落下の解剖学
となり町のミニシアター系で。今日を逃すと、二度とスクリーンで観るチャンスを失いそうだったので。二番どころか、三番館くらいに思ってたのに、いまや、1800円。映画も高くなりました。噂では聞いていましたが、主に法廷劇。同じ事でも、見る方向が違ったり、言い方一つで、印象が180度変わったり、次々新たな事実が登場したりするのは、西川美和監督の「ゆれる」のときの方が衝撃だったかも。今作は、より現代的なgender や、仕事と家庭の問題を問題を含んでいますが。そして、聞いていましたが、ワンチャンの演技素晴らしい!序盤と、終盤、さすが、パルムドッグ賞!今作のための、ウケねらいの賞かと思ったら、2001年からあったのですね。現題は、Anatomie d’une chuteAnatomy = 解剖学ですが、解剖学と言われると、正確なニュアンスとちょっと違う気がします。真実を明らかにするために、事を分解して検証するみたいな意味ですかね。1959年の映画、Anatomy of Murderへのオマージュとしての題名みたいです。