今回は高校卒業後の1988年4月~1989年12月までの1年と9か月の期間です。
歴史的な事柄としては、1989年1月に「昭和」から「平成」になった事が挙げられます。
自分自身の状況としましては、88年3月に卒業式から僅か2日後にはもう出社してるほど忙しく、所謂、「バブル経済」の後半頃だったと記憶しています。(好景気で忙しい)
最初の一年は新卒の新入社員という事もあって、割と時間的には余裕がありました。
※大した役割も与えられていないので上司(師匠)の指示に従ってればよいというある意味「無責任」状態w
ただ、この頃は週休1日が「普通」であり、土曜まで仕事で休みは日曜日のみが一般的でした。
土曜までがっつり働き、日曜は先輩のお姉さま方に「拉致」されたりw(※同人活動のお誘い)、免許を取った事で行動範囲が広がったので「開拓」(※都市部への道や店の探索)したりしてましたw
テレビ局は相変わらず、民放3局とケーブルテレビ(まだ地域紹介程度)しかなく、視聴環境の激変は90年代に入ってからとなります。
入社2年後以降は師匠(上司)の出世に伴い、現場を「任された」事もあり、くっそ忙しくなり、先輩のお姉さま方とも疎遠になっていくのですが・・・・(遠い目)
さて、この時期の映像作品関連から。
思い入れのある作品のみの紹介なので偏りますw(民放3局しか無かったしな)
この年に始まった戦隊シリーズ、「超獣戦隊ライブマン」。
実に「バイオマン」以降、初めてまともに視聴した戦隊モノでした。
まあ、嶋大輔が主演というのも大きな話題になりましたしw
当時はゴレンジャー、ジャッカーを「戦隊」、バトルフィーバー以降を「スーパー戦隊」と分けていた事もあり、ライブマンはスーパー戦隊10周年記念作という事でした。
追加戦士、2号ロボとさらなる新要素も盛り込んだ意欲作として注目を浴びました。
ちなみに・・・・戦隊はこの後、「タイムレンジャー」までまともに見なくなります・・・・
※ダイレンジャーは少し見た。(最終回のインパクトは覚えてる)
日本オリジナル路線第2弾。「超神マスターフォース」。
開始当初は時代設定を「現代」にして仕切り直した・・・・・はずなんだが?
「サイバトロン宇宙軍」の登場以降は「ヘッドマスターズ」の続編になってしまった。(´・ω・`)
初期は「伝説」や「伝奇」は地球に潜伏してるTF達の仕業という「人間」や「怪物」に擬態し、潜伏していたTF達の活動再開が描かれ、中盤以降は「人間とTFの融合」をテーマに物語は加速してゆく。
最終回でトランステクターが「意志」を持ち、新たなる超ロボット生命体となった事で「人間を学習したんか!?」と思ったものであるw
「超音戦士ボーグマン」。
きくちみちたか(麻宮騎亜)の出世作にして、葦プロによるSFアニメ。
宇宙開発用サイボーグだったが妖魔の出現により、戦闘用サイボーグとして戦う事を余儀なくされる主人公達は、普段は小学校の教師をしており、未来を担う子供たちの育成と闘いの日々を送る。
この時期は「聖闘士星矢」のヒットもあり、玩具メーカー各社は「装甲装着系玩具」を競って発売しており、当時、玩具事業を展開していたSEGAより玩具が発売されていた。
※他はタカラによる「鎧伝サムライトルーパー」等もある。
残念ながら、玩具の売り上げや視聴率的に苦戦し、放送期間の短縮により終了する事になるが・・・・作品自体はコアなファンが多く、OVA化や続編が制作される事になる。
「仮面ライダーBLACK RX」。
昭和最後の仮面ライダー。
仮面ライダーBLACKの続編で、主役も引き続き「南光太郎」のまま。
怪魔界からの侵略者、クライシス帝国の出現、クライシスは地球侵攻に際し最大の障害と成り得る、「創世王候補」である世紀王、仮面ライダーBLACKの懐柔、もしくは排除を目論む。
クライシスの申し出を拒む光太郎は宇宙へ放り出され、キングストーンの力の源を絶たれたかに思われたが・・・・・「太陽」の光を浴び、キングストーンが進化し、「RX」へと新生を遂げる。
