こんばんは、ずっきーです。
連投になりますが、昨今の市民ランナー速すぎ問題について、久々の大型レースとなったハイテクハーフマラソンの結果から考えてみたいと思います。
ツイッター見てるとサブスリーは当たり前でサブ2.5もゴロゴロ、youtube業界でもサブ2.5くらいはたくさんいて、サブスリーできてない人はほとんどいない感じですね。一方で川沿いや公園を走っててもサブスリーや3.5レベルの走りをしてる人はそう多くない印象。私の手持ちの本でもサブスリーは男で3%、3.5で10%くらいなんて書いてあります。では実際はどうなのかってことですよ。
ということで久々の実質制限タイム無しの大型大会となったハイテクハーフマラソンの結果をまとめてみました。詳しい結果とグラフはこんな感じ。(以下男子の記録についてのみ話題にしています。)
まあ上位に青学や駿河台の学生もいましたが、彼らもランナーなので統計に入れても問題ないでしょう。参加者は約5000人(男性のみ)ということで統計人数としては申し分なしです。コロナ渦でレースに参加する人たちがその辺のランナーとは母集団が違うという話もありますが、サブスリーが上位何%とかの話もレース参加者だけでしょうし、まあいいでしょう。
結果としてはサブ70で上位1.9%、80で10.6%、90で28.2%、100で46.5%でした。フルマラソンに換算するとサブスリーは85~6分あたり、サブ3.5は100~102分あたりだと思うので、そうするとサブスリーは上位約20%、サブ3.5は約50%という結果でした。だいぶ皆さんがおもってたであろうデータとは異なりますね。一方でツイッターなどで行われるマラソンタイムマウント合戦を見てるとこれよりはるかに速いタイムな気がします。
まあ昔のデータは厚底シューズ登場前のものでしょうし、この数年で一気にレベルが上がったのでしょう。
私も市民ランナー上位2~3%だと思ってた(実際レースだと男女含めればそれくらいの割合に落ち着く)んですが、上位4%でした。まだまだトップランナーへの道のりは遠いですね。
結論という結論も無いんですが、まとめとしてはサブスリーは大会に出るような男性の20%くらいの割合ってところですかね。これだけ多くのランナーが普段どこに生息しているかわからないのはなかなか興味深いところではあります。
以上、とりとめのない小ネタでした。
(2022/1/11追記)
女子の結果もまとめたのと、男女の結果と正規分布図を重ねてみました。