まず、宝塚との決別を宣言した振付師の先生のブログに案の定一部宙組上級生ファンから誹謗中傷があったようです。


 もうさ、本当に呆れるんですけど、自分たち(贔屓や贔屓組も含める)が傷つけられるのは嫌なのに、自分たちにとって不都合なことを言う人を平気で傷つけるその矛盾はなんなんだ???



 宙組についてこんなに傷ついたんだからこれ以上もう傷つけないで! みたいな被害者マインドの人たちをたまに見かけるけれど、被害者マインドを持っていたら人を傷つけていい免罪符にはならないんだよ?



 なんで先生の方が謝罪しなくちゃいけないのか。もうそろそろいい加減にしてほしいなと思います。



 振付師の先生の心境を思うと、同じ宝塚ファンとして本当に恥ずかしい限りなんですが、先生の振り付けが本当に大好きでした。最後まで迷惑なファンがいて本当にすみません。どうかこれからも先生が、素敵にお仕事できますよう心より祈っています。




 それからこのニュースについて。






 こちらは指摘された末、潔く非を認めていたので、そのままきちんと謝罪があったんだなと胸を撫で下ろしています。


 まあでも、いい大人がなんでこんな内容掲載したの?って感じですけど、傷つけたことを自覚してそれを謝れることは大切なことなので、最低限のことが出来てまあ良かったな……と。(こんなの載せるなよっていうのが本音ですが)


 こんなふうに謝罪もあって、(謝罪してない人たちもいますが)宙組のこれからがもちろん気になります。


 ですが私は、それと同じくらい、一禾あおさんがちゃんと雪組の舞台に戻ってこれるのかということがとても気になっています。



 もちろん、ずっと誠実な対応をしてくれなかった劇団に一禾さんが失望している可能性はほぼ100%だと思っていて。もう舞台に立たないと決意を固めている可能性すらあると思っています。



 ですが、 3月31日付の退団発表がなかったことにより、おとめには掲載されるでしょうし、もう一度だけでも一禾さんが宝塚の舞台に立ってくださる可能性はあるのかな……とどうしても思ってしまうんですよ……。



 劇団側会見の質疑応答にて、 一禾さんの処遇を質問する記者がいらっしゃいましたが、「本日、私の方からご報告できることはございません」 と劇団は答えていました。


 ぶっちゃけ、「私たちの粗末な対応で彼女のことも苦しめてしまったことを深く反省し、彼女が舞台に戻りたいと思えるような環境づくりを進めていく」 くらい言えんのか??? って思いましたよね。


 あんたらが真摯に向き合わなかった結果、 あんな手紙まで書かなければいけないほどどうしようもなく追い詰められたのに、遺族に対して申し訳ないという気
持ち、本当にあるの? ? ? って感じでした。



 確か一禾さんは、ベルばらに出てみたいって何かでおっしゃっていたような記憶がありまして。


 劇団のことは虫唾が走るほど憎いかもしれませんが、もしも舞台に立ちたい気持ちが残っているのなら、また雪組の舞台に立ってほしいですし、退団するときは、大階段を下りて退団できる未来があってほしいと思います。


 もちろんすべて一禾さんの気持ちが最優先ですが、 彼女の意志や選択を劇団が奪うような最低な行為だけは中で行われませんことをこころより祈っています。

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