毎日が貴重 | みみみのブログ

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ありがとうを言葉にする。

もうすぐ8月も終わり。
1人で住み始めた頃は、毎日が緊張の連続でした。

先日、勤務先に住所変更届を出す。
いつもと違う通勤経路、何かあっても労災適用されないと困るか、と思って。

実は、数日前に車とぶつかった。
幸い、自転車の損傷だけで わたしは無傷やったけど、仕事中の事故。
警察とのやりとりで
これは…、住所変更の届けを出しといた方がいいのかも。
考えてみれば、当たり前のことやね。

その日のうちに、上司に「実は、事情があって今 1人で住んでます。」と話す。
一瞬、上司の顔の温度が下がった(ように見えた)。
理由は何も聞かれず、それでも気遣いの空気感の中、住所変更届にハンコを押してもらい、変更完了。
意図して隠すつもりはなかったんやけど、なんだか少しホッとしたワタシ。


こういう仕事(様々な人の様々なケア)をしてると、瞬時にして相手の気持ちに寄り添おうという態勢が自然と身につく。
言っていいこと、遠慮すること。
自尊心を損なわないよう、言葉を選んで話すこと。
難しいんやけどね。
そんな毎日が、自分の糧になる。
大変だけど、楽しい。
自分の病気がわかったとき、そんな毎日が断ち切られるのかと、絶望感に襲われた。

10月に脳神経外科で腫瘍の再検査。
11月に泌尿器科で腎臓の再検査。
同じ11月には、毎年恒例の健康診断もある。
その健康診断のおかげで去年、ガンが見つかった。
今年はバリウムではなく、胃カメラも受けようと思ってる。
嫌だけど。
嫌とか言える立場ちゃうし。
婦人科系の検査も しっかりと。

まだまだ仕事はしたい。
一人暮らしも続けたい。
母とも車椅子で出かけたい。

病気になって、改めて自分の時間の大切さを知った。
巻き戻しも、修正もできない。

同胞よ。
大事に。
生きて行こうね。