あのストライプのシャツワンピ。
青と白の爽やかな感じ。
それから細い白いベルト。
彼女には似合ってなかった。
きっと僕なら着こなせる。
スタイルがいいわけじゃないけど
大人っぽさなら負けないから。
背の低い友達は
僕のファッションを
『私には着れない。大人の女性って感じ』
と言った。
君の彼女は多分
可愛らしい服が好き。
森ガールとか
ほっこり系。
だけど僕は原色が好きで。
頭が悪い
性格が悪い
口も悪い
背は高い
筋肉質
無愛想
運動はできる
おとなしくない
これが僕。
似てるとこなんか
声が低いことくらいしかなくて、
彼女と正反対の僕。
それが僕をそこはかとなく悲しくさせる。
ほら やっぱり
君の爪先はもう
僕の方へは向かない。
初めて見る、
ちゃんとしたツーショットが思ってる以上にショックだったみたいで
僕の心は壊れかけです。
そんなの想定内だし
対策もバッチリで
全然大丈夫だって思ったんだけどな。
僕の潜在意識は
だめみたいです。
あたしはきっと
食べることが大好きです。
だけど、
最近は何を食べても美味しくないの。
味が分からないわけじゃない。
僕の膝下を叩いてみればビタミンB1欠乏症じゃないと証明できる。
大好きで滅多に食べられないハーゲンダッツさえ
美味しく感じない。
冷い 甘い 普通
だけど食べることはやめられなくて
あたしは
食べる 食べる 食べる
お腹がいっぱいだと
分かっていても
胃下垂だからどんだけお腹が出ていても
食べ続けてしまう。
それはきっと
全部全部君が好きだから。
君のせいだと
言っているわけじゃないの。
あともう
用事は一つしかない。
勉強に集中したいのに
なぜか君のことばかり
考えてしまう。

