テレビマガジン15周年記念出版として刊行された、

「仮面ライダー大全集」から始まった豪華ムック本を指す。

テレビマガジンの初期の歴史を語る上で欠かせないのが仮面ライダーだったからだ。

しかし、仮面ライダーがZXが終わって休止期間中に刊行されたこの本は仮面ライダー復活へつながっていく事となる・・・・(当然、朝日ソノラマの「宇宙船」別冊や文庫の地道な功績も忘れてはならないがそれはまた次回。)

 

 

約、40年前に購入した事になる記念すべき初版本。当時の価格は1500円だった。

「仮面ライダー」からTVSP「10号誕生、仮面ライダー全員集合せよ!」までの画像を掲載。

怪人等にページを割かず、ストーリー展開による画像と各ライダーに特化した画面構成が特徴的。(カラーページ)

モノクロページは企画書等、番組の成り立ちやスタッフ、出演者へのインタビュー等、当時としては珍しい記事で構成されている。(本書の対象読者は恐らく、「当時」の子供=20歳前後だったと思われる)

本書は映像作品のみを情報として扱い、当時の児童誌での設定などには触れていない。

※新1号の成り立ち等は「不明」とし、ZXについてもTVSPの画像しか掲載していない。

旧1号を「本郷ライダー」、旧2号を「一文字ライダー」、桜島ロケ以降の旧1号を「桜島1号」と呼称するのも本書から。

 

 

「仮面ライダー大全集」の好評を受けて発売された第2弾。

前回収録しなかった「怪人」にスポットを当てた本だが、仮面ライダーの基本情報は押さえてあるので、本書だけでも最低限楽しめる内容となっている。

怪人を全紹介してある関係もあり、前回収録されなかった仮面ライダーZXのグラビア画像も今回は使用されている。

 

 

90年代に入ってから劇場公開された「仮面ライダーZO」の公開を記念して刊行された。

東映まんがまつりで公開された劇場版と、最新作(当時)の「ZO」のみを収録した。

 

 

仮面ライダーWの放送中に発売された、平成ライダー10周年記念本。

仮面ライダーのみの紹介に特化した本で意外と薄い。

 

このあとも昭和仮面ライダー大全集や平成仮面ライダー大全集等発売されたが買わなかった。モノクロページ等、記事の部分が皆無になっていたからだった。

 

 

 

怪人大全集に続いて3冊目として発売された「テレビマガジンヒーロー大全集」。

テレビマガジンに掲載されたヒーロー、及び、創刊以前に講談社が雑誌掲載権を所持していた作品のみを収録した。

※テレビマガジンの創刊は70年代なのでウルトラマン、セブンは載っていない。

 

 

90年代に刊行された改訂増補版。

当時の最新作であるウルトラマンGやジェットマンが表紙を飾っている。

 

 

テレビマガジンには未掲載だったが、講談社が掲載権を持っていたという事で「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のみに焦点を絞り、「仮面ライダー大全集」同様企画書等番組の成り立ちから紹介した記事部分が充実している。

 

 

第2期ウルトラシリーズ以降(80まで)を収録した講談社としては初めて刊行された第2期、3期ウルトラマンの書籍となる「ウルトラマン大全集Ⅱ」。

本書以降、講談社もウルトラシリーズの掲載権を得た模様。

「ウルトラマン大全集」同様の企画からの番組の成り立ちやインタビュー等記事も充実。

 

 

海外展開時期の「グレート」「パワード」を中心とした「新ウルトラマン大全集」。

初期のウルトラマンの蔵出し的な貴重な写真も掲載されている。

 

 

大全集ではないが、流れを組む書籍というか「大全集未満」というかw

キカイダー、キカイダー01の2作を収録した「ビジュアル全集 人造人間キカイダー」。

本書のコンセプトは「仮面ライダー大全集」「仮面ライダー怪人大全集」の両方を継承している。

ちなみに、キカイダーも放送当時は掲載権は小学館が所持しており、講談社は本書が初となる。

 

 

70年代の東映ヒーローのみを紹介した。

・・・・結局、本書が出るなら上記のキカイダー本出す必要あった?

※内容は上記紹介本の方が充実してるのでおk。

 

 

キャプテンウルトラがいるが気にしてはいけない。

 

 

変身しない奴らもいるが気にしてはいけないw

 

 

ゴレンジャーとジャッカーに特化した本。

この頃はゴレンジャー、ジャッカーを「戦隊」、バトルフィーバー以降を「スーパー戦隊」と分けられていた。

 

 

スーパー戦隊10周年記念として刊行。

 

 

ゴレンジャーとジャッカーを加え、「超世紀全戦隊」というのはこの時期だけの名称w

オーレンジャー以降は普通に「スーパー戦隊」で統一された。

 

 

ゴジラ誕生40周年を記念して刊行された。

平成VSシリーズの途中まで収録。

 

 

 

70年代に一大ムーブメントを築いた「マジンガーZ」「グレートマジンガー」「UFOロボグレンダイザー」の「マジンガーシリーズ」を総括した本。

初のアニメ作品のムック。

作画監督別の甲児の顔の比較等、面白い記事が満載。

 

 

F91公開前に発売されたガンダムシリーズの総括本。

 

 

ターンエーガンダムまでを網羅した第二弾。

 

 

テレビマガジンそのものの70年代創世期を纏めた本。

当時の紙面等貴重な資料が満載。

 

 

画像は増補改訂版だが、初版はテレビマガジン特別編集と明記されていた・・・・はず。

 

 

 

ハードカバーで怪人とライダーを網羅した大図典。

 

 

同時期に発売されたウルトラマン大図典。

 

 

判型が大きくなるがテレビマガジンのグラビア写真担当の大島康嗣撮影の写真集。

ハードカバー。ちなみに1は「ウルトラマン」で3は「セブン」だった。

※持っていたが処分してしまった模様。

 

 

ウルトラマンティガ放送終了後に発売された。

大全集の表記は無いが、内容は大全集シリーズに準じる。

 

 

同じく、ダイナ。

 

 

さらにガイア。

 

 

平成3部作の劇場版とゼアス、ゼアス2を収録。

 

 

平成三部作のOVの他、平成セブンシリーズ、ネオス等を網羅。

 

 

コスモスシリーズ(TV、劇場版)を網羅。

 

 

ネクサス(ネクスト込み)とマックスを併せて刊行された。

・・・・メビウス以降は判型が変わり、カバーすらなく、グラビアと簡単な解説文のみでモノクロページの記事などないものになったのでこれ以降は買っていない。

が、

 

 

何故か超8兄弟が発売された・・・・・(;´・ω・)

 

 

同様に発売されたクウガ。

 

 

アギト。

 

 

龍騎。

 

 

ファイズまでで、ブレイド以降はウルトラマン同様に大全集を踏襲していないのでスルー。

 

その後、「キャラクター大全」シリーズとして「仮面ライダー」等が1号からリリースされるが・・・・

高くてスルーw

 

 

テレビマガジン特別編集ではないが、仮面ライダー大全集で収録されてない「真仮面ライダー序章」のムック本。

 

 

同シリーズの巨大特撮大全集。

どちらもOV発売を記念して刊行された。

意外と貴重な本。

 

 

ガイド本として優秀なので・・・・

 

 

特撮ヒーロー全盛期。

 

 

ここら辺は馴染み深い作品ばかり。

 

・・・・・21世紀以降は内容が偏りがちになりそうな悪寒。

 

 

という訳で講談社の特撮ムックの紹介でした。

 

次回は、今回紹介した以外の特撮関連本を紹介したいと思います。

※コミックは含まない。