さて、困った事にこの記事を書くにあたり、色々と事実確認をしていたら・・・・

書くべきことが多くてw予定を大幅に変更してお送りします。

 

 

まず整理しますと・・・・これまで年齢を誤魔化す(え?)為に曖昧にしてましたが(今更?)、

今回お送りする中学時代というのは1982年4月~1985年3月までを指します。

前回の記事でその辺を曖昧なまま書いちゃったので多少の記憶の齟齬というか、時系列がおかしくなってる部分がありますが・・・まあ、「大体の」という事でひとつ。(ひでぇw)

 

さて、先ほども触れましたが、この中学時代というのは前回までよりも記憶がはっきりしており、尚且つ、自分の趣味嗜好が固まってきたり、行動範囲の拡大や、自由になるお金も増えたりと所謂、オタク化(といってもこの時代はまだそう呼ばれてないが)が進行していった時代した。

 

語りたいこと、紹介したい作品も多く、絶対に外せない作品もあるので今回は映像作品に絞って語りたいと思います。(まあ、殆どアニメだが)

前回で予告した「ミライザーバン」をはじめとするコミックについては次回を予定してます。

※現物確認作業(所蔵品の整理・撮影に時間がかかってますw)

 

簡単にどんな中学時代を送っていたかについては個人情報なので「行動」に影響がある事柄について軽く触れますと・・・・

部活は運動部に所属していて普通に朝練、放課後も部活で夕方6:00(18:00)くらいに帰宅。

交友関係もこの世代はガンプラブーム直撃世代(というかブーム真っただ中)なのと、幼少期からの付き合いもあり、趣味嗜好についてケチを付ける者などおらず、我ながら快活な生活を送っていたと思います。

※友人たちとキャンプを企画・実行する位には活動的だった。(10人くらい参加した)

 

まずは記憶違いによる前回紹介しそびれた作品のフォローから。

 

 

劇場版「宇宙戦士バルディオス」

 

小学校6年の夏に公開。※記憶違いで中学に入ってからだと思ってたw

テレビシリーズは夏休みに一挙放送(毎日2話ずつで真昼間に放送)されたが、劇場公開効果で行われたものだった筈。

打ち切りで未完だったテレビ版を再構成し、劇場公開された。

※ヤマト、ガンダムと再編集総集編映画がヒットした時代だったので・・・

ツッコミどころはあるがタイムパラドックスを扱ったBADな結末は当時衝撃的だった。

 

さて、ここからは中学時代である。

※すでに放送中の物も含む上に、放送開始時期が前後するものもあるがw

まずはテレビ番組からです。

ここで紹介する作品は実際に見た物で印象に残っているものです。(要は毎週見てたという事)見てないものは軽く触れる程度で・・・

前回も書きましたが、この頃は民放が3局しかなく、フジ系列、TBS系列、日テレ系列の3局で、朝日系の番組は日テレ系列の局で放送してましたが、テレ東系はほぼ壊滅でした。

 

 

「伝説巨人イデオン」

 

リアルタイム放送はされず、劇場版「接触編」「発動編」の公開時に再放送枠で連日放送された。ガンダムの富野監督という事で話題になっていたが・・・・

 

 

「戦闘メカザブングル」

 

正確には中学になった頃にはもう放送中だった。

ガンダム、イデオンと続いた富野監督によるテレビシリーズで、リアル(?)な作風のガンダム、硬派なSFながら絶望的なイデオンに対し、どこまでも逞しく図太く生き抜くキャラクター達が魅力なロボットアニメ。

当時はブサイクな主人公、主役メカが2機存在&途中から交代等、ロボットアニメの「常識」をぶち壊す事でも話題になった。

この番組以降、サンライズのロボットアニメが続いていく事となる。

また、バンダイから発売されたプラモデルはガンプラとの差別化を図り、徹底的にリアル志向で1/100のキットは完成度が高い(が、敷居も高いw)。

 

 

「魔境伝説アクロバンチ」

 

何故か放送されていたw

残念ながら初期の数話見たのみである。このアニメを制作した国際映画社はこの時期、J9シリーズで一躍有名になり、数々のロボットアニメを制作するが・・・・

80年代において同人活動を賑やかしていた作品群で有名。

ちなみに国際映画社のロボットアニメはモチーフが存在しており、

アクロバンチは当時ヒットした「インディージョーンズ」から秘宝探しを。

J9シリーズも「必殺仕事人」「新選組」「80日間世界一周の旅」を、スラングルは「スパイ大作戦」をモチーフとしている。

実は伝説の(投げやり)最終回は未見。※部活で見れなかったの。(´・ω・`)

