昨日は、「愛と青春の宝塚」東京公演、唯一の休演日だったので、マッサージに行って来ました。
なんてったって今回
ダンシングしてますから、ボク!
普段あまりマッサージとか行かないボクには、特に「ココ!」っていう所もないので、お店選びは、なんとなく。
爽やかで、清潔で、それでいて、ほんのり暖かさのあるような…まるで、たんぽぽの綿毛に乗っ…!
ありました、ピッタリなお店。
そして、大正解。
凄く丁寧だし、感じは良いし、いちいちツボにはまるし、とても気持ち良かったです!
良いとこ見つけました♪
ですが
もう二度と行きません。
なぜなら…
僕を担当してくれたのは、おそらく30台前半の女性
「お客様、背中と腰がかなり張ってらっしゃいますねー。」
「そうですよねー、そんな気がします。」
「お仕事とかって何されてるんですか?」
だいたいこういった場合
「舞台やってます。」なんて本当の事を言うと
「凄いですねー!」
とか
「大変でしょー!?」
とか
「どんな舞台やられてるんですか?」
とか、色々な会話が続き、最後には
「でも、夢があるのは良いことですよー!頑張って下さいね!!」
って励まされて終わる事が多く、なんとも言えない、うすら淋しい気持ちになってトボトボ帰るはめになるので、この頃は
「………あ、いや…体を使う仕事です。」
と言うようにしています。
「そうですかー。じゃ、結構重い物とか、持ったりしますか?」
確かに、今回ダンスシーンで相手役をリフトとかもしているので
「あー、そうですねー。(決して彼女達が重いということではありませんので!!)」
「お引っ越しのお仕事とかですか?」
おっと!ピンポイントで聞いてきた!
ここで「あ、いや、そうじゃないです。」とか言うと「じゃあ~…宅配のお仕事とか?」
「いえ…」
「じゃあ~……お米屋さん!」
「ブ~~~~ッ」
「ええ?じゃあ~………」
と、くだらないクイズ大会が始まってしまいますので、昨日は思い切って
「………はい、そうです!」と、言いました。
「これから年度末になるとお引っ越しされる方がたくさんいらっしゃるから大変でしょー?」
ヤバい
なんか、突っ込んだ話をしてきた。
しかし、もう後には引けない。
「…そうですねー、これから大変ですよー。年度末ですからー。」
「やっぱり、色々コツとかあるんですか?」
えっ!?結構来るなあ。よしっ!
「あ~、軽い段ボールの上に、重い段ボールを乗せて運ぶと、軽く感じて楽なんですよ~。」
「へぇ~すごい。そうなんですかぁ。やっぱりプロは違いますねー。」
フフフッ感心している。
僕はその時程、日頃から「雑学王」を見ておいて良かったと、心から思ったことはありませんでした。
「で、どちらの会社なんですかぁ?」
おっとっと!更に来たー
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/325.gif)
もう引き下がれないので
「…サ‥サカイです。」
「そうなんですかー。あ!サカイと言えばね、昔コマーシャルやってた、ちっちゃい人わかります?」
「え…徳井さん?」
「あ、さすがサカイで働いてる人はわかりますねー。」
(……てゆうか、よく知ってるけど)
「徳井さんがどうしたんですか?」
「うち、近所なんですよー徳井さんと。」
「へ‥へぇ~」
「サカイつながりですねえ、なんか狭いですねっ!」
「そ‥そうですね。」
「映画とか出てるのは、毎回見に行くんですよ。あと、舞台とかも」
「(まさか‥)あ、へぇ。何ていう‥舞台‥ですか?」
「あのねえ、4、5年前ですけどね。ああ無情のアレです、ミュージカル。ミゼ‥ラ‥‥」
「(恐る恐る)レ・ミゼラブル…ですか…。」
「あ、そうそう!え?観たことあるんですか?」
「あ、まあ(出たこともあるんだけど…むしろ、4、5年前なら、一緒に出てました)。」
「ここにも、マッサージに来ますよ~。サカイつながりなんで、坂元様、紹介しておきますねぇ♪」
「あはっ‥あはははは…。」
たまたま見つけた割には、爽やかで、清潔で、それでいて、ほんのり暖かさのある、完璧な技術をもった、完璧なマッサージ屋さん…
二度と行けません。