少々マニアックな話題・・・
車両メーカーホームページにはこんなことが書いてあるけど:
【引用開始】
ESP[車両走行安定補助システム]
*ESP=Electronic Stability Program
カーブなどで横滑りを抑制するスタビリティコントロールと、発進・加速時に
駆動輪の空転を抑えるトラクションコントロール、急ブレーキ時にタイヤの
ロックを抑えるABSを、総合的に制御するシステムです。さまざまなセンサー
によって走りを監視し、必要に応じてエンジンとブレーキをコンピューター
制御。車両の安定走行に貢献します。
*エンジントルク低減の度合いやブレーキをかける車輪とその強さは走行
状況により変化します。ESPはあくまでも安定走行を補助する装置です。
タイヤと路面間のグリップの限界を超えてスリップや横滑りを起こした場合は
ESPが作動したとしても、その効果は期待できません。
【引用終了】
これ要するにトラクションコントロールが効いちゃうから、パワーをかけて
車の姿勢をコントロールすることができなくなるということ。
これ、ちょっと走りを楽しもうすると、もう最悪。
ジムニーの場合、ESP解除ボタンを押しても、30km以上になると自動で
またESPが作動してしまうから困ってしまう。
一方、車検用にESP装置を完全OFFにする整備モードというのがある。
①整備モードにするためには、アクセルペダルの上にある写真のESP OFF
コネクタの端子にワイヤを挿入する。
②イグニッションスイッチをONにしてESP作動表示灯が消えたら3秒以内に
ESP解除ボタンを5秒以上押す。
これで整備モードになり30km以上でもESPは作動しない。
整備モードになってるかどうかは、ESP OFF表示灯、ESP 作動表示灯と
ヒルホールドOFF表示灯が3つ同時に点灯してるかどうかで確認する。
これで、プハァ~、プハァ~、と、ここぞという時に、勝手にエンジン回転を
制御されたりしない。 但しアンチロックブレーキだけは解除できないので、
それは我慢しなければならない。
ちなみにエンジンを切ると、通常のESPが効いている状態に戻る。
これで、雪道もダートもパワーオンのままガンガン走れる!
【追伸2024年】
カプラーが販売されていた。