月組全国ツアー
「琥珀色の雨にぬれて」
「Grande TAKARAZUKA 110！」
感想5
やっと
ショーの
感想を。
こちらは
手短に
「Grande TAKARAZUKA 110！」
手短に、なんで
場面場面でなく
全体の感想、各人の感想を。
こちらは
本公演で
れいこさん（月城かなとさん）、
うみちゃん（海乃美月さん）の
サヨナラショーとして
作られた作品。
2021年の「Dream Chaser」と
同じ仕組みだよね。
（本公演→博多座公演）
上手く
新しい組の船出として
再構成されて、
気持ちの良い作品になっていた。
ちなつさん（鳳月杏さん）は
安定感がある。
大人の余裕。
これは学年がどうとかだけでは
出ないもの。
学年が上がったからって
得られるものではない。
（会社だってベテランの上司が
必ずしも出来るというわけでは…でしょう）
ご本人の
人格だとか努力が
こういったスターとしての
風格を作っているのだな、と。
歌、ダンス、芝居ともに
ガツガツしたところがなく
それでいて
見せ方が上手い。
動きが綺麗なんだよね。
そして
相手役に対する
眼差しの温かさがいい。
マイティー（水美舞斗さん）との
コンビネーションも良く、
花組にいた頃を思い出させた。
ちなつさんにとっては
今がトップになる
良いタイミングなんだな、と。
月組の若手時代は
りょう君（珠城りょうさん）と
バウ作品などを
作り上げてきて
みりお君（明日海りおさん）のもとで
悪役や女役を演じたり、
月組に戻ってきて
三番手、二番手として
様々な役で助演、主演してきた。
そこで蓄えた力が
発揮できる時。
包容力と朗らかさは
今に時代に必要。
兼ね備えていて
組の雰囲気にも
表れている。
次回作も
楽しみ
じゅりちゃん（天紫珠李さん）は
男役時代、
下級生ながら
結構しっかり
声も仕上がっていたし、
有望だと思っていたところで
娘役に転向。
下手ではないのに、
押し出しの弱さとか
もどかしい時期が
結構あったが、
今回の全国ツアーで
良い役に出会い、
ショーも
娘役を引き連れる姿が
様になってきていて
うれしい限り
マイティー（水美舞斗さん）は
花組から専科になり、
外部出演や
星組博多座などで
その実力を発揮。
花組の時より
ちょっと抑えめな感じが
今回の月組と
よく合っていて、
月組にはない新鮮さも。
新しい風を吹き込んでくれて
新生月組を盛り立てた。
ぱる君（礼華はるさん）は
もともと
期待の若手だけど
若干
のんびりして見えたが
一気にがっときたな、と。
見栄えがするし、
実力もあるし
期待している。
りりちゃん（白河りりさん）は
少女っぽさも
大人っぽさも
両方兼ね備えていて
歌もダンスもいい。
パン！としたパンチもあって
目を引く。
おはねちゃん（きよら羽龍さん）は
組替え中止で
どうなるかと思ったが、
「アヴァンギャルド」の場面など
おはねちゃん前回で
バーン！と出てくるところなど
変わらずで安心した。
ロケットの
おはねちゃんもいいよね～。
月娘の良さが
詰まってるね、おはねちゃん。
個人的ツボなのは
みとさん（梨花ますみさん）と
いちごちゃん（咲彩いちごさん）が
一緒に出てくるのが好き。
いちごちゃんの
お母さま・えみさん（舞希彩さん）が
みとさんと同期なので
なんだかいい（笑）
あと、
ロケットボーイの
きど君（七城雅さん）が
フレッシュ。
本公演の
おだちん（風間柚乃さん）と
比して言ってるんじゃないよｗ
りんきらさん（凛城きらさん）は
ちなつさんと同期で、
二人のシーンが
なんだかほほえましい。
りんきらさん、若いんだよね、と
改めて（笑）
雪組→宙組→専科ときて
今では
ハリーのミューズみたいな感じだが、
某組の立て直しに、なんて
つい思ってしまう。
ちのちゃん（一乃凜さん）のエトワール、
声が通って好き。
若手男役では
わかさま（一輝翔琉さん）、
しゅりんぷ君（天つ風朱李さん）、
めいめい君（涼宮蘭奈さん）が
活躍。
こありちゃん（菜々野ありさん）も
いつもいい塩梅で仕事してる。
場面的に、
娘役がずらっと出るのが好き。
月組ならではの
ツヨツヨ娘役が拝めて
たまらない。
スパニッシュ、
ちなつさんに良く似合うんだよね。
デュエットダンス、
大人っぽさも
新コンビとしての
かわいさも堪能できて
素敵だし、
影ソロの
いちごちゃんもいい。
改めて
相性の良いコンビで
出発出来て、
良いものを観た
これで
「BLUFF」メンバーが
合流したら
豪華だね。
地味とか言う人、
ちゃんと見てくれー
この良さがわからんやつは
もののわからんやつじゃい。
とにかく、
これからも
楽しみだと思った
全国ツアーだった。
れこうみも
好きで
退団の余韻に浸っていたが、
ちなじゅりもいい。
うん。
ありがとう。
そして
そのうち
「BLUFF」も書くｗ
これも
長くなりそうで怖いｗ