平成三部作第一弾。
ウルトラマン80以降15年の時を経て実現したテレビシリーズ。
ウルトラマンシリーズ30周年記念作品として制作され、後に平成三部作と呼ばれる「人間ウルトラマン」の第一作。
ここではあえて第四期ウルトラシリーズとして扱います。
※アンドロメロス以降、ゼアスまでは海外展開や劇場公開、TVSP等のシリーズ展開の「模索期」としています。(暴論)
15年振りのシリーズという事もあり、設定を一新し、太古の光の巨人像にヒトの心の光が宿るときにウルトラマンが誕生するという設定が導入され、「人間がウルトラマンの力を得た」物語となっているのが最大のポイントでした。
※これまではウルトラマンが一体化或いはウルトラマン本人が人間の姿になって行動しており、一体化した場合でもウルトラマンが力の行使を認めない場合は変身出来ない等、制約があったがこのシリーズにおいては変身者が自分の意志でウルトラマンの力を行使できる。
そして今では常識となっているタイプチェンジが導入された初の作品でもある。
設定が一新された事もあり、これまでとは違う世界観で描かれ、東北地方の古代遺跡「ティガの遺跡」から発掘された光の巨人の石像にGUTSの隊員、ダイゴが光となって一体化して誕生したのがウルトラマンティガ。
劇中でダイゴがティガの文明の末裔である事が語られ、適性が高かったことから光の巨人復活に繋がったことが明かされると共に、同じく末裔である科学者マサキがもう一つの巨人像と一体化し、その力を私利私欲に使おうとしたりもした。(イーヴィルティガ)
また、過去作との繋がりを持たない事から過去作の人気怪獣等の登場は無く、基本今作で新登場した怪獣や宇宙人ばかりであった。
キャスト面においてはV6の長野博が主演を務め、V6がオープニング主題歌を担当して話題を呼んだが、それが原因で再放送や海外展開等に支障がる事もあった・・・・(´・ω・`)
最終局面で光の力を失ったダイゴが世界各地の子供たちの心の光によって復活する「人は誰でも光になれる」という希望を見せたラストバトルはウルトラシリーズ屈指の名作でもある。
本商品はテレビシリーズ全52話を収録しているが、一部を除き、海外放送版で収録されている。※海外未放送の第3話は日本版で収録。(OPもオリジナル版)
海外放送版はOP主題歌が「目覚めよウルトラマンティガ」に差し替えられ、劇中BGMもOPアレンジが別の曲に差し替えられている。※ジャニーズ案件
後年発売された続編OV「ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人」も収録。
※劇場版FINAL ODYSSEYは未収録。(国内盤が1800円+税で買えるからそっち買え)
仕様は、
6枚組DVD-BOXに全52話収録。
DISK-1~5は各9話収録、DISK6は7話+外伝OV収録。
音声は日本語。
字幕は英語でON/OFF可能。
映像方式はNTSCのリージョン1。
※再生にはリージョンフリーもしくは対応したソフトとドライブを搭載したPCやプレイヤーが必須。
画質は・・・・まあまあ・・・・※収録話数多いしDVDだからな。
購入時のお値段は3800円くらいだったと記憶。
どうやら平成三部作も並べると楽しいことになりそう。(と2年以上前に思いました。)
※2021年購入。
・・・・そう、まだ2021年購入分の紹介なんですよ・・・・ええ。(貯まってるなあ・・・・)
次回は・・・・・今も現役のダイナ。