こうしてRXとクライシス帝国との戦いの火蓋は切って落とされる。
「仮面ライダー」に拘らず、エンターテイメントを追求した本作は様々な要素を盛り込み、初の「タイプチェンジ」、バイク以外にも車の使用、武器を使う等、仮面ライダーの「固定概念」を破壊した。(それにより、平成ライダーの礎となったとも言える)
BLACKが過去作との関係性を「排除」していたのに対し、本作では終盤に昭和ライダーが集結するという展開になり、ちと複雑な心境に・・・・(;´・ω・)
久々の永井豪によるロボットアニメ・・・・・?「獣神ライガー」。
プロレスとのタイアップもあり、下手をすればレスラーの「ライガー(サンダーライガー)の方が有名かもしれないがw
「バイオアーマー」という生体ロボ的存在で邪神ドラゴの復活を阻止すべく、善神アーガマの分身として戦う。特に後半にパワーアップした姿であるサンダーライガーの姿は「鬼」をモチーフとしており、永井豪デザインの真骨頂である。
また、キャラデザの内田順久はシャープな美形キャラを描くことで人気を博し、永井豪キャラのアニメをやるなら「この人!」と常々思っていただけに本望w
いつか、彼のキャラクターデザインによる「兜甲児」を観たいと思うのだが・・・・・
当時のおもちゃ(タカラより発売)はすべて所持しているw
機会があったら引っ張り出そう・・・・(ある場所は解ってるが取り出すのに時間がかかるので未撮影)
・・・・給料もらうようになった影響もありおもちゃを買い始めたのもこの時期。
※まだあまり買ってなかったが。
TVSP「ルパン三世 バイバイリバティー危機一髪!」
金曜ロードショーではなく、土曜夜の特番として放送したと記憶しているが・・・・?
現在、27作あるTVSPの第1作目。
初のスペシャルという事と、久しぶりの新作(※前年にOVA[風魔一族の陰謀」があるが、キャストが違ったりと散々な評価だったのでスルーw←昨年初めて見たが意外と違和感無かったw)という事で印象深い。
引退していたルパンが浪費家の恋人のせいで「復帰せざるを得なくなるw」という出だしがw
コンピューターに行動パターンが解析され、そのデーターを盗む事から始めるというのも「時代と戦うルパン」の先駆けとして面白かった。
以降、毎年のように(現在は数年おきに)制作されるTVSPだが・・・・
6作目までしか印象に残っていない。(´・ω・`)
※全作見てるし、見れば思い出すが、空で内容や順番は言えない。
個人的には本作と次の「ヘミングウェイペーパーの謎」が一番好きだった。
「ドラゴンボールZ」
この頃に無印からZへと番組は移行し、インフレバトルに拍車がかかる。
バトル漫画として人気の頂点を迎えるこの時期は毎週欠かさず見ていたものだった。
※毎週、ジャンプ買ってるのになw
順序は逆になってしまうが、OVA(後述)の好調を受けて、テレビアニメ化が決定した。
サンライズの制作という事もあり、ロボットアニメとしてレイバーの活躍が充分に描かれたw
テレビ化に際し、基本設定は踏襲しながらも物語はリセットして最初から始まっており、
OVA(劇場版も含む)、TV(新OVA込み)、コミック版と3つの物語が存在する。
※小説版や実写版はOVA準拠。(その限りではないが・・・・)
2クールの放送予定が4クール+新OVAと延長されたほどに人気作だった。
「日常回」とロボットアニメしている本筋、パロディ回とストーリーのふり幅があるのも魅力。
個性的なキャラの掛け合いが楽しい。
「トランスフォーマーV」。
テレビアニメとしてはG1最終作となる本作。
ヒーローロボット物に振り切り、のちの「勇者シリーズ」の礎となったと言っても過言ではない。
個人的には歴代総司令官の中でもロディマスと並んでトップクラスに好きな司令官で最も「頼れる総司令官」だったw
この後、OVAのトランスフォーマーZを持って日本独自路線は終了となる。
※玩具は翌年の「ザ・バトルスターズ」「合体大作戦」と続く。
