出産当日② | 産婦人科医ずっちーの出産・育児日記

産婦人科医ずっちーの出産・育児日記

産婦人科医として働いてきましたがとうとう自分が妊娠。
プロのつもりがアタフタばかり。妊娠・出産・育児について日々つれづれを書いていきたいなーと思っています。

破水してからの続きです。

破水直後から猛烈に増強する怒責感と、便意。
あぁぁ、もうこれ、排臨するんじゃね?(排臨:児頭が腟口から陣痛発作時に見えて間欠期にひっこむ状態)

とにかく、ナースコール連打。連打に意味はないと知っていても連打。

助産師到着。
「は、破水しました、いきみたい感じもします」
「あ、わかりましたーパッド見て破水確認してきますね」

パッドを持って去る助産師。誰か、あの助産師クビにして。。。。
普通、即、即、即、内診だよ!!何立ち去ってるんだぁぁぁ!もうびっくり。

全然違う用事で来た他の助産師を呼び入れて腕をわしづかみにして訴える。さすがに内診。
全開大。
怒責も我慢できず、唸り声をあげて暴れる私。
車椅子にも抱えてもらって移乗し、廊下を時速100kmで移動(私の感覚では)
LDRに滑り込み入室。
もうこっから怒涛。モニターも見えてるし、心音落ちてるのもわかってるけど、もう怒責を我慢できない。
「いーきーんーでーしーまーうーーーーーー!」とか叫んでた気がする。

立ち会い希望してなかったけど、夫を呼んでと叫んで再度召喚。

そしてLDR入室から約20分後の2時47分。 

オギャァァァ!!

元気に産まれてくれましたーーードキドキ

ちょっぴり顔色も悪く、頭もおにぎりせんべいみたいになってたけど、
柔らかくて温かい天使がおなかの上にそっと置かれたあの感覚、忘れられない。

元気に産まれてくれて本当によかった。

分娩経過はちょっとイマイチだったけど(笑)


夫の後日談。

「私、最後野獣みたいになってなかった?(恥)」
「いや、なってなかったけど、しみじみ産婦人科医なんだなって思ったよ」
「え?なんで」
「赤ちゃん出てきたときに、スタッフみんなおめでとうございますっていうやんか?お前、すかさず、俺に向かって、おめでとうございます言うてたで。いや、産んだんお前やろ思ってたけど。」

…職業病(笑)