ウルトラマンゼアス&ゼアス2超人大戦光と闇の2作を収録。

 

 

 

ウルトラマンシリーズ30周年を記念して制作されたシリーズ初の完全新作のオリジナルウルトラマン劇場用映画。しして企業タイアップキャラクターでもある。

出光興産とのタイアップキャラクターとして誕生したウルトラマンゼアス。

Z95星出身の彼はウルトラマンに憧れて地球へとやって来て一人前のウルトラマンになろうと奮闘する。

当時、テレビシリーズ企画として「ウルトラマンネオス」の企画が進行していた事から、差別化と新たなウルトラマン像の確立を目指し、コメディ感のユニークな作風と三枚目のキャラクターとなった。

※結局、ネオスのテレビシリーズ化は実現せず、ティガが世に出る事となる。

 

また、当時出光興産のイメージキャラクターを担当していたとんねるずとそのマネージャーである関口正晴が主演に抜擢されコメディ色の強い作風となった。

出光のイメージキャラクターという点を活かし、防衛隊であるMYDOは普段はガソリンスタンドに偽装しているチームとして登場。

CG技術により、特撮部分はデジタル合成が初の試みとして使用され、ウルトラマンの表情の変化なども描かれた。

映画としては上映時間が1時間前後の中編ではあるが独自の作風とゼアスの成長物語として完成度は高い。

好評を受け、続編となる「ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と闇」が制作され公開された。

レディ・ベンゼン星人が送り込んだ戦闘ロボウルトラマンシャドーに敗北を喫したゼアス=勝人は格闘技を体得し立ち向かうというスポ魂要素が導入された。

また、30周年記念企画という事もあり、過去のウルトラシリーズの出演者が随所に登場する。

※あえてどんな登場をしたかは言及しないので探しながら見るのも一興。

 

余談だが、後年、配信ドラマである「ウルトラギャラクシーファイト」シリーズで宇宙警備隊の見習いとしてナイスやボーイと共にトレーニングしている姿が確認されているw

 

仕様は、

DVD一枚に劇場版2作を収録。

映像方式はNTSCのリージョン1(北米仕様)。

※再生にはリージョンフリーもしくは国コード設定可能な機器が必須。

音声は日本語。

字幕は英語でON/OFF可。

画質はまあまあ・・・(DVDだしな)

購入時のお値段は2800円くらいだったと記憶。

 

 

次回は・・・・テレビ化は無理だったが映像化はした。