 

 

「宇宙刑事ギャバン」「宇宙刑事シャリバン」「宇宙刑事シャイダー」

 

東映特撮ヒーロー史においてもパイオニアとして語り継がれる名作品群。

80年代の新しいヒーロー像として模索制作され、合成による派手な演出、当時人気だったジャパンアクションクラブによるアクションと中学生という年齢的には特撮ヒーロー番組から遠ざかる時期だったにも拘らず、個人的にだけではなく、学校でも大人気となり、遠足の歌集(生徒による制作・選曲)にまで主題歌が載ったほどw(バスの中でみんなで熱唱したw)

ギャバンの終盤にシャリバンの伏線を張り、最終回でデビュー、シャリバンにギャバンがセミレギュラー出演(蒸着は最終回のみだが)等、シリーズ感が好きだったが・・・・シャイダーは・・・まあ、どんまい。(※この頃はアニーの魅力は刺さらなかったようだ。←歳を取ってからw)

 

 

「スペースコブラ」

 

週刊少年ジャンプで好評連載中だったSF漫画「COBRA」のテレビアニメ版。

テレビ版以前に劇場版「SPACE ADVENTURE COBRA」が公開されたが当時は観に行かなかった。東京ムービー新社(現TMS)はこの当時は頭一つ飛び抜けてクオリティの高いアニメを安定供給していたイメージがある。

「あしたのジョー2」と並んで「大事なシーンは3回繰り返す」出崎演出に痺れたものだったw

・・・・あんなに露出の高いぴちぴちなコスチュームが夜7:00台に当たり前に見れた時代。

 

 

「銀河漂流バイファム」

 

富野監督原案(※同時期にザブングル、ダンバインやってたので企画に参加したのみ)でロボットアニメ版「十五少年漂流記」(13人だが)として制作。

金曜夜のゴールデンタイムに放送され話題になったが途中から時間帯が夕方放送に移動。

生き別れの家族を求め13人の少年少女が宇宙を旅する冒険譚。

この時期のサンライズ制作のロボットアニメはガンプラブームの後継者を目指しバンダイからプラモデルが続々と発売された。(ガンプラはMSV時期)

 

そして・・・・

 

 

「超時空要塞マクロス」

 

人にもよるが「ヤマト」「ガンダム」に続いて第3のアニメブームと言われたのがこの「マクロス」の登場から。

※自分たちの世代は特にヤマト→ガンダム→ヤマト→空白期→EVAという認識。

リアルなデザインと詳細な設定を最初から盛り込み(※ガンダムの設定は放送後に後付けで出来た物が殆ど)、

タカトクトイスから発売された実際に変形するDX可変バルキリーや今井科学や有井製作所から発売されたプラモデルはガンプラ並みにヒットし、一大ブームになった。

ガンダムやヤマトと違う事は再放送や劇場公開によるブームの到来ではなく、テレビ放送期間中にそれらが起きたという事。

当初、半年間の放送予定が1クール延長されたのも今となっては伝説w

※愛の戦士レインボーマンと併せて1時間枠だったがレインボーマンの制作遅延により初回放送が1時間SPとなり制作スケジュールが早々に崩壊したのも有名w(よく延長で来たなあw)

 

余談だが、当時のアニメは現代で言う「作画崩壊」が日常茶飯事でアニメ好きからは作画監督毎の個性として捉えられ、その放送の作画監督が誰なのかを推理しながら見るという強者が「通」として称えられたw そして美麗な作画の回は「当たり回」として人気が高く、重要な回に「当たり回」を当てられる番組作りが望まれていた時代である。

90年代に猛威を振るうガイナックスのメンバーがアニメ制作に関わり始めた作品でもある。

 

ヤマト以降アニメの音楽は評価され、レコードやカセットテープが発売されてきたが、マクロスのヒロインであるミンメイがアイドルという設定からサントラのみならず様々な企画アルバムが出るようになったのもこの頃から。

 

そしてこの作品のもう一つ重要な事は・・・・

「オタク」という言葉の語源となった事である。

主人公の一条輝が二人称として「お宅」とミンメイや美沙を呼んでいた事から、当時のマクロスファンたちが影響を受け、二人称として「お宅」という言い方をしていた事から、「お宅」呼びを使う(若者)=アニメファンという認識が生まれた。

