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先日の岐阜市による文化財試掘調査に続き、26日金曜日は地質調査でした。

建築前には色々調査があるようです。

垂直に穴を3箇所掘っていき、層を調べるそうです。
ボーリング調査というものらしいです。
粘土が、出てきました。もっちりとした粘土と少しザラついた粘土です。
もっちりとした粘土は穏やかな時代。砂の混じったざらついた粘土はちょっと川の流れの激しかった時代のものだということでした。
5メートルほど地下で粘土層は終わり、砂利の岩盤に突き当たるようです。場所によっては3メートル、7メートルのところもあったそうです。

岐阜県庁付近では15メートルほど粘土層が続いていると教えていただきました。当院はお山の麓なので、粘土層が薄いのかもしれません。
何年前くらいの粘土なのか気になって訊ねたところ、2000万年前とのお話でした。一緒に出てきた石も同時代とお聞きし、2000年前の粘土や石を触って嬉しくなりました。

朝から夕方までの地質調査、無事に終わりました。
ひとつひとつ、前に進んでいます。