この時期はボーグマンでも触れた様に、星矢のヒットにより、美少年が鎧を身に纏い、友情を育みながら共闘する「サムライトルーパー」や「シュラト」といった作品群が人気を博していたが・・・・シュラトは放送されてないし、サムライトルーパーは見ていなかった。
OVAから入ったパトレイバーが一番のお気に入りだったとも言える時期でした。
この時期は・・・というより、これ以降、あまり映画館へは足を運ばなくなる。
この頃はOVA全盛期であり、自分好みの作品はほぼOVAという有様だったので・・・・
余談だが、自分はレンタルビデオ会員になった事は一度もない。(いや、まじで。)
という訳で、この時期に観た映画は・・・・
ジャンプアニメフェアとして上映された。
「魁!!男塾」「聖闘士星矢 真紅の少年伝説」の2本立て。
後輩女子と一緒に観に行った。
男塾は米国を舞台に一号生が世界各国の猛者と「男」を競う物語となっており、テレビシリーズとは全く異なる「新田一郎」による軽快なロックミュージックが心地よい快作。
星矢はアテナの兄、アベルの復活から始まる激闘を描く。
黄金聖闘士以上の実力を持つコロナの聖闘士と、太陽神を自称する神、アベルに不屈の闘志で挑む青銅聖闘士たち。上映時間は前2作より長くなったが、アクション面はむしろ減って心情面が強化されたという・・・・(´・ω・`)。
「もっともあぶない刑事」
同時上映がスタートレック4という謎の組み合わせw
デートで観に行った映画だったのだが・・・・・ハマったw
以降、あぶない刑事にハマっていくきっかけになった本作だが、当時は「完結編」だった。
※数年後に「リターンズ」で帰ってきて、「フォエバー」で終わり、「まだまだ」で帰ってきて・・・と続いていったw
余談だが、同時上映のスタートレック4で彼女が寝てたのが印象的だったw
その後、「インディージョーンズ最後の聖戦」を一緒に観に行ったのが最後。
以降は「映画は一人で観に行こう」と誓うのだったw
※友人と何回か行ったのは秘密。
「機動警察パトレイバーTHE MOVIE」
OVAのヒットに伴い、劇場映画化された。
※並行してテレビアニメ化の企画も進行していたが・・・
OVA(後述)では実現できなかった「レイバーを活躍させる」を目標に制作され、レイバーの制御OSに仕組まれた暴走プログラムの謎を追うストーリーと、レイバー同士の格闘が堪能できる。
押井守監督作品。
余談だが、高校時代に先輩のお姉さま方に「紅い眼鏡」のビデオを借りて観ており、最初は睡魔との戦いだったw・・・・・・が、2回目以降はそんな事もなく、不思議な魅力に取りつかれ、押井守という名前を意識するようになった。
「ファイブスター物語」
同時上映は「宇宙童子」。
角川アニメ映画として2本立てで公開された。
正直、美麗な作画で単行本1巻のエピソードを映像化したのだが・・・・
のちに作者自身が「ゴティックメード」を制作するくらいだからなあ・・・・・
普通のロボット物と同じじゃ意味ないというかなんというか・・・・
今ならCGで作れる・・・・のか?
アニメとしての出来は良いが、作者の表現したいものは再現出来ていないのが解ってしまうという何とも扱いの難しい作品。
この時期に観た映画はこれだけである。
・・・・・思ったよりあったな。
続いて、時代はOVA全盛期!
レンタルビデオ店だが、個人経営のレンタル店が出来始めたのは高校時代だったと記憶している。(友人に付き合って学校帰りに寄った記憶がある)
高校卒業前後に大型チェーン店のレンタル店が駅前と郊外にできた。
この頃は一泊、1000円くらいだったのかな?(上記にもあるが会員になった事が無いのでわからん)
とえいあえず、見たいものは「買う」派だった。
当然、厳選する事になるのだが・・・・
これまでのOVAの相場はというと、
30分~60分で9800円くらい。
90分とか120分になると12800円と化してた時代だったが・・・・
「バブルガムクライシス」シリーズ。
東芝EMIより発売。
ブーマと呼ばれる人工知能搭載アンドロイドによる犯罪や事件を追うADポリス。しかし、その陰で人知れずブーマと戦う「闇の仕置人」ナイトセイバーズの活躍を描く。
