どんだけ自己愛が強いのだろうとは、一瞬思うのであるが、冷静に考えると、本当に愛しているのは、◯◯という肩書きでしかない。


この方々は、この世界に誇りを持ち、頼りにして、生きてきたのだろう。

命掛けて舞台に立つことをされてきたわけで、それは理解はできる。


元タカラジェンヌです!!

宝塚で仕事しています!

そのワードだけで今までは優遇されてきたのだろう。尊敬や賞賛も浴びたであろう。


が、今、信じたかった世界の足元がグラグラ崩壊しそうなのを耐えられなく恐怖を感じるのだろう。



確かにタカラジェンヌは凄い。

キラキラも志も凄い!!

尊敬もする!



がね、これ以上、宝塚脳から抜け出せないまま叫ばれることは、逆に、ネガティブなんですよ。



どうか、亡くなられたジェンヌさんに想いを寄せてください。

彼女が命を落とすことになってしまったことは、何か辛いことがあったのかな?と、想像してください。(まぁ、そんなん言わんでも案件ですね)



現役の生徒さんの為に動いてあげてください。生徒さんを守る為にすることは、悪しき世界を終わりにすることです。

あなたが守ろうとしているのは、あなたが耐え忍んで手に入れたと思っているの名誉であり、未来ある生徒さんたちでありません。


あなたの歴史は何も変わりませんよ。

あなたの中のことですから。


それはご自身で認めてあげてください。



はぁ、なんだかな。

待ってました!な勢いのコメント。

『声をあげてくださってありがとうございます』の不気味なコメントもね。。。



嫌ならお前は見るな!とは言われても見ます。

だって、現役生が先輩や関係者の発信は見てるでしょう。


そこで宝塚は間違って無い!!全ては報道が悪い!!と伝統、指導、ハラスメントが、美化されてしまったら、これからも変わらないし、ハラスメントを有り難いものとして、受け取らねばならない!負の連鎖は止まらないのです。先輩の教えは有り難いご指導であるならば。。。



どんなに美化しても、叫んでも、被害者意識でいても、世の中の視点は先週のあり得ない会見で変わりました。あなたも被害者なのね‥という、同情で終結はしません。


私の友人も今回のことは話してあったけど、会見から色々なところで目にするようになったと。


『それでも観劇するの?』


と、何組とか関係なく、とにかく呆れてました。私にね。

私も自分が興味ない世界で、宙組だ、◯組だ!と説明されても、わからないし、宝塚歌劇団という一括りで、それでも観るの?ヤバイネとなります。




このまま『変わりたくない!

守りたい!伝統を!私の歴史を』なんて言ってると、それこそ本当に危険です。


いや、いーんです。

人は変われと言われても変われないし。

結局、自分の本音はどこにあるのかと、そこを問うてみてください。



実はパイセンに


あんな事言われた!

あんな目付きされた!

馬鹿にされた!

無視された!

嫌がらせされた!

お調子もの!

このブス!

上級生にはいい顔しやがって!

あいつは、コネだ!金だ!!

実力もないくせに!!


とかさぁ、何かあるのでは?


きれいな色で塗られていた、努力で無かったことにした、

清くあらねば!

美しくあらねば!

正しくあらねば!

の教えは、自分の中を整理しないと

恐ろしい呪いの言葉よ。


まずは、自分の心の中に

汚れていて、醜くて、世の中のルールに従いたくない、自分もいることを認めてさー。


ドロドロしたものを出しちゃってね。

SNSを使わずにね。


あっ、私は例え話をしたのだけど、汚い言葉を使ってしまってごめんなさい。


たけどさ、本音を出せる場所、どんな自分も受け止めてくれる他人、きっといるから。


あなたの感じている今のそれは、滑稽に見えてもな、情けなくても、悲しくても、痛くても、無いことにしてしまった、過去の本音だよ。


きっと積み上げてきたものが無くなる恐怖も相当あるけどさ。

ほんとにね、自分のことなんてどこまで行っても客観視できない。

怖いもの、本当の自分を見ないことにしてきたから。


でも、そこを許していかないと、終わりにできないよ。


そして、そこから始めるの。


あっ、独り言です。

その先の誰かに届いてくれることもありますように。