北海道旅行の日も近づき、
そろそろ、細かいことを決めよう。と、
3人で実家に集まり、旅行計画を立てようとなりました。
当日、私は午前中だけ仕事があり、
途中でランチに何か買って、
合流する予定でした。
事前に、
母と妹には、
何を食べたいかを聞いて、
母は、脂っこくなければ、なんでもいいよ。という感じで、
妹は、柿の葉寿司を指定。
私も自分のお弁当を買い、
足りないかなと思い、おかずに唐揚げを買っていきました。
そして、
実家に辿り着くと、、
なんと、母が、唐揚げを揚げて待っていたのです。。
は?なんで?どうして?
なんで、何を食べたいか聞いたときに、
唐揚げ用意してるって、言わなかったの?????
となり、
怒りなのか、落胆なのか、
とにかく、プルプルしていると、
別にいっかなーって思って。
という軽い返事が。
唐揚げを買ってきちゃったよ、と言うと。
あら、じゃあ、持って帰ればいいじゃない。
夕飯にしたら?
と、、、そういう問題じゃない!!!
しかし、母には、こういうところがあり、
ガチガチに縛られているかと思えば、
変なところで自由。
この行動が、
私は、すごく自分を蔑にされていると感じて、
とても辛かったのです。
お昼を買っていく、何がイイ?、といった時点で、
唐揚げ用意しておくから、と言ってくれれば、
余計に買わなくても済んだし、
そういう事を考える人間だって、
40年以上、母親やってても分からないんだ、、という感じで、
私が、母が別におかずを作っている可能性を加味して、
お昼を買いに行かなくちゃいけないのかよ、と思っていました。
私の被害妄想も、すごかったんですね。
ランチの話については、
一応、私が飲み込む形になり、
(と、私は思っていましたが、母は分かりません(笑))
母の唐揚げと、
開けられることのない、
私の唐揚げと、
なんだか胸やけしそうな食卓となりました。
唐揚げなんて、
本当に、スグ食べてしまうんですけど、
お昼を用意するというのは、
私なりの気遣いで、
そこに、黙って唐揚げを準備して、
こちらが、不満そうにすると、
あんたたちのために、したのに。
みたいな感じになられて、
また、私の感情を揺さぶることになり。
本当に、どちらか一言、
おかずとかいる?
唐揚げ揚げとくから。
と、言えば、なんてことの無かった話なんですが、
私達には、それが言えなかったんですね。
そして、この後、旅行計画を、、とならず(笑)
母親のタブレットの使い方講座、となるのです。
なんで、それ、今やるの。。という感じで、
結局、しばらく時間を取られてしまうのですが、
ここで、私は、自分と妹に対する、母親の対応の違いを、
初めて見る事となり、何とも言えない、心境になるのでした。
つづく!