TVスペシャル第4弾!

 

 

一万両の大仕事を依頼された仕事人は熱気球で海を越えて香港へ!

初の海外・香港ロケと豪華ゲストでおくるスペシャル第4弾!!

 

1842年の冬、長崎からやって来た唐人踊り一座の見物に向かった主水だが異人の入国を察知した役所の手入れが。

芝居小屋に来ていた秀は成り行きで役人から目の見えぬ一座の少女、劉孟春を助ける。

孟春を狙う異人の殺し屋が江戸を徘徊する中、孟春を匿った主水たちは貿易商だった父が隠し持つ大量のアヘンを狙うジョン・ガーデン一味に両親を殺され、盲目にされながらも逃げ延び、母の故郷である日本にいるという「仕事人」を雇う為に広州からやって来たと聞かされる。

仕事料は一万両。

主水たちは香港へ行くための思案を巡らすが・・・・・

 

登場する仕事人は、

 

中村主水(藤田まこと)

秀(三田村邦彦)

勇次(中条きよし)

加代(鮎川いずみ)

西順之助(ひかる一平)

おりく(山田五十鈴)

錠(沖雅也※フィルム出演)

平賀源内(宮口精二)

 

本作はシリーズ初の海外ロケという、およそ時代劇では考えられない予想外の展開。

また、歴史上の人物が登場し、仕事人に絡むというスペシャルならではの奇想天外のストーリーと豪華な出演陣。

依頼人である孟春役ににアグネス・チャンを迎え、熱気球を制作する平賀源内の他、国定忠治、遠山金四郎、ナポレオンらが登場。

必殺仕置人、TVSP仕事人大集合に登場した棺桶の錠がバンクフィルムによる出演。

※錠役の沖雅也氏の死去を偲んでの特別登場。

また、主水、加代、源内を乗せ江戸を飛び立った熱気球が長崎に不時着し、両親に無理やり長崎に留学させられた順之助も合流するが、かつての弟子だった仕事人入船屋お北の裏切りに遭いおりくが危機に陥り、秀、勇次も長崎へと。

集結した仕事人は錠の協力もあり、おりくを救うが負傷したおりくは日本に残る事に。

途中、ナポレオンとの交流もありつつ仕事人は香港へと上陸を果たす。

 

必殺シリーズの人気がノリにノッていた時期という事もあり、テレビシリーズ、SPに続き、映画化もされたりとしていた一方で、作風はパロディやコメディの要素も含み一般受けは良かったものの、硬派なシリーズ初期からの作風の変化により評価は分かれる。

テレビスペシャルはこのあともネタ的な展開が続いてゆく事になる。

 

 

次回は劇場版「必殺! THE HISSATHU」