また、この後の時代で宅八郎なる「オタク芸人」が出現した事により誤解され広まり一般に浸透した。※オタク=引きこもり=社交性が無いというのもこの間違った広がり方をした弊害。

 

まあ、そういった意味でも第3のブームだったといっても過言ではないと思うw

 

 

「亜空大作戦スラングル」

 

アクロバンチのところでも触れたが「スパイ大作戦」をモチーフにしたロボットアニメ。

様々なミッションをこなす「プロのチーム」というのが他のロボットアニメと一線を画した魅力だった。

J9シリーズが放送されなかったのに何故か放送された本作・・・・何を基準に決めてるんだろう?(´・ω・`)

国際映画社はOPアニメが神がかってるのに本編が作画崩壊がデフォルトという認識がですね・・・・いや、それでも面白いというかキャラの魅力がですね・・・・

運動部の部活動で見れたり見れなかったりしたのが残念・・・・(´・ω・`)

 

 

「光速電神アルベガス」

 

この作品以前にもダルタニアス、ゴッドシグマ、ゴライオン、ダイラガーと放送され、見たり見なかったりしてたが、個人的にはノリノリな主題歌と併せて特にお気に入りだったのがこのアルベガスだった。

ロボットを作る学園とか未来すげえ!という時代。(夢も希望もあった時代)

超合金めちゃくちゃ欲しかったが中学生だったので・・・・(;´・ω・)

この頃の小遣いは漫画本とプラモデルに全振りしてたw

 

 

「聖戦士ダンバイン」

 

当時、製作スタッフに「富野監督、この番組10年早いっすよ・・・・」と言われたとかなんとかw

10年後にドラクエブームが来たのは有名な話。

しかしながら、この番組は「異世界転生(転移)物」でもある点はシャレにならないw

当時はファンタジーロボットアニメという認識だったが、昨今の異世界転生(転移)物を見てもピンとこないのはすでに通り過ぎていたからだと改めて納得するw

大地と海の狭間に存在するとされる「魂の故郷=バイストンウェル」に召喚された日本人の少年、ショウ・ザマ。「地上人」である彼はオーラ力が強く、「聖戦士」としてオーラバトラーを駆り戦いの渦中へと・・・・

今の若者にはぜひ見てもらいたい作品でもある。すでに40年も前にやってたんだぜ・・・・

後半の展開と衝撃の最終回はイデオンと並びトラウマ級の名作である。

そして何よりもガンダム→イデオン→ザブングル→ダンバインとここまで振り幅のあるロボット物を連発する富野監督はこの時代目を離せない人物として注目されていた。

 

 

「ルパン三世PARTⅢ」

 

数年の時を経て復活・・・・したが、ぶっちゃけ当時、日テレ系列局で鬼のように前作と1作目が再放送してたのでw

※ゴレンジャー、バトルフィーバー、ゴッドマーズ、ルパン(1作目、新)を月~金で毎日放送をローテーションしてた。(途中からデンジマンも加わったw)高校の頃まで。

放送前は原作の絵柄に近いルパンと期待したが割とコロコロと絵柄が変わり、独特なパステル調の色彩が評価が分かれるが、共通認識として不二子がオバさんっぽい。(ケバい)

しかし、主題歌やED等、前作のイメージを払拭しようとしてるのは好感が持てる。

実際、89年から始まるTVSP以降、2作目のOPのバリエーション使われ続けてるしな・・・・

ケーブルテレビやBSができるまでは再放送の機会すら無かった不遇作でもある。

ちなみに最終回はうちの方は無事放送された。

※地方によっては最終回放送されてない不遇作。

 

 

「特装機兵ドルバック」

 

バルディオス(リアルタイム)、ゴーショーグンは放送されてなかったが、ミンキーモモは日曜真昼間に放送され、その流れで放送されたのがこのドルバック。

当時、ガンプラブームもひと段落し、ガンプラに続けと各社ロボットアニメのプラモシリーズを念頭に企画していた時代。

今井、有井のマクロスがヒットする中、対抗馬としてグンゼ産業からプラモデル展開が行われパワードスーツ等、近未来ミリタリー色を前面に押し出し人気を博した。

この頃のプラモは単色、あるいは2色くらいが当たり前で当然、接着剤は必要であり、ちゃんとグンゼ産業の模型カラーを買って塗っていた。

※逆襲のシャア以降からスナップフィット、多色成型が当たり前になった。

 

