・士気を保つこと


褒められると嬉しいですね。

期待されていると気合が入りますね。

褒めるという行為は相手の能力を伸ばす効果があります。

興味を引き出し、自信をつけ、立ち向かう強さを与えることができます。

自分では得意だと思っていなかったことでも、敬意をもっている人から能力を褒められることで、その事柄に向いているのだと気づくことができます。

また褒められるということは成功体験を重ねるということですから、自信がついてきます。

自信とは困難を乗り越える力です。困難に対する恐怖を抑える力です。

そしてどうすれば目的を達成することができるのか、その方策を粘り強く考えられる力に繋がります。

問題が目の前に現れたとき、とれる手段は二つあります。

問題に立ち向かうか、回り道をするか。

どちらにしても問題が大きければ大きいほど根気が必要です。

自信がないなら諦める癖がつきやすくなります。

諦めるということは、問題に対処した後に大きなメリットや成功があったとしても、そのチャンスを逃すということです。

諦める癖のある人ばかり集まると、その集団は停滞します。

その集団が会社であるなら、停滞する会社は経営状態も悪くなります。

当然ですね、他の会社どの競争に負けるのですから。

どれほど小さい規模でも集団を率いる立場になったなら、その集団の士気を維持したり高めることは必須です。

士気の低い集団は簡単に打ち破られるからです。

部下や従業員や生徒や弟子がいる立場にあるなら、少なくともその人たちよりは一つの分野に精通しているでしょう。

なんらかの先人だからこそ下に人がつくのですから。

部下や従業員や生徒や弟子が、その分野の中で何が向いているか、どのような取り組み方が向いているか、現状はどの程度のレベルなのか、わかるでしょう。

彼らの良いところは褒めて伸ばしてあげましょう。

修正を加えなければいけないところは、柔らかく指示して修正をさせましょう。

怒れば相手の行動が変わると思っている人がいます。

恐怖では行動を抑制することができますが、何らかの能力や行動が抑制された分、他の能力が自然と向上してくることなんて絶対にありません。

そして恐怖で支配すれば集団の士気は必ず下がります。

恐怖で他人を支配しても、日本は和を尊ぶ国なのでよほどでない限り自分の生命が危ぶまれることはありませんが、集団からは排除されていくので社会的な地位は危ぶまれるでしょう。

多少のミスなら許される、そういう雰囲気があれば部下や従業員たちは安心してやるべき事に取り組めます。

それに加え、成果を上げれば褒められ期待されると、部下や従業員たちはまた褒められたいので頑張るでしょう。

このような循環をつくることができれば、集団の士気も上がり、成果も上がりますし人材も集まってきます。


褒めるといっても何をしたらいいのかわからないなら、まずは自分より能力が上の人間のことを認めること、それが年下や部下や従業員でも関係なくです。

これが士気上げる第一歩です。