今朝の瑞雲院です。
朝日で梅の花がキラキラしています。焼け落ちた屋根も足場に張られたテントも朝日をいっぱいに浴びています。
解体の日程が決まり、足場も組まれ、電気、ガス、水道等解体に向け準備が整いました。

火災のこと、檀家さんのこと、仏さまのこと、庫裏のこと、ここで過ごした時間や関わった人たちのこと、執り行った行事のこと、解体の準備が整ったことで、いろいろな気持ち、思いが湧いてきます。
火元となった庫裏2階にあがり、解体に際してのお経をあげました。
▲庫裏2階の中心でお参りをしました
▲書院屋根裏につながる物入れ。中は真っ黒に焼けてしまいました
▲瓦と燃えカス、土壁の崩れたもので以前の様子とは全く違います。
▲庫裏に対する感謝と謝罪のきもち、いろいろな思いでいっぱいです。
▲お手洗いも。毎日お世話になりました
▲最後に2階廊下にてお線香の煙が一筋の光を浮かび上がらせていました。
瓦と屋根が崩れ落ち始めてからは、危険なので2階へ上がることはありませんでしたが、解体工事がはじまる前にお経をあげるためにあがりました。
この庫裏への今までの感謝や火災となってしまったことの謝罪、瑞雲院を見守ってくれている神さまや仏さまへの祈りと再建の誓い、いろいろな思いを込めてお参りをしました。