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雨が続いています。
大雨です。
岐阜市でも大雨警報、避難指示がでています。
大雨の中、足元の悪い中、お盆のお参りの方がいらっしゃいます。
ほうずきに紅白ちょうちん。岐阜のお盆です。
瑞雲院の3代前までの和尚さんとそのお庫裏さんのお位牌を出して、お迎えしています。
ナスときゅうり。うしと馬にはしてませんが、お供えしています。
ここにも紅白ちょうちんは外せません。
この紅白ちょうちんは、岐阜、それもこのあたりだけの風習だそうです。
ご先祖さまがこの提灯を目印に帰ってくるとか。なぜ紅白なのか。。ご先祖さま、親族がみんな揃うお盆は楽しくておめでたいものだったのかもしれません。だから、めでたく紅白となった・・・かもです。
もしかしたら、盆踊りに行って、紅白ちょうちんを気に入って持って帰った人が、お供えしたのが始まりだったりする・・・かもです。
根拠のない想像のお話ですが。。
ほおずきも同じように道しるべとして、そして、肉体を持たないご先祖様の魂がお盆の期間中、ほおずきの空洞の中に身を宿して過ごすともいわれているようです。
なすときゅうりの精霊馬も大切なお盆のアイテムです。きゅうりを馬、ナスを牛に見立て、ご先祖様がきゅうり馬で早く帰ってこれるよう、ナス牛でゆっくり帰れるよう、そんな思いをこめてお供えします。
以前は、藁で作った小舟に精霊馬、お供え物とお洗米を乗せ、紅白提灯に火をいれて、長良川に流しに行っていました。流れていく藁の船を見ながら、ご先祖様を見送りました。
お盆の紅白ちょうちんが普通だと思っていたら、この地方だけの独特の風習だったことを知り、驚きました。
コロナ禍やこの度の大雨で家族がなかなか会えなかったりの今年のお盆ですが、ご先祖さまをお迎えし、家族親族で穏やかなお盆をお迎えできますようお祈りいたします。


