今日はお日柄も良いので、鎌倉にいってきました。cafeをやるなら、まず人様の店を覗いて勉強しなきゃ、と思って。何年ぶりかの鎌倉です。
北鎌倉の駅を降りた瞬間から、もう空気が違う。路地裏の植木鉢一つ一つから手の込んだつくり。ああ、この町は美的センスのない人には住民票でないんだな。きっとそういう条例があるのかないのか、とにかく小津安二郎のテーマパーク的に素敵な町です。
まずはたまたま駅のすごく近くにあった円覚寺に初詣も兼ねて参拝。ま、お賽銭は出してないのでご利益とかはないんですけどね!てか期待のはるか上を行く素晴らしい建築と日本庭園の数々。これやっぱり計算された美なのかな?だとしたら日本人の美的センスは世界一です。いやまじで。
ということで、その近くにある隠れ家的cafe、「喫茶 ミンカ」、一つ目の目的地です。古民家を改装したからミンカです。
日曜ということもあって、隠れ家らしからぬ回転率でした。BGMも外国のゆるいフォークで雰囲気でてるし、レトロなストーブもいい感じ。それ以上に店じゅうに置かれたこだわりのインテリアが、難解な数式のように触れがたく、まるで古びた雑貨店のようで、オーナーのコンセプトがバシバシ伝わります。
僕はナポリタンとコーヒーを注文しましたが、味というか、その店の雰囲気と相まって、(おいしかったのはもちろん)心で味わいました。そう!それです!それがcafeです。
僕の考えるcafeとは、「自分のテーマパーク」です。自分がそれまでの人生で何を見て、何を聞き、何を感じたのか、それでその結果何を美しいと、正しいとしたのか。その人生の方程式の答えがcafeなのです。
この店、オススメです。
今日はもう一軒目的地がありますので、歩いて長谷まで。余談ですが、最近よく歩きという移動手段を使うことが多くなりました。健康そのものです。
そして、「okashi0467」に到着。ここも古民家を改装しているのですが、ミンカの店員さんがフォークデュオみたいな出で立ちなのに対し、コック帽にコックコートのパティシエが案内してくれます。そして、2Fにある客席がレトロかつミニマルな、現代的なつくりで、窓際のテラスには箱庭の日本庭園が。
てか、日本庭園て現代アートに通じていると思います。引き算の美学です。盆栽もその一環です。脱線しましたが、スイーツを売りにしているだけあって、チーズケーキがおいしかったです。ケーキも無駄な装飾を省いたミニマルな直方体のデザインで、この店もコンセプトが明確でした。
やっぱり、cafeの重要な要素は、世界観だと思います。飲食店であると同時に、テーマパーク、美術館であり雑貨店でなければならない。極論をいうならば、そっちのほうがむしろ重要かも。そこが難しいところであると同時に、魅力な部分でもあります。世界観に関してはそこそこ自信はありますが、もっと具体的に、徹底的にできるよう、小道具、インテリア、箱も含めたネタ集めをしなければならないな、という感じです。勉強です。まあ、こんな楽しい勉強は他にありませんが。
という事で、cafe巡りは継続的にやろうと思います。いいcafe知ってる人がいたら教えてくださいね!
ではまた。