2月末
我が心の故郷~
宝塚に降り立つ。
2022年から
さっそく
2024年
宝塚大劇場です。
タカラヅカの友の会に入会してないので、チケットをGETするには、貸切公演か一般発売にかけるしかない。
柚香光さんのサヨナラ公演を見たかった。
たまたま花組公演の一般発売の日が私の休みに重なり、スマホを握りしめて先着に挑んだわけですが、何度はじかれても くじけてなるものかと。
しつこくログインしまくりの
必死のパッチ…。
も、むなしく
諦めかけたその時、、、
GETできてた
奇跡のチケットでした。
新幹線で新大阪まで
JR線で新大阪から大阪へ移動し
阪急電車に乗り換えて
さらに約35分ほど。
宝塚駅を目指しました。
電車に揺られ のんびりと。
過ぎ行く景色を眺めながら
懐かしい空気の中に佇み
ほっとリラックスしているうちに
到着でございます。
フォーエバータカラヅカ
フォーエバー
どっからか聞こえてきたメロディーに
思わず口ずさんじゃいそうになり
宝塚に着いたことを実感
まずは腹ごしらえ(;^ω^)
ということで
花のみち沿いの喫茶店(IZUMI)にて
このお店は藤山扇治郎さん(元星組トップスターの北翔海莉さんのご主人さま)がご家族で寄られた際の様子をインスタにUPされていて、美味しそうだなぁと思っていたお店。いつか寄ってみたいと思っておりまして。
オムライスを食べました
優しい味付けで美味
ボリュームもあり。
お腹がすいてたので
嬉しかった。
いざ、大劇場へ。
マルセル・ドーラン
:柚香 光
カトリーヌ・ルノー
:星風 まどか
フリードリッヒ・アドラー
:永久輝 せあ
アネット
:星空美咲
イヴ・ゴーシェ
:聖乃あすか
「アルカンシェル ~パリに架かる虹~ 」
時は第二次世界大戦・ドイツ占領下のパリ。
レビュー劇場「アルカンシェル」を舞台に繰り広げられていく物語で、芝居のなかにショー要素が豊富に盛り込まれ色んな音楽や踊りが楽しめる部分と、レビューの灯を消すまいと立ち上がる人間模様がドラマティックに共存する作品でした。
占領下のパリだから、いろんな困難が起こるんですけど、残酷になりすぎず悲惨になりすぎず、でも、時代背景からズレずに進行していく物語のバランスは清く正しく美しく。
もし、これが外部で上演する作品の題材だったらもっとシビアな物語にも出来たかもしれないけど。
この作品は娯楽性に富んだ内容だし、闘いはあるけど汚れはしない。
オーケストラの演奏も素敵🎵
リズムに乗って心が踊る。
タカラヅカだからこその構成になっていた。
それが良いのです
なんだか
見入ってしまって。
うわぁ、どうなるどうなる
はらはらドキドキ
まかさの…。えええっ
楽しかったし
切なかったし
あたたかい。
スターの魅力が活かされてた。
時折、サヨナラに思いを馳せ、劇中の台詞など色んなところでキュンとなっちゃう。その一方で、次期トップコンビや次なるスターを盛り立てた見せ場が ちりばめられてて、サヨナラ公演だからこその空気も感じた。
だけど、サヨナラだけじゃない。
次に託す夢。
変わることない素敵な絆。
その先にある希望。
どんなに揺らぐことがあっても
決して沈みはしない。
これから先も。
いろんな思いを受けとめて。
退団を発表している、柚香光さんと星風まどかさん。お2人のコンビネーションは心地よく、それぞれの個性が映えてた。
もう、大劇場でお2人を見る機会がなくなってしまうと思うと、さみしくて、涙がちょちょぎれそうな、だけど、温かさが充満して多幸感に溢れていた。
星風さんは絶好調でした。
柚香さんは歌が高音になると少しガラガラした感じになっていたのが気になりましたが、表現力は豊かでダンスなど動きは俊敏。
キラキラと思い存分に体を動かして
大きく包みこんでいた。
まるで大劇場全体を抱きしめるように
愛しく、大切に大切に。
そんな気持ちが伝わってくるようだった。
綺麗な人。
満面の笑顔で踊る姿は宝石のように輝き
本当に美しくて感動しました。
2階の上の方から見ましたが
楽しかった。
キラキラの輝きを浴びて
満たされました。
終演後、劇場内のレストランにて
公演デザートを食べました。
柚子のデザートと柚香さん
爽やかな甘さで
コーヒーにも合う。
音符のケーキも。
コーヒーをつけて
せっかくなので💦
両方食べちゃった。
私が行ったのは2月の末でした。
歌劇団から
3月2日〜3日までの公演中止の発表があり
心底驚きました。
どうか、無事に再開できますように
心から願っています。
宝塚は文化が根付いた街
あたたかい場所です。
柚香さんは花組トップスターの就任がコロナ禍と重なり、思うようにならない時も多々あるなか、スターらしい心地よい笑顔がとても印象的で、お披露目公演から見る機会があったということもあり、親しみやすいトップさんでした。星風さんも素晴らしいし、夢を見させてくれる良いコンビだなぁと感じる。
これからの時間
花組の皆様にとって
充実した時になりますように。
感動をありがとう
ほんとにそう思える公演でした。