今回は永井豪の盟友である石川賢の漫画のコレクションとなります。
※自分が所持している分だけなので・・・・
没後に発売された文字通りの全記録。
石川賢の軌跡、そしてどんな作品を手掛けてきたか知る上で重宝する唯一無二の本。
まずは定番というか何度もしつこいくらい紹介してきた・・・・
「ゲッターロボ」「ゲッターロボG」
週刊少年サンデー、小学館の学年誌の一部、冒険王、スパロボアンソロジー等の書下ろし作品に加筆再構成を施した完全版。
「ゲッターロボ號」
月刊少年キャプテンに連載された。一部回想シーンが真ゲッターロボとの整合性を取るべく差し替えられている。
「真ゲッターロボ」
スパロボアンソロジー他様々な媒体(中にはポストカードブックなんてものも・・・)で発表された読み切りシリーズを纏めた。
「ゲッターロボアーク」
スーパーロボットマガジンに連載された最終作。
掲載誌休刊に伴い未完となる・・・・
単行本3巻には書下ろしによるラストシーンが追加されている。
余談だが後年アニメ化された際に終盤に新たな解釈を加え新展開を見せる。
学年誌に掲載された「ゲッターロボ」「ゲッターロボG」(桜多吾作版)を収録。
決戦!ゲッターロボGには石川賢による「グレートマジンガー対ゲッターロボG空中大激突!」を収録。
石川賢による小学館の学年誌版を完全収録。
ダイキャスト製フィギュアの特典として書き下ろした読み切り連作を単行本化。
ゲッターやマジンガーが操縦する超巨大ロボダイナミックサーガが登場する唯一無二の作品。
UFOロボグレンダイザー(大都社版)には石川賢による「UFOロボグレンダイザー対ダブルマジンガー」、「UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー」を収録。
少年エースネクストに連載。
ゲッターを超えるロボット漫画を目指していたが・・・・
ゲッターを超えるべくゲッターアークと戦う事になるとは・・・・(;´・ω・)
主役ロボ「ヤマトセイクン」はグロイザーXのような飛行形態に変形する。
個人的な見解だが、バグがゲッターを倒した世界線なのかもしれない・・・・・?
デビルマンのアンソロジー集。
1巻に石川賢も寄稿している。(アーマゲドンでデビルマンが載ってる巨大デビルマンの物語)
冒険王に連載された石川賢による「キューティーハニー」を収録。
テレビマガジンに連載。
前半を石川賢、後半を桜多吾作が担当した。タカラから鋼鉄ジーグと同規格の磁石ジョイントによる玩具がシリーズ展開され、日本コロムビアから主題歌レコードが発売された。
小学一年生に連載された石川賢による「ウルトラマンタロウ」。
独自の設定でウルトラマンたちが人類を進化させたとされる。
・・・・・・一年生が読むにはハードル高く無いか?(´・ω・`)
ダイナミックプロによる特撮ヒーロー番組。
両作とも石川賢が漫画を担当した。
石川賢の代表作のひとつ。
週刊少年アクションに連載。
様々な生物を取り込み「魔獣」となった男の物語。
掲載誌休刊に伴い未完だったが・・・・
チャンピオンREDに連載された続編。
魔獣の誕生は「真の敵」に立ち向かう「進化」のひとつだったことが明らかになり・・・・
ゲッター、魔獣と並ぶ石川賢の代表作にしてライフワーク。
解釈にもよるがゲッターや魔獣戦線は「もう一つの可能性」(つまりパラレル世界)と考えるとしっくりくる。
「虚無戦史MIROKU」「邪鬼王爆裂」「スカルキラー邪鬼王」「新羅生門」「ドグラ戦記」「5000年光年の虎」等を再構成し大量の書下ろしを加えた完全版。
※この文庫版が最終完全版。
全身武器のサイボーグとなったヤクザの物語。
実写映像作品化された。
宇宙を舞台にしたヤクザ漫画「ヤクザウォーズ」。
虚無戦記に取り込まれた「新羅生門」のオリジナル版を含む短編集。
幕末を舞台にスチームパンク要素を盛り込んだ通快作。
山田風太郎原作小説を石川賢イズム全開で大胆に漫画化。
虚無戦記等の原点とも言える作風。
桃太郎を大胆な新解釈でダイナミックに表現w
里見八犬伝をベースに大胆にアレンジw(お約束)
夢枕バク原作の小説のコミカライズ。
小学館の学年誌に連載・・・・・(大丈夫か小学館?)
SNKの人気格闘ゲーム「餓狼伝説」のオリジナルストーリー。
架空歴史物が定着しつつあった時期の作品群。
魔界転生でもお馴染みの柳生十兵衛を主役とした山田風太郎原作の小説のコミカライズだが、大胆にアレンジされている・・・・(;´・ω・)
宮本武蔵を・・・・・もう、なんというか自由過ぎるw(解釈が)
ビックコミックスピリッツ連載。
珍しく女性主人公作品。三蔵法師の魂を受け継ぐ少女・楓と禍(孫悟空)の冒険。
ゴルフ漫画も石川賢にかかれば・・・・・(;´・ω・)
石川賢の最終作。
この作品の連載中に亡くなった為未完。
こう・・・何というか「善悪を超越した」独自の世界観と倫理観とダイナミズムが癖になる個性派作家でしたね。
他にもサムライスピリッツのコミカライズとかあるのですが撮り忘れたようです。(´・ω・`)
多分他にも何冊か・・・
関連書籍をいくつか紹介しますと・・・・
双葉社から発売されたゲッターロボの研究書。
OVA真チェンジ!!ゲッターロボ世界最後の日のムック本。
石川賢によるOVA版設定の書下ろし漫画「クレーターバトル」を収録。
珍しい作画ではなく、原作担当作品。
「破邪大星ダンガイオー」の原案となった幻の作品。
ムービックから発売された石川賢画集全三巻。
とりあえず、一部抜けはありましたが大体のコレクションはこんな感じですね。
主だった作品は紹介できたと思います。
原作物でも自分の作風にしてしまえる大胆さは爽快感すらあり、やはり唯一無二の個性だと感じる今日この頃。
次回は・・・・車田正美作品コレクションをお送りしましょう!