 

「太陽の牙ダグラム」

 

TVの本放送はもっと前だったと思うが放送局が少なかった為、再放送枠で遅れての放送だった。

バンダイのガンプラ、今井、有井のマクロス、グンゼのドルバックに対し、タカラから出ていたのがこのダグラムのプラモデルだった。第1話冒頭でいきなり朽ちたダグラムが登場するインパクトは絶大だった・・・・・。

テレビ本編は「政治ドラマ」とも言われ、デロイア星の地球からの独立運動を描き、主人公たちはゲリラとしてダグラムを駆り戦場を駆け巡る・・・のだが、ガンダム以上に情勢の流れや政治的思惑、陰謀等がクローズアップされ戦闘シーンよりもそっちの方が多いんじゃね?となった異色作。しかし、それが癖になる変な魅力がある。

渋いおっさんだらけのアニメ。※主人公は少年です。

 

 

「みゆき」

 

あだち充原作漫画(ビックコミック連載)のアニメ化作品。

血のつながらない妹のみゆきとクラスメイトで想い人の鹿島みゆきとの間で揺れる主人公若松真人のラブコメ。

まあ・・・連載中なのでキリの良い所で終わってますが。(´・ω・`)

自分は断然若松みゆき派。

余談だが後にブームとなるタッチよりみゆきの方が好きである。

この番組で女の子キャラにも興味を持ち始めたというか、それまでスルーしてたラブコメとか読んだり見たりするようになった。

中学生だしな!

 

 

「超時空世紀オーガス」

 

マクロスに続く「超時空シリーズ」第2弾。

時空振動弾による時空混乱によりいくつかの並行世界が結合してしまった未来の地球を舞台にその混乱をもたらしたがゆえに「特異点」として各勢力に狙われる主人公、桂木桂はオーガスを駆り戦うというもの。

アニメ制作会社が東京ムービー新社に代わり安定した作画で放送されたが、マクロスと違い、異世界の要素等、ミリタリー色が薄まり、プラモデルの売り上げ的にはマクロスの後継とは成り得なかったが、並行世界やタイムパラドックス等、マルチバース要素があろSFとしては面白い1作。

 

 

「キャッツ・アイ」

 

こちらも週刊少年ジャンプらからのアニメ化。

東京ムービー新社制作という事もあり、当時としては最高峰の美麗で安定の作画。

北条司の絵柄をアニメとしてブッシュアップし、杏里の主題歌と共に一大ブームとなった。

アニメ化以前より原作を読んでおり、ルパン三世を制作した東京ムービー新社という事で時代が変わったと感じたものだが・・・・・

まさか40年近く経って「ルパン三世VSキャッツアイ」が見れるとは・・・・長生きする物である。(マテ

ちなみに・・・・この三姉妹で特に好きなキャラ(女の子として)はいない。

しかし、瞳と敏の行く末は気になったものである。

 

 

「超攻速ガルビオン」

 

国際映画社による最後のロボットアニメ・・・であるがそれ以上に漫画家「たがみよしひさ」を意識させられた意味でも自分にとっては重要な作品。

※たがみよしひさについては高校時代の漫画編で。

異星人との邂逅、そしてその性質を危険視された地球人類はシグマバリアにより、地球に封じ込まれてしまい、航空技術が低空でしか使えない為、「車社会」が発達した時代。

凄腕のドライバーのムウ、コンピューター操作の天才のマヤは重犯罪者として収監されていたが減刑を条件に秘密組織「サーカス」にスカウトされ、ガルビオンを駆り、世界経済の掌握を目論む秘密結社「シャドウ」との戦いに身を投じていく。

放送途中でのスポンサーの倒産により、打ち切りされ、最終回ががが・・・・・

よりによってムウがアマゾネスにとっつかまりひん剥かれるというエピソードw

※大事な部分は絶妙なアングルで隠れてるw

そしてラストシーンで今後の展開を止め絵とナレーションで語るという・・・・

それが面白そうなのが余計にタチが悪いw

 

 

 

たがみよしひさによるレコードのジャケットが最高にカッコよく小遣いはたいて買った思い出w

まあ、本編は安定の国際映画社クオリティw

 

 

「重戦機エルガイム」

 

