アニメで復活したウルトラマン。
1979年に制作された第三期ウルトラシリーズのテレビシリーズ。
70年代末期は劇場版宇宙戦艦ヤマトのヒットによる空前のアニメブーム(第一期アニメブーム)と、リバイバルブームとが重なり、過去作のリメイクや続編が数多く制作された時期でもあった。ウルトラマンレオ終了後も小学館の児童誌での内山まもる等の漫画や雑誌展開で人気を維持していたウルトラマンシリーズも例にもれず復活する事になった。
アニメブームや製作費の制約、今後の展開を考慮しアニメ作品として世に出る事に。
アニメの制作は後にガンダムシリーズを制作する事になる日本サンライズ(現・サンライズ)が担当。
アニメ化に当たり設定を一新、M78星雲の「光の国」ではなく、「U-40」というウルトラの星出身のウルトラマンとされ、身長も4~50メートルの体長も70メートルにスケールアップ。
「ウルトラマン」の名前も「U-40の勇者に与えられる称号」とされた。
※個体名はウルトラマンジョーニアス
同時期に公開された劇場版「ウルトラマン怪獣大決戦」(初代ウルトラマンの編集+新撮)に実写スーツで登場。(「光の国」とは友好関係にあり「宇宙警備隊」の特別隊員扱い)
防衛チームとして「科学警備隊」が登場し、主人公のヒカリ超一郎がウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。
番組中盤、および終盤では宇宙を舞台にU-40へ行ったり、宇宙制服を目論むヘラー軍団とU-40の宇宙戦争等、アニメならではの展開を見せた。
※他には大量の怪獣の出現など当時の実写では出来ない事をやって見せた。
ドラマ面においてはウルトラマン登場時にヒカリがいない事に対する疑念や手柄はすべてウルトラマンに対し不満を持つヒカリ等、これまでのシリーズでは触れなかった事にも突っ込んだ内容となり、本作の特色の一つとなっている。
仕様は、
6枚組DVD-BOX(Blu-rayではない!)に全50話を収録。
DISK-1、2、4、6は8話収録。
DISK-3、5は9話収録。
音声は日本語。
字幕は英語でON/OFF可能。
映像方式はNTSCのリージョン1(北米盤)
※再生にはリージョンフリーのプレイヤーか対応ソフトとドライブを搭載したPCが必須。
画質は良好。
購入時のお値段は4800円くらいだったと記憶。
・・・・これまでこのシリーズはBlu-rayかつ国内プレイヤーで再生可能だったのに残念。
※このあとDVDが続くことになる。
次回は、ウルトラマン先生。