その証拠?‥に、“太平洋戦争”‥が終戦を向かえる直前 “本田”氏が経営していた “東海精機”‥という会社を “豊田自動織機”‥に売却した際、旧知の仲だった “トヨタ中興の祖”‥と言われた“石田退三”氏に、
“君は技術者としては一流だが、経営者には向いていない。
会社を興したかったら、ワシみたいは商才のたけた相手を探して組む事だ。
それが成功の秘密だ❗”
‥と言われてしまいます。
そこで、“本田”氏は その “石田”氏の忠告?を守り、“本田技研工業”‥を創業した際、商才にたけた “藤沢武夫”氏を相棒に選び、“技術”‥と “販売・経営”‥という得意な分野を それぞれが担う事で、“本田技研工業”‥を、“世界のホンダ”‥と言われる様にまで育てあげました。
そう、“本田”氏は、
“自分が何が得意で、何が不得意なのか”
‥を解っていましたし、それを指摘されても受け入れる器量があった‥のです❗
これって、経営者にだけ言える事では無い様に思います。
例えば、
“全ての事に精通している”
‥と自負している人が居た‥とします。
でも、そうは言っても全ての分野をフォロー出来る人など居る訳もありませんし、ある分野については秀でていても、他の分野については上には上の人が居る事でしょう?
でも、そんな事を言う様な人ですから、その 根拠に欠ける自信は その人にとって揺るぎの無いもので、時に、
“生まれた時代が早かった”
‥とか、
“時代が私についてきていない”
‥等と言ってしまい、結局は誰も その人についていかない事になってしまうのです。
“本田”氏は、そうでは無かったから、成功したのですネ。
1人で出来る事には限界があります。
ですから、自分の知らない事を教えてくれる友人や、自分の出来ない事を助けてくれる友人を作る能力を磨く事が大切な事だと思うのです❗
でも、先程書いた様に、
“生まれた~”
‥なんて言ってしまう人は、そんな能力を磨く事をせず、友人‥と呼べる人も居ないのではないでしょうか?
“友達を
作る能力
大切に”
風似庵
そう言う ふーにゃんも “友達”‥と呼べる人が少ないのですが‥