一昨年でしたか、岸見一郎さんの著書に興味を持ちまして

 

オーソドックスに「嫌われる勇気」から始まり、「よく生きるために働くということ」、「幸福の哲学」を読みました。

 

昔は話したこともない人(特に同性)からよく嫌われていたので、(嫌われてるよ、と親しい人からよく聞かされていました。)嫌われることには慣れていましたし、

 

好かれるための媚が嫌いでしたので、

 

岸見先生のおっしゃることは納得のいく内容が多かったです。

 

でも、自分の中で納得できないというか、自信をくじかれる内容もありまして、

 

それが今の世の中でもさかんに叫ばれている

 

「社会貢献」

 

という言葉。

 

これを相当重たく受け止めていました。

 

「社会貢献」というと本当に世の中をとっても良くするために活動する内容でないといけない、と思っていたんです。

 

特許を出願していて審査請求中のものがありますが、自分の中では別に社会貢献と言えるほどのものではない。

 

もっとたくさんの人の役に立つものを考えないと、社会貢献とは言えない。

 

だから自分のやっていることや考えていることなんて、結局自分のためだけであって

 

「社会貢献」なんてなにひとつできない自分がいて

 

「社会貢献しているという自覚が幸福をもたらし、それは誰にでもできること」という岸見先生の理論を読んで一年半くらい「自分には社会貢献なんてできないし、できていないということは今の自分は生きている意味がない」と考えていました。

 

神経質なんですね、きっちり内容が合致していないと気が済まないところがあります。

 

確かに、大手の新聞に載るような「誰かの役に立つこと」だと、すごい大発明とか、本当に誰かの助けになるようなことでないといけないかもしれませんが、

 

そうではないジャンルで少しでも誰かの役に立つことが情報として発信できれば

 

それは「社会貢献」として自分で納得してもいいんじゃないか

 

と思えるようになりました。

 

 

このブログも

 

全然更新してなかったのは、そんな「社会貢献できてない」という

ネガティブ思想から、更新する意味がないのかも、と思って

なかなか更新していなかったという理由もあります。

 

でも、「本当に小さなことだけど、それが誰かの役に立つなら」

 

もっと楽しく更新していけると思えました。

 

色々なジャンルで、これから更新していきます。