意味の無い…境地 | 風似庵(ふ~にゃん)の独り言のブログ 心をフラットにして

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自分が感じた面白い事、ちょっとイイ話、考えさせる話 を徒然なるがまま 「独り言」として書いています。
まぁ暇つぶしがてら読んでいただければ…





“私はずっと

人気者であると同時に嫌われ者で

成功者であると同時に敗者で

愛されると同時に憎まれてもきた。

で、今になってわかるの。

どちらにしろ、

みんな意味の無い事だってね。”

“マドンナ”…の言葉である。

“マドンナ”…の様な超個性的な人間は、人から熱狂的に支持される事もあるが、その反対にアンチ…と言われる様な人も多い…様に思う。

似たよう?…な例では、人気絶頂だった頃の “AKB48”…の総選挙で 1位に輝いた “前田敦子”嬢の事が思い出される。

総選挙で1位に輝いた時に彼女が言った言葉、

“私の事は嫌いでも、AKBの事は嫌いにならないで下さい”

…というのは、彼女がそんな状況だった事からこそ、出た言葉だと思う。


それはそれとして、“マドンナ”…の凄いところは、そんな状況を “達観”…出来た事である…と思う。

人によって差があるにしろ、誰しも人は人気者になりたいし(人気が無いよりは…)、金持ちになりたい(お金が無いよりは…)…と思っている…と思う。

また、成功したいし、愛されたい…とも思っているだろう?

そんな中、“マドンナ”…は、それを現実のものにした。

そして、掴んだからこそ 気づいたのである。

掴んでも、何も解決していない事を…。

“マドンナ”…は 

“意味が無い”

…と言っているが、それは掴んだからこそ 言える言葉なのではないだろうか?

“マドンナ”…が到達した境地を “正”…とすると、大多数の人が、そんな “意味の無い”…ものを求めて暮らしている…という事になってしまう?

いや、“意味の無い”…のは “成功”…そのものでは無く、その成功を他人がどう評価して、それを自身が気に留めるか?…なのではないだろうか?

他人の評価は、参考程度に受けるのは良いが 自身の立ち位置はしっかりしていなくてはならない。

それが、“マドンナ”…が到達した境地だったのだろう?

“アッちゃん”…の言葉も、彼女がその様に考えていたか?…は別にして、自分への他人の評価がグループ全体に及ぼす影響を考えて…の発言だと考えられるから、それは 自身の立ち位置を知っている…からこそ出た言葉であり、ある意味 “アッちゃん”も 達観出来ていた…と言えるのではないか?

つまり、“マドンナ”…も 意識は無かったかもしれないが “アッちゃん”…も、そんな境地を掴んでいたと…。


“掴んでも

達観せずば

意味が無し”

風似庵


人気者では無く、変わり者、成功者では無く、落伍者、愛されもせず、憎まれもしていない?…ふーにゃんには、まだまだ遠い境地である。チュー