大決戦!超ウルトラ8兄弟の北米盤Blu-ray。
ウルトラマン40周年記念作である「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」の好評を受け横浜港開港150周年を記念して横浜を舞台に世界観の異なる平成三部作とM78ウルトラマンの競演を描くウルトラマンシリーズの総決算的作品として制作された。
皮肉にも旧体制(円谷一族経営)による最後の劇場用映画となった。そういう意味でもウルトラマンシリーズの総決算作品と言っても過言ではない。
ストーリー的にはウルトラマンメビウスの外伝(ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟の続編)となるが、物語の舞台は並行世界のウルトラマンや怪獣がテレビ番組の中の存在となっている地球。(ウルトラマンガイアの劇場版と似た設定)
子供の頃、ウルトラマンに憧れ、宇宙飛行士になるのが夢だった青年マドカ・ダイゴが主人公。
ダイゴにはアスカと我夢という幼馴染みがおり、恋人のレナとは大して進展のない日々を送っていた。
ダイゴたちには尊敬する大人たちがいて、レナの父親であるハヤタ、レストランを経営するダン、自動車整備工場を経営する郷、パン屋の北斗たち4人。
ある日、横浜の空に上下反転する都市の幻影が現れ、その日を境にダイゴは不思議な夢を見るようになる。
それは見たこともないウルトラマン(メビウス)の危機に憧れる4人の大人たちがウルトラ兄弟に変身し立ち上がるというものだった。(※メビウス&ウルトラ兄弟のシーン)
その話をアスカや我夢にするが笑い話として受け流されてしまう。
やがて・・・・ダイゴは並行世界を無自覚に行き来するようになり、ウルトラマンメビウス=ヒビノ・ミライと出会う。
やがてダイゴの世界に存在しないはずの怪獣が出現。不思議な少女に導かれ、ダイゴの世界へとやって来たミライはメビウスに変身し立ち向かうが、スーパーヒッポリト星人の罠に掛かりブロンズ像にされてしまう。
なすすべもなく怪獣に蹂躙される世界にダイゴは子供の頃出会った不思議な少女(未来を導いた少女と同一)との約束を思い出す。
それは世界の危機が訪れた時、8人の戦士を集め、世界を救うという約束。
ダイゴは並行世界の自分の記憶を「思い出し」、ウルトラマンティガとして覚醒する。
立ち上がるティガを見たアスカと我夢はティガがダイゴと確信し、並行世界の記憶を思い出しダイナ、ガイアに覚醒、3大ウルトラマンは怪獣に立ち向かって行く。
3人のウルトラマンの姿を見たハヤタ、ダン、郷、北斗もまた、ウルトラマン、セブン、ジャック、エースへと変身し、メビウスを救い、ここに8人のウルトラマンが集結。
究極合体怪獣ギガキマイラとの最終決戦がはじまる。
本作には歴代ウルトラシリーズの役者が数多く登場しており、
シリーズの原点である「ウルトラQ]の主人公、万城目淳もSF作家兼コメンテーターとして登場。ハヤタたちのの妻や、ダイゴたちの恋人として各シリーズのヒロイン、ティガやダイナの仲間達、変身はしないがウルトラマンアグルの藤宮等、登場し、総決算映画として見応えも充分である。
昭和から続くシリーズの最終作と言っても過言ではない。
まあ、昭和からの設定はマルチバース設定と共に新体制下でも活きてるんですがね・・・・
仕様は、
Blu-ray一枚に本編が収録。
映像方式はリージョン1の国コード無し。※国内プレイヤーで再生可能。
音声は日本語。
字幕は英語でON/OFF可。
画質は良好。
購入時のお値段は2000円くらい?(2022年購入)
映像特典もないので国内盤でも良かった気がするw
次回は「君が今必要なんだよ」。