前回、3回でお送りすると言いましたが、足りるか解らないので①としましたw

 

予定では、今回は小学校高学年(4年~6年)

次回が中学校時代、その次が高校時代とする予定ですがどうなるやら・・・(;´・ω・)

 

 

さて、まずは前回の補足から。(え?Σ(゚Д゚))

 

 

原点となるマジンガーですくすくと育ち、ヤマトで第一次アニメブームを目の当たりにした幼少期。

70年代末期。

この時期は所謂、リバイバルブームが起き、60年代、70年代初期の名作が次々と、続編、或いはリメイク作が制作された時期でもありました。

 

 

 

仮面ライダー(新)、ザ・ウルトラマン、鉄人28号(新)、鉄腕アトム、新巨人の星、新エースをねらえ!、タイガーマスクⅡ世・・・・(記憶に頼った記載である為前後してるかも?)

そんな中で79年にテレビ放送が始まったのが「機動戦士ガンダム」なのですが・・・

田舎故に民放がフジ系列とTBS系列の2局しかなかったので当然放送なぞされていませんでした。

まあ、ガンダムがムーブメントになるのは再放送からなのですが・・・・

 

この頃、小遣い制ではなく、月に一個欲しいものを買ってもらえるという制度でした。

※親戚とかから小遣いはもらっていた事もあるので文無しという訳でもない。

おもちゃ類は主にクリスマスの「サンタさん」から届く物でしたが、その中で覚えてるのは・・・

 

 

グロイザーX(空爆モード)の合金トイと、

 

 

宇宙戦艦ヤマト2放送当時に発売された野村トーイのダイキャスト宇宙戦艦ヤマトです。

※小さい方。

 

まあ、他は記憶の彼方でポピニカのブレーンコンドル持ってたのは覚えてるのですが、月一ルールで買ってもらったのか、サンタさんだったのかは覚えていません。

 

ヤマトはものすごく嬉しかったのですが、グロイザーは「何故、ロボの方じゃないんだ・・・」と嬉しさ半分だったのをよく覚えていますw

 

そして、年に一度のお祭り(村のじゃなく、市全体のお祭り)等ではいつもより良いものを買ってもらえたはずですが・・・・

 

 

なっと、レコードを買ってもらっていたのです。

今の様に映像ソフトや配信等無い時代、好きなアニメを手に入れる手段として、映像は無理でも音楽や音声で手に入れるというものしかなかった時代です。

※この時代、まだCDすらない。

ヤマトのヒット以降、「アニメの音楽は商売になる。」と気付いたレコード会社各社は次々とレコード、カセットテープを発売し始めた時期です。

※それまでは朝日ソノラマから発売されていた「ソノシート」やせいぜいが主題歌のレコードくらいしかなかった。

音声のみだが「ドラマ篇」としてアニメ本編を収録したものも発売され、映画やテレビの名シーンを(音声のみだが)追体験したものだった。

※画像は当時買った物で現存しているもの。(両方ドラマ編)

 

いよいよ80年代の話になりますが・・・・

 

世は第一次アニメブームと呼ばれた時代。

 

 

この時代のテレビは19:00台はアニメ番組で視聴率を争っていた時代であり、

劇場版ヤマト、999のヒットからSFやロボットアニメが多く放送されていたが、田舎故に・・・・

コン・バトラーV、ボルテスV、ダイモスは放送してたが(再放送枠で)、ザンボット3、ダイターン3、ガンダムは放送されず・・・小学校5年の時に第3の民放となる日テレ系列が開局してようやく、朝日系列の番組の一部が日テレ系列の局で放送されるようになるが、トライダーG7の途中からだった。(´・ω・`)

※日テレだったヤマト2はTBS系列の局で放送してた。(リアルタイム放送)

また、ヤマト、999のヒットから松本霊士が注目され、松本アニメブームともいえる状況でもありました。

時代は前後しますが、ヤマト以降、999以前で放送されていたハーロックが好きで、

 

 

上でも紹介した通り、レコードを買ってもらったりしてました。

劇場版の999で登場したのは子供心にワクワクしたものです。

 

 

