宙組「カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~」

 

宝塚大劇場公演初日の後から一回も更新出来ていませんが、いきなりサヨナラショー備忘録です

 

真風さんが宙組トップスターになられてからの曲のみで構成されていて

 

宙組生の出番もたくさん、お衣装の早替わりもたくさん

 

出演者も客席もフルで楽しめる内容となっていました!

 

こんなサヨナラショーって、なかなかないのでは?

 

真風さんの宙組愛の詰まった、小池先生のお気持ちのこもった素敵なサヨナラショー

 

記憶が鮮明なうちに残したいので...いきます!

 

(前楽・千秋楽と観ましたが、あまりにも素晴らしすぎて...記憶が飛んでいるところも、あやしいところもあります...)

 

 

セットリスト

 

未来(あす)への旅路 / 『天は赤い河のほとり』

 

プロローグ(HiGH&LOW -THE PREQUEL-) ~ HIGHER GROUND / 『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』

 

LA PIOGGIA / 『Capricciosa!!』

 

FLY WITH ME / 『FLY WITH ME』

 

シトラスの風 / 『シトラスの風-Sunrise-』

 

君を描く色 / 『異人たちのルネサンス』

 

オーシャンズ10 / 『オーシャンズ11』

 

JUMP / 『オーシャンズ11』

 

イタリアン・ノーチェ /  『Capricciosa!!』

 

Capricciosa!!  /  『Capricciosa!!』

 

新しい、人生へ / 『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』

 

Delicieux!-甘美なる巴里- / 『Delicieux!-甘美なる巴里-』

 

She Walks In / 『アナスタシア』

 

愛の真実 / 『NEVER SAY GOODBYE』

 

NEVER SAY GOODBYE / 『NEVER SAY GOODBYE』

 

ONE HEART / 『NEVER SAY GOODBYE』

 

 

 

真風涼帆サヨナラショー 2023年4月16日~17日(宝塚大劇場)より

 

 

 

順番に振り返ります

 

 未来(あす)への旅路 / 『天は赤い河のほとり』

 

大階段の真ん中にカイル皇子が!!!

 

前楽で初めて目にした瞬間、感激で震えました

 

宙組8代目トップスターお披露目公演で、真風さんの舞台中央せり上がり登場に歓喜し、何度も見返した場面のナンバー

 

サヨナラショー幕開けがこの曲で、一気に気持ちが高まりました!

 

 

大階段上手に愛未サラさん、下手に山吹ひばりさんが女神のような微笑みで控えているな?と思ったら...暗転、からの大階段上での真風さん早着替えのお手伝い

 

薄暗がりの中、二人が下がると同時に、コブラに変身してる真風さんの姿が!

 

山王連合会のみんなも大階段にスタンバイ!!

 

 

 プロローグ(HiGH&LOW -THE PREQUEL-) ~ HIGHER GROUND / 『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』

 

山王連合会のメンバーが衣装も完全再現で、プロローグ階段降りナンバーを!

 

それだけでも嬉しいのに、これは...ハイグラ来るぞ!となり...もう感情が忙しくて大変

 

真風さんコブラと山王連合会のメンバーが舞台まで降りてくると

 

上手下手からSWORDのメンバーたちが続々と舞台上へ

 

(SWORDの頭たちはもちろん、他のメンバーたちも衣装完全再現)

 

始まる抗争!

 

(サヨナラショーで抗争!?)

 

そして HIGHER GROUND へ

 

ズラリと銀橋に並ぶSWORDの面々

 

待ってました!とばかりに、一拍目から完璧な手拍子を入れる観客のみなさま

 

HIGHER GROUND あの舞台と客席の一体感を再び味わうことが出来るとは!

 

サヨナラショー序盤からかなりの盛り上がりとなりました

 

 

(真風さんたち、FLY WITH ME 男役メンバーは、3度もハイグラをやったことになりますね。そして娘役で唯一、RUDE BOYSのララ役だった栞菜ひまりさんも全制覇!(FWMでは苺美瑠狂))

 

 LA PIOGGIA / 『Capricciosa!!』

 

潤花ちゃんのソロ曲で娘役さんたちの場面

 

この曲での潤花ちゃんの銀橋渡りが好きだったので、もう一度観られるとはラブラブ

 

そして、当時はこのナンバーに入っていなかった天彩峰里さんが!

 

峰里ちゃん、本公演しながらダンスのお稽古も頑張ってくれてありがとうございます

 

この場面で観られて本当に嬉しかったです

 

潤花ちゃんと峰里ちゃんは顔を見合わせて、潤花ちゃんと春乃さくらさんは背中合わせで、それぞれの絡みもあってとっても素敵な娘役さんたちの場面となっていました

 

 FLY WITH ME / 『FLY WITH ME』

 

薄暗がりの中、大階段にスタンバイする真風機長さん、FWM男役メンバーの皆さんがビックリマーク

 

こちらも当時の衣装のままで、見えたときの私の喜びようときたらもう!