永野護の名を世に知らしめた事でも有意義な名作。

富野監督的には重厚なSF作品を目指したかったがどうも思惑が嚙み合わなかったようで・・・・

後に90年代に活躍するアニメ関係者が参加しており、富野監督的には若手を育てるために活用していたようだ。

また、これ以降はガンダム漬けになる富野監督にとっては80年代最後のロボットアニメ。

個人的にはFSSよりも洗練されたデザインだと思っている。(個人的にはね)

無欲な青年の立身出世の物語かと思いきや、王族の遺児だったりと立場や周りの都合に振り回されるダバ君に同情を禁じ得ないがw

唯一の不満はアマンダラが黒幕だった事かなあ・・・・ポセイダルが神秘感あるデザインと演出(初期)だったのでフル・フラットが黒幕の方がしっくりくる。(個人的見解)

アマンダラだと世俗過ぎてかえって小物感がですね・・・・(とてもペンタゴナ統一志すように見えない?)

そういう意味でも永野氏がFSSの雛型として書いた年表やらイラストストーリーが面白かったw

※別冊アニメック重戦機エルガイム、別冊テレビジョンL・GAIMⅡ

 

FSSに足りないものはギャブレーだ!(暴言)

 

 

「超時空騎団サザンクロス」

 

超時空シリーズ第3弾。

キャラクターデザインが美樹本晴彦氏から湖川友兼氏になり、スタジオぬえが企画に参加しておらず、名ばかりのシリーズ第3弾。

アニメ制作もマクロスのタツノコ主体となり、安定の作画崩壊ともう・・・・良い所を必死で探す番組だった記憶しかない。(いや、キャラは好きよ?)

別の作品としてならそれなりの評価なんだが‥‥終わり方ひでぇかw

超時空シリーズというのがハードル上げまくった印象しかない。

 

 

「星銃士ビスマルク」

 

当時、うる星やつらやめぞん一刻等、ラブコメばっか製作してるスタジオぴえろ初のロボットアニメとして注目された。

テンガロンハット被ってガワ変形をマントと言い張るその姿勢は潔ささえあるw

この番組は平日夕方(確か火曜夕方5:00くらい?)だったと思うが、高校受験を前に部活を引退していたのでかろうじて見れたと記憶しているが・・・・?

ただ・・・・見てたはずなんだが最終回とか全く覚えていない。(´・ω・`)

 

 

 

最後に。

 

 

「ゲッターロボ」

 

当然、フジ系列なので幼少期にリアルタイムで視聴してましたが・・・・

中学時代の思い出としては高校受験で部活を引退し、みんな暇になった事もあり(勉強しろよ、おまいた・・・・)夕方の再放送アニメがクラスの間でバカ受けw

その中でも特にみんなでハマって話題になっていたのが「ゲッターロボ」と「バーバパパ」。

リアルタイム時よりも印象に残っている。

そして・・・・これがきっかけで高校に入ってから原作版「ゲッターロボ」(石川賢作)を読むことになるのだがその話は高校時代・漫画編にて。

 

以上がテレビにおける変遷です。

 

そしてこの時期に観た映画は以下の通り。

 

 

劇場版「六神合体ゴッドマーズ」

 

ゴッドマーズ第一部「ギシン星編」の劇場版。

この時期にありがちな総集編映画ではあるが、過不足なくアレンジされ良い一本に仕上がっている。

 

 

「宇宙戦艦ヤマト完結編」

 

ヤマトから始まったアニメブームという事でこの作品でひと段落。

当初一年間放送予定だったヤマトⅢが不振に終わり、シリーズの締めくくりとして制作されるも、年代設定などふわふわな理由で矛盾を生み当時も賛否の判れる一本となった。

さらにストーリーのプロットが長すぎて序盤1/3カットとかw(それは正解だったと思う)

ツッコミはそのくらいにしてシリーズ最終作という事もありクオリティは一番高い。

自分たちにとってはヤマトは特別な思い入れもあるという事もあり、当時、友達数人と一緒に観に行った。※基本、一人で観る人(今も)。

 

余談だが、この頃より、映像ソフトが一般に向けて販売が始まった。

当時は劇場公開中に発売され、価格もこのヤマト完結編は2万超えだったと記憶している。

まだレンタルビデオ店等無い時代で、映画館へ観に行くか、その十倍以上の値段を払ってビデオを買うかの二択だった。

※まだビデオデッキすら持ってなかったのでドラマ編のカセットテープを聞き倒していた遠い思い出w

 