ちなみにルパン三世は当時第3の局開局以前はフジ系列の局で土曜夕方の放送でした。

もちろん見ていましたが、中学校に入ってから日テレ系列で夕方18:00から鬼のようにリピート放送をするようになるのでそっちの方が印象が強いです。

映画のルパン対複製人間、カリオストロの城も当時は認知はしていましたがさほど興味は示しませんでした。

当時はSFアニメに注力していたからです。

 

余談ですが、現在は金曜ロードショーといえばジブリ、コナン、という感じでアニメをリピートしてる印象ですが、(カリオストロも含む)昔は曜日も違い、水曜ロードショーで、夏休みになるとヤマトを放送していて、当時は放送局が無く、見れなかったのが悔しかった思い出ががが・・・

 

 

 

小学校高学年ともなると特撮番組はさして興味は無くなってくるものでしたが、ストロンガーから4年以上の時を経て復活した仮面ライダー(スカイライダー)は放送が金曜夜19:00という事もあり見ていました。

中盤以降、2号~ストロンガー(除くアマゾン)の客演が多く、子供心に楽しみにしてたのを覚えています。

※余談だが昭和ライダーは全作DVDで所持してるw

スカイライダーの最終話でネオショッカー大首領と共に8人ライダーが大空に散り、スーパー1から新シリーズという触れ込みだったのですが・・・(新時代=宇宙時代の仮面ライダー第一号という事でスーパー1とされていた。)放送時間帯の変更(土曜朝に移動)以降はほとんど見てませんでした。

まあ、当時、少年野球やってたので朝練で見れなかったんですけどね?

 

この後、仮面ライダーは雑誌媒体での仮面ライダーZXになる訳ですが・・・・

児童誌は買っていなかったのでいつの間にか終わっていた印象です。

仮面ライダーに本格的にのめり込むのは高校に入ってから。

 

この時期に観た映画はすべてアニメ映画ばかりで・・・・って、全部東映配給じゃねえかw

 

 

「地球へ・・・」

 

竹宮恵子原作のSF漫画のアニメ化。

画像のソルジャーブルーに009的なヒーロー像を期待(風評被害)し、観に行った。

主役は彼ではなく、ジョミーだった訳だが、数十年に亘る物語を2時間前後で描く構成力と改変力(?)が秀逸で今でも好きな映画の一本。

平成の世にテレビアニメとしてリメイクされた時はびっくりしたw

 

 

「ヤマトよ永遠に」

 

TVスペシャル(当時はテレフューチャーと呼称)として放送された「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅たち」を前日譚とする劇場版第3作目。

通称:暗黒星団編(本編)。時系列としてはさらばではなく、テレビシリーズのヤマト2から続く物語でキャラの生存問題等、誤解を生む要因となった。

※現在はマルチバースという便利な概念が浸透してるw

個人的には一番好きな昭和ヤマトの映画でもある。

 

 

「サイボーグ009超銀河伝説」

 

東映まんがまつりも含むと第3作目の劇場用映画となるが、長編映画としては初の映画化。

前回の記事でも触れたが、従兄から貰った原作コミックで好きになり、当然のように観に行った。・・・・・が、舞台が宇宙で壮大な反面、00ナンバーサイボーグの能力の使いどころ等、残念な部分がががが・・・・(;´・ω・)

004の死から復活と色々な意味で話題になり賛否が分れるが映画としては充分に出来の良い一本。(結構、好きよ?)

 

 

その証拠にドラマ編のレコード買ってもらったしw

 

 

「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」

 

前作「銀河鉄道999」から2年後の物語。

テレビシリーズの方はまだ放送中で、テレビに先駆けて完結を迎えた。

諸説あるが、劇場版1作目と本作はマルチバースのひとつと捉えると解りやすい。

次回紹介予定の松本零士の漫画「ミライザーバン」を読むと「時間」という概念が理解でき、すべての松本作品が繋がるという意味も理解できるようになる。(名作よ?)

この映画は前作でやり残したことへの総決算という意味合いが強い。

鉄郎の父の謎、機械化帝国の謎と行く末、鉄郎のメーテルからの自立等。

・・・・・まあ90年代に復活しちゃうんだけどね?