 

本拠地宝塚大劇場で、この曲をやってくださるなんて...

 

黒髪の機長さんのティアドロップサングラス姿もそれはそれは格好良くて

 

サングラスを外して紫藤りゅうさんに渡し、芹香斗亜さん(キキちゃん)からパイロット制帽を受け取って被るところも、ダンスも再現されていて

 

真風さんのダビングコーラス(この曲は真風さんご自身の声でのコーラス)が大劇場のスピーカーから聴こえてきたのも感激ポイント

 

有明の熱狂の日々を思い出しました

 

セトリに入れてくださり大感謝です!!!

 

 シトラスの風 / 『シトラスの風-Sunrise-』

 

寿つかささん、澄風なぎさん、湖風珀さん

今公演で退団される3名による場面

 

お三方とも宙組カラーである紫色ベースのお衣装姿であることにまず感動

 

そして宙組創設メンバーで、過去4度上演された宙組『シトラスの風』全てにご出演されてきたすっしぃ組長さん(寿つかささん)

 

すっしぃ組長さんの歌うシトラスの風、心に響きました

 

途中で白い羽根扇を持った娘役さんも登場

 

105期 愛未サラさん、山吹ひばりさん、美星帆那さん

 

106期 葉咲うららさん、渚ゆりさん、風羽咲季さん

 

愛未サラさん、山吹ひばりさんは FLY WITH ME でシトラスがあったので2回目

 

他のメンバーは初めて

 

宙組の代名詞「シトラスの風」を歌えて良かったですねラブラブ

 

 

 君を描く色 / 『異人たちのルネサンス』

 

真風さんのソロ

 

この曲も本当に好きで何度も何度も聴いていたので、再び真風さんが歌われるのを聴くことが出来て嬉しかったです

 

背後にスクリーンが下りてきて、「異人たちのルネサンス」のシーンも映し出され、当時を懐かしく思い出しながら聴き入りました

 

 

 

真風さんの衣装がダニー・オーシャン役のブルー系のスーツだったので

 

この後はもしや...??と思っていたら...

 

 

 オーシャンズ10 / 『オーシャンズ11』

 

下手袖から銀橋へ、キキちゃんがラスティ・ライアンの衣装で登場!!

 

「Hi ダニー!」と右手をあげる

 

真風さんは瞬時に表情も立ち姿もダニー・オーシャンになって

 

「やぁ、ラスティ!久しぶりだな!」

 

絶対に歌ってくれると信じていました「オーシャンズ10」

 

4年前に一気にタイムスリップ!

 

ダニーとラスティが、銀橋に帰ってきました!!!


 

 JUMP / 『オーシャンズ11』

 

ダニーとラスティが肩を組んで下手へ去っていくと

 

しどりゅー(紫藤りゅう)さんが登場し、JUMPを歌い出します

 

しどりゅーさんは真風さんと同じく星組時代に初演の「オーシャンズ11」にご出演

 

新人公演ではバシャー・ター役だったので、真風さんとの絡みもありましたね

 

当時のことを思い出されたりしたのでしょうか

 

途中から、すっしぃ組長さん、秋音光さん、澄風なぎさん、湖風珀さんも加わり

 

皆で歌い継ぎ

 

あきもはイエン役で披露していたヨーヨーの技を再び披露してくれました

 

 

 イタリアン・ノーチェ /  『Capricciosa!!』

 

カプリチョーザのプロローグ

 

真風さん、潤花ちゃん、お二人が登場する場面

 

ティアドロップサングラスの真風さん、再び!!

 

この場面の真風さんの歌・メロディが大好きなので再び生で聴けて歓喜しました!

 

 Capricciosa!!  /  『Capricciosa!!』

 

宙組生なんと全員が、カプリチョーザプロローグの衣装に着替えて舞台と銀橋に登場

 

カプリチョーザ再び!

 

真風さんは銀橋の真ん中で、ジャケット脱ぎ→着る (←舞台写真も大人気でした!)までやってくださいました

 新しい、人生へ / 『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』

 

真風さんと潤花ちゃん、二人だけが銀橋に残り、二人がトップコンビとなったお披露目公演のこの歌
当時はお披露目にぴったりと思って聴いていましたが
サヨナラショーでは、宝塚をご卒業し、二人で新しい世界へ旅立つはなむけに創られた歌のように聴こえてきました

 Delicieux!-甘美なる巴里- / 『Delicieux!-甘美なる巴里-』

 

「Delicieux!-甘美なる巴里- 」の前奏が流れると同時に

 

カプリチョーザ プロローグのお衣装を着た宙組生が再び全員舞台へ!

 

その手には、まさかの ”マカロンシャンシャンペンライト”

 

(略して”マカシャン”)

 

サヨナラショーで再びマカシャンフリフリ出来るの!?という驚きと

 

”マカシャン”持ってくれば良かった~~~!という気持ちと

 

入り交じりつつ

 

ワクワクは最高潮に!

