懐かしい本を出してきました
私、中学受験してみたい
お願い、塾に行かせて
みんなと一緒に受験勉強したい
と、自ら申し出るお子様は、皆無ではないでしょうか
もしいらっしゃったら素晴らしい
しかしその動機が、
例えば可愛い制服だったり、
お子様が大好きな親戚が通っているから、
という感覚で、受験勉強を始めたとすると、最後までかなり強い気持ちが必要です。
お子様にとって、
中学受験は過酷な勉強のスタートです。
勿論、親にとっても
現実的には、
この本の桜井さんのように、お子様の将来を考えて、最初は親の一存で中学受験勉強を始めるのが一般的です。
では、どうやって、
お子様に、なぜ中学受験をするのかを納得させるのでしょうか。
【親の思惑】
長男くんに中学受験をさせたのは、、
1.地元の公立中学が荒れていた
2.四谷大塚の全国統一小学生テストで良い成績を出したので、勉強で自信をつけさせたかった
3.中高一貫校にコストパフォーマンスを感じた(近隣に予備校いらずと公言している中高一貫校があった)
4.良い教育環境で思春期を過ごして欲しかった
親の勝手な願いばかりですね
桜井さんは、こんな表を作られました。
久しぶりに本を開いてみると、表には長男の名前とその当時の年齢が
中学受験を終えて1年以上経ちますが、未だに、
中学受験なんて大嫌いだ
と言います
当時は、相当なストレスを溜め込んでいたのでしょう。現在、はっきりと自分の意見を吐き出せるようになったことは、健全です
しかし、アメリカでの勉強で役立っているのは中学受験での勉強です。
勿論、数学や生物、物理、みんな英語の問題文で引っかかってしまいますが、英単語さえ分かれば、正しい答えを導き出すことが出来ます。
アメリカに来てすぐの時、長男くんは中学受験は無駄だったと散々言ってました。
今では、アメリカでも中学受験勉強は役立っていると感じているようです少しだけ。
長男くんの中学受験から1年経って、
中学受験をすること=親が子に感謝されることではないことが、私にははっきりとわかります
さて、次男くんの番です
また、親の一存でスタートですが、次男くんは長男くんの受験を見ていたからか、今のところ、受験するのは当然と思っているみたいです
さあ、どうなる事やら
結局、親のできることは
伴走です。
出来る限りの伴走をしてあげようと思います。
国語の接続詞の良問とても素晴らしく、上手く説明出来そうです