我が家にビデオデッキがくるのは中学二年の初春。

ロス五輪を録画するためだった。

・・・・もう一週間早ければエルガイム録画できたのにな・・・・

 

 

「幻魔大戦」

 

この年は他に「クラッシャージョウ」も公開され、中学生の小遣いでは全部見る事など出来ずにヤマト完結編と幻魔大戦で我慢した思い出がw

角川が映像部門や雑誌等に精力的に進出していた時期の作品で銀河鉄道999の劇場版のりんたろう監督、漫画家の大友克洋のキャラクターデザインによる角川アニメ映画の第一作目。

当時、莫大な宣伝が行われ社会現象になった。※現在で言う「君の名は」クラスのヒット。

この後も角川は良質のアニメ映画を公開していくのだが・・・・・あまり見てないな。

999で実績のあるりんたろう監督だけあって、濃密な一本。

ただ、原作をかなり改変した為、原作者は「見なかった」事にしている。

※大元の原作は少年マガジンに連載された石森彰太郎と共作した漫画であり、石森色のない本作を不服としている。(製作として石森彰太郎はクレジットされているが原作の平井和正の名はクレジットされていない)

今更だが、クラッシャージョウ見とけばよかったかな‥‥(後年、テレビで見た)

 

 

「ザブングルグラフィティ/ドキュメント太陽の牙ダグラム/チョロQ ダグラム」

 

総集編映画に味を占めたサンライズが3本立てで公開。

富野監督曰く「90分でストーリーは纏まらないので名場面集で行く」からの・・・・

観た人「・・・・・ストーリーになってるw」

ダグラムはドキュメント番組風にデロイア独立運動をまとめ上げるという・・・・

チョロQダグラムはSDガンダムを先取りした短編。チョロQらしくレースものだった。

ザブングルグラフィティのED改変が気持ちの良い一本w

 

 

「風の谷のナウシカ」

 

この頃は金曜ロードショー等での「カリオストロの城」の高視聴率による再評価、「未来少年コナン」のマニアの評価などにより宮崎駿が再評価された事と、当時アニメ雑誌として最大手だったアニメージュ主導によるアニメ化という事でアニメ好きの間で話題になり観に行った。

余談だが、ジブリのアニメは他にはラピュタと君たちはどう生きるかしか観に行っていない。

 

 

「SF新世紀レンズマン」

 

アメリカの人気SF小説シリーズのアニメ化作品。テレビシリーズ化もされ、一大プロジェクトとして企画されたが・・・・・日本ではあまり浸透しなかったようだ。

また、米国で公開された初の日本のアニメ映画だったが日本語音声に字幕スーパーでの公開に字幕を読むという文化に馴染みのないアメリカ人には不評でヒットしなかった。

CGを映像に盛り込むことが売りのひとつとして話題になったが・・・・(´・ω・`)

どんまい・・・・

 

 

「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」

 

超時空要塞マクロスを総集編ではなく、完全新規映像で劇場映画化した。

これまでの人生に観た映画で3本の指に入る名作中の名作。(断言)

当時の鍛えられたアニメファンには文句の付け所のない名作ではあるが・・・・

昨今のいちいち説明しないとダメな風潮ではどうだろうか?

TVシリーズでいうと27話までのストーリーが元になっているが序盤をバッサリ切って10話くらいのところからのスタートでこれまでに何があったかはセリフの中でさりげなく情報を盛り込むなど、脚本も秀逸。

メカデザイン、キャラデザインも劇場用に一新し、大画面に合わせた情報密度の高いデザインとなっている。

 

何よりもすごいのはCGとかではなく、手書きのセルアニメでこの高密度な映像をやってのけた事にある。

TVシリーズの「アレ」なミンメイが見直されたのもポイントw

 

余談だが、この年、就職した姉が初めてもらったボーナスで買ってくれたのが、この「愛・おぼえていますか」のVHSビデオテープだった。(公開中に発売)

我が家初の映像ソフトがこの映画だったのである。(当時の価格で14800円だったと思う)

何度も何度も見返しましたよ・・・・ええ。

恐らく生涯で一番回数観た映画だと思う。

 

 

そして・・・・

 

高校受験が終わり、中学を卒業した春休み。

 

新しい時代がまた始まる。

 

 

「メガゾーン23」

 

オリジナルビデオアニメーションの登場である!

 

以降は高校時代・アニメ編へと続く!

 

 

 

次回は中学・漫画編。

 

あの漫画家の作品との出会い。