ブーマの開発者を父に持つシリアはランジェリーショップを経営する傍らでナイトセイバーズとして父の研究を奪い、悪用するゲノム社と戦っていた。
ロックミュージシャンのプリス、ダンスインストラクターのリンナ、ADポリスのネネをメンバーに今日も夜の街を駆ける。
8巻まで発売されたのち、ポリドールに移籍し、続編となる「バブルガムクラッシュ!」が全3巻で発売された。
「機動警察パトレイバー」
OVAに転機を与えた作品。
上記の通り、これまでのOVAは9800円から1万円台は普通だったが、
何と、このパトレイバーは30分シリーズ全6巻で1巻のみ4800円、2巻以降は6800円で発売とアナウンスされ、業界が震撼した。
相場の半額で発売された本作は当然のように大ヒット。
またこれまでシリーズ物(上記のバブルガムクライシス等)は不定期(大体、年、1~2作程度)だったのに対し、隔月(予定)と定期的にリリースというのも業界を震撼させた。
大ヒットした本作は2巻目以降も据え置き4800円とした事でシリーズOVAの新たな形を形成した。
・・・・・・が、
一方で結果的には大ヒットとなったものの当初はどう転ぶか分からないという事もあり、予算がかなり抑えられていたようである。
時間と予算が有限だったこともあり、作風に大きな影響を与える事になった。
巨大ロボット警察モノでありながら、作画リソースのかかるロボットアクションを「抑える」必要があった。その為、いかにレイバーを「活躍させないか」が求められたw
結果的にキャラクターに個性的な魅力が生まれる事となり、キャラの掛け合いだけでも楽しめる良作となった。
劇場化、テレビアニメ化を経てその制約は無くなっても初期OVA版は人気も評価も高い。
「レイナ 剣狼伝説」シリーズ。
全3作で東芝EMIより発売された。
テレビアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」の続編でもあり、ロムの妹である人気キャラ、レイナを主人公とした異世界もの。
時空の壁を超えた事で「人間」となったレイナが「地球」に出現、ロムが使っていた「剣狼」を使い、戦う。というストーリー。
※仲間のマシンロボはテレビシリーズの「ぶっちぎりバトルハッカーズ」の方に行った模様。
Ⅱでロムや仲間と再会、Ⅲで自立するという展開となる。
余談だが、テレビシリーズのマシンロボはうちの方じゃ放送されていなかった・・・・
「冥王計画ゼオライマー」
平野俊弘監督により大胆にアレンジされOVA化された本作。
全4巻で構成され、八卦ロボ7体を相手にゼオライマーが戦う。
主人公自身が悪の科学者のクローンであり、自身の野望の為に「冥王計画」を企てるのだが・・・・一人の科学者の狂気によって運命をもてあそばれた者たちの哀しい物語。名作。
正確には見たのは90年代に入ってからになるが・・・・
庵野監督、岡田斗司夫原作によるSFアニメ。
巨大ロボあり、宇宙怪獣あり、スポ根あり、美少女あり、といろんな要素特盛状態w
最新(当時)の科学理論を満載してお送りするw
人類を「癌細胞」として駆逐するべく、宇宙怪獣が行動を開始、人類は生き残るべく、「バスターマシン計画」を発動する。
バスターマシンのパイロットとなるべく訓練に励むタカヤ・ノリコが主人公。
努力と根性でパイロットとなり、人類を救うのだッ!!
「エリアル」シリーズ。
前後編OVA2シリーズ全4作。
朝日ソノラマ文庫で人気の小説が原作。(原作は笹本祐一)
天才科学者の岸田は宇宙人の侵略に対抗すべく、亡き妻の容姿に酷似した美少女型巨大ロボ「エリアル」を開発、パイロットに自分の3人の孫娘を載せる。
侵略企業であるゲドー社側の事情もあり色々な思惑が交差しながら混迷を極めてゆく・・・・
また、何故か地球には宇宙最強の非常識な男「セイバー」まで滞在しており・・・・果たして、地球の平和は守られるのか?ゲドー社は倒産の危機を乗り越えることができるのか!?
