はじめに

 

「カバンの中がいつもごちゃごちゃして、必要なものがすぐに見つからない」 

「レジの前や改札で、いつもガサゴソと探しものをしてしまう……」

 

そんな悩みを抱えながら、カバン売り場やオンラインショップなどで「ポケット〇箇所の高機能バッグ!」という広告に惹かれて、つい新しいものを買い足してはいませんか?

 

実は、整理収納のプロとして、また「整頓できるトート」の開発者としてお伝えしたいことがあります。

 カバンの使いづらさを解消するのは、「ポケットの多さ」ではありません。 むしろ、その「多すぎる仕切り」こそが、皆さんの行動を停滞させている原因かもしれないのです。

 

なぜ、ポケットが多いカバンは使いづらいのか

 

広告の中では完璧に見える多機能バッグが、いざ使うと不便に感じる理由は、主に三つの「ミスマッチ」にあります。

 

1. ご自身の「動線」と「場所」が合っていない

例えば、スマホの隣に定期入れを忍ばせたいのに、スマホポケットの隣には別のポケットがない……といった経験はありませんか? 

カバンが指示する「収納場所」と、ご自身の無意識の「動き」がズレていると、それは使うたびに小さなストレスを生むノイズに変わります。

 

2. 持ち物とポケットの「サイズ」が合っていない 

「ここにペンを」「ここに名刺入れを」と細かく決められたポケットは、少しサイズが違うものを入れようとした瞬間に、ただの「デッドスペース」と化してしまいます。

カバンに合わせるのではなく、ご自身の「持ち物の在庫」に合わせることが先決です。

 

3. 「見えないカオス」が生まれている

一見すると、全ての持ち物が各所に収まってスッキリ見えるかもしれません。 

ですが、どこに何を隠した(入れた)のかが分からなくなり、結局は全てのポケットをガサゴソと探す……。

これは「整理」ではなく、ただの「現実逃避」になってしまいます。

 

「思考の整理」で、相棒を選び抜く

 

ちょっと想像していただきたいのですが・・リビングに置くチェストを選ぶとき、「リビングで使う全ての物を一つずつ収納できる引き出しがあるもの」を選ばないですよね?

そんなにたくさん引き出しがあったら、どこに何が入っているのかを覚えるのがたいへん。

恐らく、「文房具などをまとめて入れる引き出し」

「家じゅうのケーブルをまとめて入れておく引き出し」

「救急用品をまとめて入れておく引き出し」

というように、「カテゴリに分けて収納する」というイメージがあると思います。

 

カバンって、実は「持ち歩くチェスト」のようなものだと思うのです。

 

外出しているときに必要な物を収納して、使う時にはサッと取り出せるようにする。

マザーズバッグって、まさにそうですよね?

お子さんのお世話に必要な物をひとまとめに入れて、取り出しやすい状態にする。

 

これをただポケットだらけにして「どこに入れたっけ?」と焦っていたら
せっかくのマザーズバッグも台無しだと思うのです。

 

カバンを選ぶときも、人生の選択と同じく「二択の繰り返し」が大切です。

 

「このポケットに自分を合わせるのか?」 

「自分の動きに、このカバンを機能させるのか?」

 

選択を繰り返して後者を選べるようになれば、レジの前でスマートに財布を取り出し、改札をスッと通り抜ける「理想の自分」に一歩近づけます。 

必要なのは、広告に踊らされて人に決められた行動をする勇気ではなく、ご自身の生活を分解して見極める、0%の勇気です。

 

おわりに

 

カバンは、持ち歩けるご自身の部屋。 そして、これからの時間を共に歩む「相棒」です。

 

「どうせカバンなんてどれも一緒」と投げ出さず、まずは今お使いのバッグの中から、「今の生活に役立っていないもの」を一つ見つけ、心とカバンの中を整えてみることから始めてみませんか?

たとえポケットが一つしかないカバンでも、「使うもの」だけが入っている状態なら探しものもラクになりますよ。

 

納得して選んだ一点が、皆さんの行動をより軽く、そしてスマートに変えてくれるはずです。

 


 

渡り鳥さん商会で販売しているカバンやポーチは、全て私がデザインしたオリジナルです。

ポケットが一つもないカバンを使う時には「整頓できるポーチ」を使ってカバンの中をスッキリさせられます。

お気に入りのカバンの中を整理したい時にもきっとお役に立てるはずです。

 

「たくさんの持ち物を整頓して持ち歩きたい」という方には「整頓できるトートバッグ」を。

持ち物をカテゴリに分けて収納できるカバンで、使い始めたその日から行動がスマートに変わります。

 

詳しくはCreemaで渡り鳥さん商会をご覧くださいね。