2017年も早いもので、もう1.5ヶ月が過ぎようとしている。

2017年はどんな一年になるのだろうか。。穏やかな年になってもらいたいところだが。。

 

 

 昨年の夏ごろから、「免疫VSヘルペスウイルス」 によるリバウンドが色々と出現し、そのリバウンドの流れは今年に入ってからも継続している。昨年夏頃に出現した腸の蠕動運動が不規則になることによる違和感は、1月はほとんど治まっていたが、1月中旬頃から今度は今まで経験していなかった痔瘻らしきもの(多分痔瘻であろう)が出現した。現在は、多少のコブのようなものが残っているが、一旦終息方向になり、ホッとしている。

 

 長年CDを患っているが、何故だか痔瘻に関しては一切症状として現れてこなかった。たまに、下痢が酷くなりすぎて、肛門が痛くなることはあったが、今までCD症状の一つである痔瘻に関しては無縁な状況であった。今回、初めて痔瘻になりその苦しみをしっかり味わうことができた。

 

 恐らく、今回の痔瘻は軽度のような気がするので、長年患っている諸先輩方に比べたら大したレベルではないと言われそうだが、自分にとっては初めての経験であり、しかも激痛を伴っていたので、一時的に少々気持ちがダウンしたところもあった。

 

 

 下痢は、相変わらず継続しているし、腸の蠕動運動がある程度落ち着いてきたと思ったら、今度は痔瘻が出現するなど、今までの長年のツケが次から次へと形を変えた症状として表に現れている。明らかに免疫が元気に活性化されている証拠ではあるが、日々の生活をする上で(特に仕事をする上で)これらの症状は、決して楽なものではない。N君が『症状=免疫が戦っている証拠』と教えてくれ、頭では理解できても現実に身体の症状が出現すると、意識がそちらに向かってしまい。。。まだまだ、悟りの境地にはほど遠いようだ(^_^;)

 

 今回の痔瘻はかなりの激痛が伴っていたので、やはり痛みがあるとメンタル面で余裕がなくなり、思っていた以上にメンタルストレスを受けていたようにも感じる。今思うと、この状態での仕事はかなりキツかった。円座に頼りながらも何とか乗り越えることができた自分を褒めたい気分になる。鍼灸院の先生は、いつもとは違う部分に凝りが出現しているから、痔瘻の痛みによって身体のバランスが崩れたことによるものであろう、っと説明してくださった。

 

 やはり痛みのエネルギーは身体(肉体的面と精神的面)にかなりの影響を及ぼすものだと実感。  痛みはホント怖いですね~。

 

 

 これからも、長年のツケがどんどん症状として出現してくるであろうと予想されるが、身体を正常に戻す正しい治療は、ホントに険しい道のりであると再認識している。大きい意味でのリバウンドであるが、半端でなく、よほどの覚悟がないと、この治療を継続するのは困難である。この治療原理の概要をある程度理解することがとても重要であり、その理解がなければ、継続することは不可能であろう。

 

 ハッキリ言って、自分のように現代医療を長年続けた患者に対しては、この治療は喜んで楽に勧められる代物ではないとつくづく実感。よほどの変人(変態?)でない限り、継続は無理ではなかろうかと思えてきた。更に、家族や周りの助けが無ければ絶対に無理であろう。完治という言葉に踊らされて、生半可な気持ちで望むのであれば、止めた方が良いであろう。

 

 逆に考えると、これほどリバウンドが酷くなるまで、免疫を抑制し続けてしまった結果でもあり、誰の所為でもなく自分の責任であると判っている。一方で、免疫を抑制する期間が短かったり、抑制する度合が軽ければ、自分のような酷いリバウンドが出現することもないと考えられるので、そのような患者さんにとっては、それほど過酷な治療ではないのかもしれないが。。。。

 

 

 今の状況はまさに、終わりの見えない険しい修行そのものであり、毎日毎日、厳しさをじっくりと味わっているところである。時には、心が折れそうになることもあるが、そんな時には無理せずに、強制的に気分転換しながら、昔のもっと苦しかった暗黒時代を思い出しながら、ボチボチ歩き続けている。ホント我ながら良く立ち向かっているなぁ。。と褒めてあげたい気分ですな(^^)。また、同じ治療に取り組んでいらっしゃる方々の存在もとても大きく、勇気を与えてもらえます。ホントに有難いですね(^^)。

 

 

 今は、無理せずに少欲知足の気持ちで、ただ、ひたすらに愚直に正しい治療を続けるのみ。これが、自分の選択した険しいながらも正しい生きる道である(^^)