 

 

「1000年女王」

 

サンケイ新聞で毎日連載(全1000回)という偉業を成し遂げ、999の後番組としてテレビアニメも放送中に加え、劇場映画化という。

90年代以降で言う「メディアミックス」の先駆け的作品。

1000年に亘り地球を管理してきた「1000年女王」、雪野弥生(本名ラー・アンドロメダ・プロメシュームⅡ世)と地球人の少年、雨森始の物語。1999年9月9日に地球に衝突するとされる惑星ラーメタルと地球の存亡をかけた物語。

のちに雪野弥生ことプロメシュームⅡ世とメーテルの母プロメシュームが同一人物である事が明らかになるがそれは90年代以降の事。

 

 

「わが青春のアルカディア」

 

宇宙海賊キャプテンハーロックが宇宙海賊になるまでを描く。

999やキャプテンハーロックの前日譚的な位置にあるが・・・・・

まあ、ミライザーバン読んだ後なら何でもおk!

余談だが、当時から松本零士は本作に登場するイルミダス帝国はヤマトに登場する白色彗星帝国の母星(本国)だと言っていました。(当時、学研から発売された別冊アニメディア「わが青春のアルカディア」に掲載)

ハーロックの本名が「ファントム・F・ハーロック37世」だと解る。

また、ハーロック1世の声を石原裕次郎が務めた事も話題となった。

 

 

そして余談だが、ヤマトや999のように「目的地」のある話の方が構成が判り易いという事をしみじみと思ったw(何が)

 

さて、この頃となると、近所に床屋が出来、それまで母が髪の毛を切っていたのだが床屋に通うようになる。(大体、2か月に1回くらい?)

※そこの息子は以降、中学卒業まで「相棒」として行動を共にするがそれは関係ないw

そこの床屋が週刊少年マガジンを置いていて、行く度に読み漁っていたw

この頃になると永井豪の「凄ノ王」の時期で、他には「コータローまかり通る!」や「三つ目が通る」等が好きだった記憶がある。

 

また小学校高学年ともなってくると友人たちも色々な漫画を読むようになっていき、少年サンデーや少年ジャンプを読む機会が増えてくる。

 

そんな中で特に引きつけられたのが・・・・

 

 

「リングにかけろ」(車田正美:作)だった。

丁度、世界大会の辺りで、毎週、必殺技が炸裂したシーンで終わる「様式美」が非常にインパクトがあり、シビれたものだった。

以降、ギリシャ十二神編、阿修羅編、プロ編と追い続け、すっかり「マサミスト」にw

※車田作品は全作所持している。

当時はなんでこれがアニメ化されないのか不思議だった。

※キン肉マンがアニメ化されるのを横目に見ながら。

 

この頃から月、1000円ではあるが小遣いがもらえるようになった。

当時のジャンプコミックスの値段は340円だったと思う。(多分)車田漫画で最初に買ったのはリングにかけろの13巻で影道編のクライマックスから世界大会のイタリア戦まで収録していた。

 

この時期、ジャンプは他にキン肉マン、Drスランプが始まった頃で黄金期に活躍する作家たちがぼちぼちと姿を現し始めた頃だった。

 

 

Drスランプといえばテレビでもやっていたわけだが(毎週見てた)、当時、サンデーで人気を博していた「うる星やつら」がDrスランプが水曜夜7時、うる星やつらが7:30からと続けて放送していて楽しみだったのだが、

 

 

丁度、裏番組として、

 

 

「わが青春のアルカディア無限軌道SSX」が放送開始し、究極の選択を迫られたw

※まだビデオデッキが一般家庭に普及して無かった時代。

まあ、結局、SSXを見ていたのだが・・・・・。

実はうる星やつらもまだ連載になる前の読み切り時代から読んでいて好きだったのだ。

余談だが男の子ゆえに幼いころはカッコいいもの強いものに憧れ、興味を持つが、小学校も終わりに近づいてくると可愛いものや「女の子」にも興味を持ち始める訳で・・・・

今にして思うと「うる星やつら」のラムちゃんがそうしたものの始まりだったように思う。

※だが、SSXを選んでる辺りが男の子w

・・・・・初めて興味持った割に肌色が多いのはどうかと思うがw

 

美少女もの(?)や女のキャラに本格的に興味を持つようになるのはもっと後の事である。

※おそらく次に興味を持つのは「みゆき」の時だと思う。

 

 

そして・・・・ガンダムについてである。

 


 

