レーザーディスク (LaserDisc, LD) は、直径30cmの光ディスクに両面で最大2時間のアナログ映像を記録できるビデオディスク規格である。ディスクはLPレコード並みに大きい反面、同時期に普及していたビデオ規格のVHSより高画質であり、主にマニアや富裕層において普及した。両面記録されている長時間の動画ではディスクの裏返しが必要で、視聴が一旦途切れるという欠点がある。
民生用は再生のみである。
諸事情(後述)からVHSにとって代わるほどの普及はせず、2000年頃から手軽に高画質な映像が視聴できるDVDが一般層にも普及したことにより、役割を終えた。
以上、Wikiより。
というわけで、90年代を象徴する映像ソフトといっても過言ではないLDについて。
80年代中盤より映像ソフトとしてビデオテープが発売されてきたが・・・
磁気テープであり、強力な磁石等の磁気や経年劣化により画像が劣化するという欠点があった。
90年代はより高画質で(当時は)劣化しない映像が楽しめるという利点でLDが発売されるようになった。(※後に製造条件によっては映像の劣化が起こることが判明)
難点は収録時間の短さにある。
LDは「標準ディスク」と「長時間ディスク」の2種類が存在し、
「標準ディスク」は片面30分。両面で60分しか収録できず。
「長時間ディスク」は片面60分。両面でも120分までしか収録できない。
テレビアニメ等は問題なく収録可能だが、劇場用映画などは両面再生機でない場合は再生を一時止めてひっくり返す、120分超えるものは複数枚ディスクを入れ替える必要がある。
しかし、その一方でビデオテープより高画質な映像が楽しめる点、そしてビデオテープと比較して販売価格が安価である点から好んで購入する層も多かった。
「ビデオはかさ張るLDは重い」という宣伝文句のOVAがあったがw
LPレコードと比較しても重量があり、ジャケットもLPサイズで存在感は半端なく、「所有欲」を満たしてくれるアイテムでもあったw
また、TVシリーズ全話収録BOX等、ビデオテープでは無理な企画も多く、マニア心を擽られたものであるw
自分はビデオテープと並行してコレクションしており、
ビデオテープの方が先に買っていたこともあり、LDでしか手に入らないものや完全新規で集めるものから手を出していた状態。
LDプレイヤーを買ったきっかけとなったソフトは3つあり、どれもLDのみ(当時)の発売だった事に起因している。
今回から現存する全LDコレクションを数回にわたって紹介しようと思う。
「マジンガーZ TVシリーズ全92話Thriplet Box Ⅰ ロケットパンチBOX 第1話~第32話」
LDプレイヤーを買うきっかけになったLDBOX。(その1)
各ディスク4話収録で8枚組。
大判のジャケットは迫力があるので全ディスクのジャケットも掲載。
70年代でも紹介した幼少期に絶大な影響を与えられたロボットアニメの傑作。
「マジンガーZ TVシリーズ全92話Thriplet Box ⅡブレストファイヤーBOX 第33話~第64話」
ジャケットの一部が永井豪ではなく桜多吾作によるものも交じっているw
「マジンガーZ TVシリーズ全92話Thriplet Box ⅢジェットスクランダーBOX(完) 第65話~第92話」
ジェットスクランダーBOXは7枚組。
「グレートマジンガー BOX 1 TVシリーズ全56話HALF BOX(#1~#28)
永井豪によるイラストが少ない為、版権イラストなどが使用された。
「グレートマジンガー BOX 2完 TVシリーズ全56話HALF BOX(#29~#56)
マジンガーZの続編という事もあり購入。
「UFOロボグレンダイザー BOX.1 7枚組14面 28話収録#1~#28 TVシリーズ全74話Thriplet BOX」
版権イラストも足りずに本編画像も使用。
「UFOロボグレンダイザー BOX.2 6枚組12面 24話収録#29~#52 TVシリーズ全74話Thriplet BOX」
設定画まで使用・・・・(;´・ω・)
「UFOロボグレンダイザー BOX.3完 6枚組11面 22話収録#53~#74 TVシリーズ全74話Thriplet BOX」
今回は解説と画像枚数が多いのでこの辺で・・・・
ちなみに購入順ではなく、撮影順での紹介となりますので・・・・
まあ、旧作が多くて年代的な意味合いはほとんどないのですが・・・・(;´・ω・)
さらに従弟にコレクションの一部を譲渡したので購入したもの全部というわけでもありません。
※DVDで買い直したものを中心に譲った。
次回は松本零士作品を中心にお送りします。