第二期ウルトラシリーズ第二弾、ウルトラマンAの北米盤Blu-rayBOX。

 

 

 

 

 

 

帰ってきたウルトラマンよりスタートした第二期ウルトラシリーズ。

第二弾である本作は前作で確立されたウルトラシリーズをさらに一歩進める形で展開される。

ウルトラマンの最終回で登場したゾフィーをキャラクターとして確立し、過去のウルトラマンたちの客演も多く、「ウルトラ兄弟」の概念も誕生したシリーズでもある。

※エースの危機に駆け付けたウルトラマンやゾフィー、セブン、帰ってきたウルトラマンを刺して地球人のおっさんが子供に「エースのお兄さんたちが助けに来たぞ!」的な発言をし、さらにウルトラの父の登場に「お父さんも来た」的な認識が重なって地球を防衛した事のあるウルトラマンには「ウルトラ兄弟」の称号が与えられている。

※後年ウルトラマンメビウスにおいて兄弟とは地球人に名付けられた名誉ある称号と語られている。

 

さらに特筆すべきはエースは性別を超越した存在とする事で神秘性を出しており、

北斗と南という男女の合体変身により出現する事も特徴。

エース自身の顔のデザインも男とも女ともつかないデザインを目指して行われた。

※中盤以降、南夕子が物語的に地球を去り、以降は北斗星司のみの変身となるが。

 

また、シリーズ初の番組通してのレギュラーな敵、ヤプールが存在する等、新機軸を打ち出した意欲作でもある。

 

物語は異次元より怪獣を超えた生物兵器「超獣」を送り込み侵略を開始するヤプール。

超獣の猛攻により地球防衛軍は壊滅。

M78星雲「光の国」はウルトラマンエースを地球へと派遣する事に・・・・

超獣から人々を守ろうとして犠牲になった北斗と南にエースは自らの能力と命を授ける。

新たに結成された超獣攻撃隊「TAC」に参加する事になった2人はTAC隊員として、また、ウルトラマンエースとしてヤプールや地球侵略を目論む宇宙人たちと戦っていく・・・・というもの。

 

本作では過去シリーズから、ウルトラマン、ゾフィー、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンが登場し、さらに新キャラとしてウルトラの父が登場する。

 

余談だが、当時(正確にはタロウ放送時以降)の児童誌によればエースは孤児でウルトラの父に養子として育てられたとあり、さらにゾフィーは兄貴分としてエースの面倒をよく見ていたとされている。(ゾフィーの客演率が特に高い事から来た設定と思われる。)

 

 

仕様は・・・・

6枚組Blu-rayBOXに全52話を収録。

DISK-1~4は各9話収録。

DISK-5、6は各8話収録。

音声は日本語。

字幕は英語でON/OFF可能。

収録方式はリージョンAの国コード無し。

※国内プレイヤー再生可能。

画質は良好。

※ウルトラQ、ウルトラマン、セブンよりは劣る。

 

購入時のお値段は3800円程度だったと記憶。(うろ覚え)

はっきり言ってお得である。

 

 

昭和一期、二期はパッケージが連作となっている。

 

 

次回は・・・・ぱんつ大好き漫画家と・・・