敵も味方もみんな大変ね・・・・・(;´・ω・)
「強触装甲ガイバー」
パトレイバーと同じく全6巻4800円シリーズとして発売。
※後に続編が制作されるが・・・・未完。
高屋良樹により少年キャプテンで連載された漫画が原作。
過去に徳間アニメとして単発OVAが制作されたが、今回は原作準拠で単行本1巻部分を全6巻で発売。
パトレイバーの実績があるからか、今回はアクションもばっちりw
夕日を背にしたガイバーⅡとの戦闘等、名シーンを生んだ。
後年、テレビアニメとしてWOWWOWでまた最初から作り直したりしているが、そもそも原作が未完なので・・・・・(;´・ω・)
初期全6巻のこのシリーズだけで見れば区切りも良いし名作と言っても良い。
※原作自体元々1巻で構成してたのが人気出たので無制限で連載続けたら未完のまま中断だしな。
「ライディングビーン」
ガルフォース、バブルガムクライシスのキャラデザで人気を博した園田健一が満を持してやりたかった事をやった作品w
シカゴを舞台にオリジナルのマシン「バフ」を駆る「運び屋」、ロードバスターこと、ビーン・バンデッドとその相棒、凄腕の女ガンマン、ラリー・ビンセントのふたりの活躍を描く単発OVA。
後に設定を改変し、黒人のラリー・ビンセントを主役とした「ガンスミス・キャッツ」という漫画連載を月刊アフタヌーンでやった。(※ビーンも登場)
本作は音楽が本場のアメリカのミュージシャンによる楽曲で構成され、ノリノリな音楽と洋画テイストのドラマが展開する。
「超獣機神ダンクーガ 白熱の終章」
テレビシリーズの総監督、奥田誠二によるシリーズ完結編として制作された全4巻のOVA。
獣戦機隊の解散から数年後。
新たなる侵略者を前に旧メンバーに召集がかかるが・・・・
GOD BLESS DANCOUGA では違和感があったキャラ設定だが今回は「らしくなった」のだが・・・・設定は踏襲してるので整合性がですね・・・・(;´・ω・)
さらに、作画が主だったスタッフが誰も参加しておらず・・・・(;´・ω・)
ストーリーはともかく、作画が残念な事になった完結編。
余談だが後日譚の小説が発売されており、そっちを完結編とみなす事も出来るのだが・・・
映像作品としてはこれが最後。
「風魔の小次郎」シリーズ。
荒木伸吾、姫野美智による美麗なキャラデザのOVA。
夜叉編6巻、聖剣戦争編6巻、風魔反乱編1巻で原作を網羅。
特筆すべきはソニーがバンダイビジュアルに対抗して1巻3800円で毎月2巻発売というスケジュールでやってのけた事なのだが・・・・
全体的なクオリティは高いものの、聖剣戦争編終盤はスケジュールのツケが回ってきていると感じられる・・・・
「バオー来訪者」
荒木飛呂彦の名作をアニメ化。
単行本全2巻をうまく60分に凝縮したハイクオリティなアニメ。
「メガゾーン23Ⅲ」
まさかの3作目。
全作から100年以上未来の地球を舞台にした物語。
メガゾーン23を脱出した人々が地球に帰還して「エデン」と呼ばれる街で暮らし始めてから数世代。主人公のエイジ・タカナカはEX.ガーランドにより、「レベル7Gのオペレーター」として選ばれる。そして目覚める本物の「時祭イブ」。
エイジとイブは姿を消した7Gのオペレーター「矢作省吾」の行方を探す・・・・
本作も前2作とキャラデザが異なっており、時間経過もあり、作風も変わっている。
後日譚としての要素が強く、3作の中で「続編・後日譚」としての印象しかないのが残念。
総じてクオリティは高いのだが、ただのSFになってしまっている。
※メガゾーン独自の「虚構の世界」要素が皆無。
「ザ・ボーグマン ラストバトル」
ボーグマンの続編OVAでラストエピソード的立ち位置の作品。
※本作の後、時系列的には前の物語としてもう一本OVAが出ている。
本作はキャラデザの変更をはじめ、作画スタッフがオリジナルメンバーで無い為・・・・・「どうしてこうなった!?」案件である。(´・ω・`)
それはそれとして山寺宏一の歌うOPはカッコよいw
※画像は良いものが見つからねえ・・・・
・・・・・結構買ったな自分。
映像関連はこの位で、次は漫画本関連。
学研のコミックNORAで連載されたたがみよしひさの「なあばすぶれいくだうん」。
病弱でゲロ吐きまくってる頭脳派の「安藤一意」と脳みそまで筋肉の肉体派の「三輪省吾」。
探偵事務所で働くこのコンビを中心に様々な「人間模様」が描かれる。
本作の特徴は探偵漫画にありがちな「毎回殺人事件」が起きる訳でもなく、(殺人事件は起きるけどな?)調査や人探し、護衛、プライベートとバラエティに富んでおり、人間模様を楽しめる。(軽シン等で群像劇を描いたからこその真骨頂)
