり前と言えば、
当たり前なんですが、
母の心の中で、
一進一退を繰り返しているわけです。
年齢的に、こんなことしていいのか。
金銭的に、こんな贅沢な事していいのか。
そんな風に、
いわゆる、コンフォートゾーンを抜けるため、
母は、日々戦っていて、
たまに会うと、ぐったりしていたりして。
やっぱり無理かも、
とりあえず、近所の安い家賃のとこに引っ越そうかな。。
など、元に戻ろうとする力、働きまくりになっています。
私から見ると、
70代で、
こんな、若人のようなことをしていて、
この人すごいなーって思うのですが、
母からすると、
この年齢で、こんなに悩むのか。。と悩むんだそう(笑)
こんな母の、
一番の難敵は、
「父の言葉」なのです。
その言葉の中には、
全く、私の気持ちが伝わっていない!
私のことを馬鹿にしている!
自分のことしか考えていない!
と、母が強烈に感じる、何か、が
溢れるほどに含まれているみたいで(笑)
これも、
母が感じることで、
増長している部分も大きいのですが、
父と会話するだけで、
母の気持ちは乱高下し、
疲れ果てるのです。
父が母を馬鹿にしているかどうかは分かりませんが、
母が離れていく、という状況が、想像できないだけなのかな、と思います。
子供が、
お母さんがいなくなることを想像できないのと一緒で、
想像なんて、出来ちゃったら、悲しさと不安と恐怖で、
泣きわめきますよね。
だから、
父にとって、母は、
妻では無くて、母なんですよね、多分。
そういう意味でも、
父は、一度、母から独立するべきだよな、とも感じています。
そして、
父の不用意(笑)な一言一言が、
母を独立の道へと押し出していくのです。
皮肉ですね~。
でも、これも、もしかしたら、
母にとって、父は、夫では無く、父親だったのかもしれません。
ああ、なんか、書きながら納得。
私の両親の、
それぞれとの親との関係を聞いていると、
この辺のことは、とても理解できる感じです。
こんな感じで、
本当に少しずつ、
母は前に進もうとしています。
でも、これは、
父との離別が目的なのでは無く、
母の独り立ちが目的であり、
彼女は、いまだ、独り立ちということを、
していなかったのかもしれません。
つづく!