 

上手からはキキちゃんが

 

下手からはずんちゃん(桜木みなとさん)が

 

”マカシャン”を両手に2個ずつ持って元気に登場!

 

(真風さんと潤花ちゃんの分!)

 

ちょっとの間、真風さんが後ろを向いて準備

 

(給水タイムかな?ずっと出ずっぱりなので)

 

潤花ちゃんが、後ろ向きの真風さんの背後で

 

両手フリフリ → L字のポーズ(片手は上に向けて真っ直ぐ伸ばし、もう片方の腕は真横に真っ直ぐ)→ 両手フリフリ → 反対側にL字のポーズ 

 

と踊りながら間を持たせる様子が可笑しくて可愛かったです

 

(キキちゃんとずんちゃんも両手でマカシャンフリフリ、シンメで踊ってました)

 

真風さんの準備が終わり、振り返ると

 

「さあ、皆さん一緒に踊りましょう~!」
組子が銀橋と舞台・花道までぎっしり並んで
客席参加の”マカシャン”タイム
2年前の公演なのに、リハーサルなしのいきなり本番でも当然のように踊る客席
(前楽はペンライトが無いので、エアーマカシャンで)
私の左右のお客様たちも当たり前のように踊っていて、デリシュー絶賛公演中の客席のようでした
めちゃくちゃ楽しいサプライズ??でした
(千秋楽は素敵なサヨナラショー用のペンライトがご用意されていましたが、”マカシャン”持参の方が結構いらっしゃって、羨ましかったです)

 She Walks In / 『アナスタシア』

 

『アナスタシア』で新しく、真風さんディミトリのために書き下ろされた曲

 

この曲を、再び聴けるなんて!

 

しかも、当時は実現できなかった、オーケストラの皆様の生演奏での歌唱

 

公演当時、録音演奏による上演だったことは残念に思っていたのでとても嬉しかったです

 

(オーケストラの皆様、サヨナラショーのために練習してくださり、ありがとうございます!)

 

真風さんは公演当時より、更に伸びやかに歌われているように感じました

 


途中でふと、銀橋で歌われている真風さんが見ている景色を私も見たくなり

 

後ろを振り返ってみました

 

一階席から二階席へと、一面のペンライトの光の海

 

それはそれは綺麗な光景で...

 

こんな素敵な景色を、真風さんが目にしていることに胸が熱くなりました

 

そして、私もその光の一部になれてとても嬉しかったです

 

 愛の真実 / 『NEVER SAY GOODBYE』

 

真風さんが歌い終わると下手袖から潤花ちゃんが登場

 

新調かな?ライラック色(淡いピンクっぽいバイオレット系の色)のドレス姿


下手花道へと歩いて去っていく真風さんの背中を目で追いながら

 

「愛の真実」を歌い出す潤花ちゃん

 

キャサリンという役として劇中で歌っていたときとは異なり

 

芸名の潤花さんとして歌われているように感じ、心に響く歌唱でした

 

 NEVER SAY GOODBYE / 『NEVER SAY GOODBYE』

 

潤花ちゃんは舞台に残ったまま、衣装替えされた真風さん登場
潤花ちゃんと同じ色味の素敵な衣装
「NEVER SAY GOODBYE」

マリブビーチの朝焼けの映像まで映し出されて感激しました

(一年前の公演当時、マリブビーチの朝焼けの映像と離れて見つめ合う真風さんと潤花ちゃんの姿が本当に美しくて、一階席後方から眺めるのが好きで...再び観られるとは!)

 

 ONE HEART / 『NEVER SAY GOODBYE』

 

潤花ちゃんは舞台奥に残ったまま、真風さんが一人で舞台前まで歩いて来て

 

シーンと静まり返った劇場

 

真風さんの靴音だけが響き

 

息をゆっくりと吐く音

 

「ひとつの心に...」

 

真風さんが歌い出すと、真っ白な衣装に身を包んだ宙組生たちが舞台へ

 

宙組生全員での「ONE HEART」

 

サヨナラショーで真風さんが宙組のみんなと最後に歌う曲が「ONE HEART」だったのが、凄く嬉しくて

 

心して聴かせていただきました

 

千秋楽では歌いながら峰里ちゃん、きんちゃん(凰海るのさん)他、何人もの宙組生が涙を流していて

 

(前楽では私の前方に座っていらっしゃった宙組OGさん(ネバセイにもご出演された方)が涙を何度も拭っていらっしゃいました)

 

感動的なサヨナラショーのラストとなっていました

 

 

以上、真風さんのサヨナラショー備忘録でした


 

 

 

最後に、素敵なお写真が載っている新聞社様の記事をリンクしておきます

 

 

神戸新聞

 

 

毎日新聞

 

 

朝日新聞

 

 

サンケイスポーツ

 

 

日刊スポーツ

 

 

スポーツニッポン

 

 

おしまい