アブミ骨とコルネラ(形成したツチ骨)の間に、

存在していた軟部組織…。

※オペ動画( 2回目手術動画  53分12秒辺り)

 

予想通り、接点の溝が深すぎるが故に、そこを埋めるかのごとく、

存在していた結合組織である。

※組織検査に出したものではない。

 

しかし、

2回目手術で、他条件全て同一にした上で、溝を浅く形成しなおしたのに

(=当然、大きさや量が変わった軟部組織が新しく出来ているはずだ

聴力回復に変化が無かったので、

溝の深さ、軟部組織の存在(形、量 等)、

共に聴力結果に影響を及ぼさなかったことが証明されてしまった。

 
溝の深さ、軟部組織の存在は、伝音を妨げる要因では無かった

 

 

 

また、結合組織の存在場所だが、

目視可能な結合組織は、この軟部組織のみで、

他に存在していなかった
 

 

結合組織は、アブミ骨頭部の溝の部分のみという事実から、

まず、フィブリン糊で物理接点が固定化され、

その後、結合組織が、その溝に、適切な形や量で発生していくいう発生順序っぽいです。

(組織学的には、同時進行ですが…)

※あくまで、耳小骨形成 等をして、溝のある人限定の話です。

※血液とはまた別の話

 

結合組織は、聴力を固定化してくれるものにはなったとしても、

回復を妨げる要因にはならない
 
 

そして、

存在場所と発生順序、どちらの視点でも、

発生過程において、耳小骨接点を動的に変化させるものでも無かった。

 

 

 

 

いずれにしても、現状の着眼では、

聴力回復はここまで………

…… 後は、着眼を変え、コルネラ材質変更 、術式変更(アブミ骨手術 等)となる。……

 

 

 

3回目手術をするとなると、

リスクばかりが際立つ。

 

 

現状と付き合っていくという

賢明な選択をすべき時か…

 

 

 

 

 

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