また、SFや未来を舞台にした作品以外、「共通の世界観」で描かれていることもあり、「軽井沢シンドローム」「我が名は狼」「依頼人から一言」「戦士-フェダーイン-」のキャラ達がゲストで登場する。
連載当時はコミックNORAの看板作品としてイラスト集やカレンダー等発売された。
後年発売されたイラスト集。
グレイや滅日、軽シンも掲載。
白泉社のヤングアニマルに連載された「ファイター」。
※「侠客」は90年代。
熱血漫画を目指して連載した「格闘漫画」。
「八骸(はっかい)」という古武術の存在を知った女王将唯(めのうしょうい)。
国会議員だった父が暗殺されたことをきっかけに「力」を手に入れようとしていた。
※金と権力はすでにあるw
力師丸統哉と出会い、「八骸」を学んでいき、実力を付けていく・・・・
幻の古武術とされた「八骸」、女王家とも縁が深く、鎧を着た武者を8人骸に変える事から「八骸」と呼ばれた。創始者は女王将唯(めのう・まさただ)といい、真田家に仕えていた家臣とされ、「殺し合い」を突き詰めると同時に「いかに敵を倒すか」を重視し、「手軽に威力を発揮する技」が多い。
残念ながら本作は将唯と統哉の対決前で終了となっている。
続いてジャンプ系だが・・・・この時期は特に目ぼしい新連載は無く、(電影少女とかあったくらい)
ドラゴンボールがサイヤ人襲来からフリーザ登場とスーパーサイヤ人化と盛り上がっていた頃であり、
ジョジョの奇妙な冒険は第二部「戦闘潮流」(連載時はジョセフ・ジョースター誇り高き血統)が展開され、第三部「スターダストクルセイダース」(連載時は空条承太郎未来への遺産)が始まるか始まらないかくらい。
サンデー系は・・・・
OVAと連動するようにパトレイバーが連載開始。
同じ小学館としてはYAWARA!がアニメ化前だが連載されていて、浅香唯主演で実写映画化された・・・・って、観に行ったわそういや。阿部寛が出てるとかで彼女にせがまれた。
講談社系といえば、
藤島康介の「逮捕しちゃうぞ」と
「ああ、女神さまっ」。
やりたい放題系の「逮捕しちゃうぞ」とドラえもん系(笑)の「ああ、女神さまっ」。
※のび太と違って調子に乗らない努力する主人公なので好感が持てるw
この手の作品は今の「異世界転生系」と同様に似たような作品が続々と・・・・(;´・ω・)
・・・・・なるほど。
自分が異世界に行くんじゃなくて、異世界から便利な能力持った女性が来るのか。
個人的には「「ああ、女神さまっ」は好きだったんだが最終回の物足りなさが半端ない。
やはり「日常」を見せて終わらないと・・・・・他のキャラが終盤全く出てないのが残念。
秋田書店・・・というか、チャンピオンは「虹を呼ぶ男」に続き、「おはようKジロー」が連載開始。
野球部の立ち上げからはじまる本作。
各部のエースをスカウトし、野球部を再建するというある種の「サクセスストーリー」的な物語が面白い。
Kジローの出自には秘密が隠されていたのだが最後まで明かされず仕舞い。(´・ω・`)
スポーツ万能のKジローの活躍はドカベンドリームトーナメント篇でも拝める。
島本和彦の代表作「逆境ナイン」が始まったのもこの時期。
細かい言葉なぞいらんっ!男なら読め!!
ちなみに・・・4巻にある幻の24話とは連載時に発売されたコミックに何故か収録されなかったエピソードである。「全力学園VS甲子園」。
余談だが当初、本作は「男の道三部作」とされ、残りの2作は「無謀キャプテン」ともう一作とされていたが・・・・明言はされていないが同じ全力学園が舞台となっている「突撃!レッドカード」がそうではないか?とされている。
玉山鉄二主演で実写映画化もされた。
福田雄一と島本和彦を結び付けた作品としても有名w
さて、その他方面ですが・・・・
・・・・・・ゲームはまだこの時期「無関心」。
我が家にPCがくるまでまだあと数年。
ホビー関連といえば・・・・
獣神ライガー放送時におもちゃ買いまくったのと、
聖闘士聖衣大系を集めたくらいかな?
※これもライガーの玩具と同じ場所にあるはず。
キャンペーンでオーディンローブ当たった。
暗黒聖衣と青銅聖闘士の黄金バージョン以外は全種持ってるはず。
※ポセイドン編まで。
さて、次回は・・・・
90年代前半アニメ編をお送りする予定ですが、来週は出かける予定があるのでもしかしたら遅れるかもしれません。(15日休みだからいける・・・・か?)
予定は未定という事で・・・・って、今日も7時間くらいかかってるよw