夢中になって見ている日曜劇場『アンチヒーロー』 


 昨日の放送回では珠城さんが登場しましたにっこり


 壮さん、 朝夏さん、 珠城さんと、OGさんたちを見る目的でも楽しいのに、このドラマは脚本・構成・演出・BGM すべてに引き込まれてしまうし、回を進むごとに 「綺麗につながっていく」「分からない、 が分かっていく」 んですね。



 その素晴らしさの秘訣について考えてみたところ、 「脚本家4人体制」 という珍しさがひとつの理由かなと思います。


 穴がない、というか。 とにかく、話が破綻していないんですよね。


 それって、 複数人の脚本家が手掛けているから、お互いチェックし合う作用が働いてるんじゃないかなあと。


 もちろん最終回まで見なければ、物語がどうなるのかは分かりませんが、この安定感は失速しないような気がします。


 まあそれで宝塚脳なのですぐに宝塚と結び付けてしまうのですが、 宝塚の脚本・演出も複数人で担当出来たらいいのになって思います無気力



 それはより脚本演出が優れたものになってほしいという気持ちもあるけれど、リスクを抑える意味でも重要だと感じています。


 演出家不足の今なにを馬鹿なことをって自分でも思うけれど、日本以外の国や 100 年以上前の時代を取り扱うことの多い宝塚の演目って、 それぞれの国や時代背景に配慮しなければいけない部分が必ずあります。 


 でも、演出家ひとりでそれを正確に認識できているのかと言えばそうではない。


 また、ハラスメントの感覚とかも時代と共にアップデートできていない演出家の方がちらほらいらっしゃって、とりあえずは台本を生徒さんに渡す前にWチェックするようなシステムがほしいわけです。



 たくさんの生徒やスタッフの方々が本気で打ち込むための土台や基礎となるものがそもそも破綻しているのはおかしな話なので、Wチェックできるほどの人員を確保できるためにも、演出家育成にしっかりお金を出して、人数を育てていってほしいなと思いました。



 とりあえずアンチヒーロー面白いのでたくさんの人に見てほしいですニコニコ


 
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