78年放送当時はそもそも放送されていないのだから見てはいない。

前回の記事で009の単行本を貰った東京の親戚の家に遊びに行った時、実は放送していたのだったが、買い物に出かけて電車に乗り遅れた結果、見逃したことを覚えている。

(ちょっと悔しかった)

アニメ雑誌などでガンダムの存在は知っていたという事になる。

まだブームになる前の出来事だが。

 

そして、ガンプラブームの到来である。

当時、小学校5年くらいだったと思うが、まだ出始めの頃は普通に買えたものだった。

街には模型店が1軒、おもちゃ屋さんが3軒、おもちゃ売り場のあるスーパー、デパートが3軒しかなく、(今はその半分もない)実質、そのうちの半分でした取り扱っていなかったが普通に買えた。

ラインナップはまだメカコレクションとして、1/144ガンダム、ザク、シャア専用ザク、1/100のガンダムしかなかったが。(1/100ガンダムが最初のガンプラらしい)

やがて再放送からブームに火が付き、劇場版三部作が公開される頃には売り切れ続出の社会現象としてニュースとかにも取り上げられるようになった。

当時はまだ転売ヤーとかいなかったが、悪質な販売をする業者もいて、抱き合わせ商法(売れ残りの商品とセットで販売)とか問題になっていた。

バンダイもとにかく片っ端から商品化していった結果、売れそうなものは出し尽くし、登場したのが高額な書籍としてマニア向けに発売された「ガンダム記録大全集」に収録された没案のMS(アッグガイ、ゾゴック等)やデザイナーのサービス心から生まれたMSVのキット化へと続いていく事になる。

 

自分は結局、再放送枠で放送されたものが初見となる訳だが、感覚としてはヤマト→ガンダムと移行していった事もあり、割とスムーズに見てた気がw

マジンガー等の週替わりで敵ロボットが出てきて、敵にどう対処するかというリアクションがドラマのロボット物からヤマトというミリタリー要素、人間ドラマ等を介してのガンダムだったのでアムロがいじけたり拗ねてるのを見て「主人公らしくないなあ」と思ったくらいでw

※今見るとアムロも充分にアグレッシヴな昭和主人公だがw

ただ、印象に残るエピソードが多いのは事実。

録画の出来なかった当時だったが、劇場版の時にそぎ落とされたエピソードの方がやたらと印象に残っているw(北米うろうろしてた辺り)

 

 

さて、ガンプラといえば・・・・

 

 

初期のメカコレの1/144ガンダムの肩関節。(③のところ)

⑫のパーツに接着剤付け過ぎて方回らなくなる奴続出したよな?w

 

 

そんなガンプラブームの最中、ハマっていたいたアニメがこちら。

 

 

「六神合体ゴッドマーズ」

 

前回書きそびれたが従兄の家で読んでいた週刊少年チャンピオンで連載していたラインナップの中でも特にトラウマ級のインパクトを受けたのが横山光輝の「マーズ」。

※最終回をほぼリアルタイムで読んだ。

そのアニメ化である・・・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

多分、こっちのアニメ版の話題にするから前回忘れたんだろうな・・・・うん。(´・ω・`)

ぶっちゃけ、ガンダムを見て,ガンプラをッ組みまくっていたが、ゴッドマーズの方が好きだったw

当時も絶大な人気を誇り、放送延長に継ぐ延長でギシン星編で終わるはずが「マルメロ星編」「地球編」と3部構成になっている。

地球を監視し、危険と判断した場合地球を破壊すべく反陽子爆弾を内蔵したガイア―と監視者と地球に送り込まれたマーズという設定は原作と共通としながら、ロボットアニメとして原作では敵であった六神体と合体しゴッドマーズという巨大ロボになり地球を守るべく戦うとなり、アニメオリジナルの双子の兄マーグの登場と死で一気に人気が爆発。ヤマトブームの頃からちらほらと姿を現し始めたアニメファンによる活動がより活発になった印象が?(個人的感覚所謂同人活動やBLというものが見え隠れしてた時代。

※もしくは自分が気付いただけでもっと前からあったという話もある。(グレンダイザーの頃から大介×甲児とかあったという・・・)

 

この時代、まだ「オタク」という言葉は無い。

 

 

 

次回、80年代② 多感が中学時代。(え?)

 

まだ中二病という言葉もなかったw
 

 

つづく。