前回の記事から約2ヶ月が経ちました。先日、naoki君と食事しながら色々と話をしましたが、試練を乗り越えて立派に成長している姿に逆に元気を貰いました。彼は冷静に物事を判断できる能力(才能)を持っており、今後がとても楽しみな20代ですね(^^)。
私の方は現在も下痢は継続中ですが、それ以外の酷いリバウンドは出ていないので、体調はまあまあといったところでしょうか。でも、明らかに2年前よりも下痢回数は多くなっている状況です。
naoki君と面談したときにこの理由を説明してもらいましたが、これは、新たな異物(化学物質)との戦い(排出)によるものと考え、長年のツケをデトックスしているのであろうと捉えて、あまり気にしないことに決めました。最近の採血結果ではCRPが0.3ですから。。。
さて、最近、お灸の効果を再認識した出来事がありましたので、お伝えします。
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松本医院を受診するときには、いつも鍼灸も施術していますが、前回施術のときに鍼灸の先生から、足三里と大腸愈の皮膚が低温火傷のようになっているので、皮膚が回復するまでその2箇所はしばらくお休みにすることを勧められました。一応、代用のツボを教えて頂いたが、諸事情により約3ヶ月の間お灸はお休みにしていました。
先日、地元で通っている鍼灸院の先生から身体が冷えている(血液の流れが悪いことによるもの)との指摘をうけたので、先週からお灸を再スタートしました。ツボは、大腸愈、腎愈、天枢。足三里はまだ少し皮膚が硬くなっているので、できるなら三陰交も勧められる。
その日の夜からお灸を行ったところ、翌日に今までにない症状が出現しました。右耳の奥(鼓膜付近だと思う)に大量の浸出液(リンパ液だと思う)が溢れ出て来て、右耳だけでしたが、音が聞こえなくなりました。水泳の後に水が耳に入って聞こえない状態と同じ感覚でした。その日は綿棒で何度も拭き取っては詰まる状態が続きましたが、次の日には治まりました。
右耳は、昔からアトピーのような痒みがよくでていた場所でもあり、特に鼓膜近傍は痒みが酷い箇所でした。ただ、この痒みは常時ではなく、断続的に出ては消える状態であり、特に何もせずに放置してましたが、今回の浸出液が出た現象の数日前には、とても痒みが酷い状態になっていましたね。
naoki君が、以前のブログで「お灸は強制クラススイッチ手段である」と伝えていたのを思い出しましたが、確かにその通りだなぁと再び実感できる出来事でした。
お灸によって免疫が上がり、リンパ節毎のクラススイッチが行われたことにより、IgEによる排出現象が出現したということでしょう。
以前から、右耳は痒みが出ていたのでIgE状態になっていたようにも思えますが、今までとは別の新たなリンパ節でのクラススイッチが起こったのではないのか?と、良いように解釈しています(^^)。
その後、右耳は全く痒みがなくなっている状態です。また、今回のお灸再開によって、下痢回数も減ってきましたので、お腹への効果も実感しました。
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まだまだ、自信を持って完治に向かっていると言える状況ではありませんが、身体は少しずつでも良い方向へ前進しようと頑張っているのを感じました。
このような目に見える変化があると、実感として判りやすいですね。お灸は中々続けるのが難しい場合もありますが、やはり継続した方が良いということを再認識しました。
お灸は、まさに強制クラススイッチ手段ですね。
腸内のリンパ節でクラススイッチされることを願いつつ、粛々と継続していこうと思います。
後日、地元の鍼灸院の先生に今回の耳現象をお話したところ、「腎愈は耳・鼻・目と繋がっているので、今回の現象はあり得るよ」と、さらっと説明されました。ツボって凄いですね(^^)。