新年度が始まる。

庭の木々にも新しい芽吹きが見られる頃。


 沈丁花の花の香りに春の訪れを感じ嬉しくなってくるのは、子どもの頃の記憶が呼び覚まされるからか。

通り過ぎた時にふわっと香り、思わず振り返ったあの通学路。

我が家の庭に植えた沈丁花は、きっとそんな思い出の春を感じたいからかもしれない。


何かを始めたくなる季節。

なんとなくウキウキしてくる。


あれもやりたい、これもやらなきゃって思っても結局日々に追われて中途半端になることが多い。

それでもこの時期になると、むずむずうずうずしてくるからおもしろい。

思ったことを思ったようにできないけれど、やりたい気持ちは大事にしたいな。


さあさあ、まず初めにやることは…

そうだ、小さな庭の春探しに行こうっと。