インドBlog バーブリ・モスク
過去の歴史の中で、数々の侵略を受け、国の宗教もその都度変わってきたインド。
その過程の中で、宗教によって領土を国として分けたり(インド/パキスタン、インド/バングラデシュ)
してきましたが、まだまだインドの中には様々な宗教を信仰する人が混在しております。
代表格は、
国民の80%を占めるヒンドゥ教。
続いてはイスラム教で、15%弱。パキスタンやバングラ建国に際して、それぞれの国で移住が成されたそうです。(パキスタン領土に居たヒンドゥ教徒がインド側に移ったり、その逆もあったりと。)
その他(に分類されてしまいますが)、
キリスト教(南部や東北部(ミャンマー国境地域)に多い)
シーク教(アムリトサルが総本山。ターバンを巻いている人達)
仏教(インド内にも仏陀が辿った場所が数多く点在)
聖地の一つサールナートの記事です。http://ameblo.jp/zu2000/entry-10421684749.html
ジャイナ教(あらゆる殺生を堅く禁じており、野菜も根菜類は食べちゃいけない。。)
ゾロアスター教(TATAの会長が信仰している事で有名)などなど、入り乱れております。
国教についても、侵略と支配の中で、仏教やイスラム教、ヒンドゥ教と支配者が変わる度に変遷し、
既存の寺院やモスクなども、破壊と別宗教の施設への再建を繰り返してきました。
前置きが長くなりましたが、表題の「バーブリ・モスク」はUP州のラクナウの近くにあるアヨーディアにあるモスクで、過去の侵略と支配の中で、今はモスクとして存在しておりますが、ヒンドゥ教徒、シーク教徒が土地の所有権を主張しており、特にイスラムvsヒンドゥでの衝突では死傷者も出ております。
今回、裁判所の判決は写真にもありますとおり、モスクの土地を均等に3分割せよとの事でした。
つまり、イスラム・ヒンドゥ・シークで仲良く分けなさいというものです。
判決内容については、経緯をよく知らないのでコメントできませんが、
この判決(9月24日)にはインド中が注目し、また判決の時間(15:30)には
爆弾テロが起きる可能性があるとの報道なども出て、デリーやグルガオンの企業では
午後をお休みにしたりと対応されてました。(私はデリーに出掛けてましたが・・。)
結局何も起こらず平穏に終わったようですが、人の信仰に起因する争いは、
今後もインドでは絶えることは無いでしょうね。
以上、長々とすみませんでした。。
お読み頂いた方、有難うございました。。