所謂、“お日さまの匂い”…という奴です。
口では説明しづらい匂い…ですが、その匂いの布団に寝転ぶと、癒された気分になります。
この“お日さまの匂い”…の正体について、ある化粧品のメーカーが分析解明し、この匂いと同じ様な匂いの人工的な合成に成功した…という報告が2001年にあった…という事です。
綿のタオルを実際に快晴の屋外に干し、取り込んだ後、タオルが放つ揮発性の成分を分析したところ、“アルデヒド”や“アルコール”、“脂肪酸”等の化学物質が、“お日さまの匂い”…の主成分…である事が判明しました。
因みに、この香りを人に嗅がせたところ、気分の良い時に出る“脳波”…が表れ、快適で落ち着いた気分になる…という事が解った…のだそうです。
だから、干したての布団に寝ると、気分が良いのですね?
この“お日さまの匂い”…と言った様な、文字にしにくい、表現しにくいものでも、化学の力を使えば、その匂いの正体を解明する事は出来ますし、それを再現する事が出来ます。
人にとって落ち着く香りな訳ですので、この“お日さまの匂い”を、化粧品メーカーが洗剤等に応用すれば、ヒットする事になるでしょう?(たぶん、実際に商品化されている…と思われます?)
しかし、ふーにゃん 昔ながらの人間ですから、“お日さまの匂い”…は 本物の“お日さまの匂い”…の方が良い…と思ってしまいます。
昔、ふーにゃんがまだ実家に居た頃、母親がふーにゃんの部屋に入って、よく布団を干していてぐれました。
しかし、そんな母親に対して、ふーにゃんは、
“何で勝手に部屋に入るんだよ❗”
…なんて口の聞き方をしていました。
ベッドの下に隠していた、“エ○本”…が見つかってしまうのが嫌だった…からですが (笑)…それでも、干したての布団に横たわり、
“なんか落ち着く…”
…と思った…記憶があります。
つまり、その“お日さまの匂い”…には、母親の愛情が含まれていたから…余計にそう感じたのだと思うのです。
化学の進歩は素晴らしい事です。
しかし、その再現は出来ても、母親の愛情の再現は化学では出来ません。
それが、
“お日さまの匂いは、本物のお日さまの匂いの方が良い❗”
…という考えに繋がったのだと思います。
“干したての
布団に感じる
母の愛”
風似庵
ふーにゃん家のマンションは、ベランダに干しものをするのが、
“景観を損ねる”
…という理由で禁止されています❗
だから、ふーにゃん 最近は“お日さまの匂い”…のする布団とは、ご無沙汰な状況なのです(残念)