積み重ねた信頼を失うの一瞬という話がある。

 

信頼関係を構築するのに要する時間は膨大で、少しづつしか信頼を勝ち取れないが、失うのは一瞬だ。

 

一見、
「信頼がある」と「信頼を失う」が反対語のようだが正確には違う。

 

「得る方の信頼」と「失う方の信頼」の振り幅が異なる。

 

少しづつ増える信頼よりも、失った時のマイナスの信頼のほうが一撃の振り幅が大きい。

 

つまり、信頼を失ったことが問題なのではなく、
信頼を失うと「通常」よりもはるかに遠くなるということ。
言い換えると、
獲得した信頼を失うのではなく
信頼がある・信頼がないとか特にない状態よりも悪い印象になるということ。

 

わかりやすく図にしてみました。