ヂ、治ヂスル 病ヲ治スル
クハ、化くわする 痰ヲ化スル
サン、産する 北国ニ産スルモノ
ゾク、属スル 虚寒ニ属ゾクシタモノ
ダツ、脱する
セウス、痰ヲ消セウス
瘀ヲ血ヲ消シ
アゲル、挙げて
アタタメ、温め 筋ヲ温メ
アタタメル、煖メ
腰膝コシヒサヲ煖メ
アタル、的ル
アツル、充ル。蒔蘿ニ充ル
アタラズ、充ラズ、当たらず。真物ニ充ラズ
アテル 中アテラレ 中てる 臭氣ニ中ラレ
アタラ、中 (中ら、当ら)
アツメテ、聚メテ
アハス、合す。誤テ合スレバ
(会わす、遭わす)
アヤマツテ、訛 (誤って)
アヤマリ、誤リナリ 誤テ用レバ
アンズル、按ずる 本草ヲ按アンズルニ
イカシ、活かす(生かす、行かす) 血ヲ活シ
血ヲ活スル
イヘル、癒える、イへタリ
瘥イヘテ、瘥イェザル、永ク瘥イヘズ
イマシメ、禁ヲ…(片55)
イマシム、戒む、(誡む、警む)
イム、忌む、イマズ、忌まず
イル、炒る
イリテ、焙リテ
イユル、瘥る(癒る)
ウケテ、伐テ 肝ヲカンヲ伐テ
ウツ、脾胃ヲ伐ツ
ウケザル、受けざる 虚労補ヲ受サル者
ウヅミ、埋ミ 熱灰アツハイニ埋ミ
ウケル、稟テ(うける、受ける)
大陰ノ精セイ稟テ
ウル、得る 奇効ヲ得ウ
故得レ名、故ニ名ヲ得る也
ウルハシ厶、潤シム 顔色ガンシヨウヲ潤シム
ウルホス、潤す(うるおす、湿す)
滋 大腸ヲ滋
ヱキス、益す 中氣ヲ益ス
エラビ、撰ビ、撰ビ用ベシはい
ヱラビテ、撰テ
ヱラミテ、撰ミテ
エラミ、擇アリ
ヲキナヒ、補い、腎ヲ補ヒ
ヲカス、犯す(侵す、冒す)房事ヲ犯シ
ヲゲバ、置バ 吹通フキトルヲ所ニ置バ
ヲクベシ、置ベシ
ヲコシ、興す 陽事ヤウジヲ興シ
ヲコル、發ル(おこる、起こる)
ヲコル、作ル(片·貝母p11)
ヲサへテ、抑て 肝カンヲ抑テ
ヲトロヘ、衰える 血衰ヘ
ヲホヘテ、覺へテ、
ヲサム、收斂(收、収)
カタムキテ、傾きる(方向き)
カタル、語る(固る、騙る)
カ子ザル、兼ねざる痰ヲ兼カ子ザル
カハカ(スル)、燥スル。湿ヲ燥スルノ効
カハカシ、乾、燥
カハキ、燥キタル咳嗽セキ(片·貝母p11)
カハク、乾ク、燥ク(かわく、燥く)
カレル、枯れる。苗枯ル
カレズ、枯れず。旧根フル子枯ズ
カルル、枯
カミテ、嚼テ
キザミ 剉ミ(刻む)
キタル、来る。唐ヨリ来ル
キハマリテ、極まる(窮まる紀和丸)
クチタル、朽タル くちる、朽ちる
クダス、降す(くだす、下す) 氣ヲ降ス
クダシ、降シ 火ヲ降シ
クンズル、心肺へ薫くんずる
クサル、腐る
クハシク、精しく。
本書二精クハシク詳(片·半夏)
ゲスル、 解する
クム、汲む
コエル、肥えて(超える、越える)
コシ、濾す
コシラヘ、拵え。拵ヘ用ベシ
クンズル、薫ずる
クタス、降す(下す)
サラス、晒す
サラス、夜外ニ露ス
シノギ、凌ぎ
シブラセテ、澁セテ(渋る)
シラデモ、知らでも?
シリソク、退く(知り速)退シリソキテ
シリゾケ、退ケ。痰ヲ退ケ
シリゾクル、退く(片·12)
シレル、知れる
シヤウ、生ズ 苗ヲ生ズ
ソクス、属す(即す、則す)
スグル、過ル。過ルトテ
スリテ、研ル(刷り、磨り)
スマス、澄ます
スレバ、治 肝カンヲ治レバ
セメテ、攻めて(責める)
ゾクス、ソクス、属す 心火二属ス
ソソク、潅ぐ(注ぐ、灌ぐ)
タカブル、亢ぶる(高ぶる、昂ぶる)
タクワヘ、貯ヘ、蓄、貯え
タスクル、助ル 脾土ヲ助ル
チガヘテ、違えて
チガヘて、違える
チガフタ、違フタ
ツイヘ、潰ヘて、潰える
ツウジ、通じ 命門メイモンヲ通ジ
ツウ、通
小便通ゼザル???(和·芒硝)
ツカハレヌ、使レヌ
ツカフ、使う
ツカフテ、使フテ
多ク此薬ヲ使フテアルナリ
ツカサトル、主(つかさとる、司る)
ツキ、 搗く
ツキテ、搗テ
ツツミ、裹ミ(包み)
ツツミヤキ、炮(包み焼き)
ツラヌキテ、貫キテ(穿き)
ツミテ、摘みて
トヲリ、徹る(通り、透り)營衛エイエ二徹リ
トカリ、尖り
トル、采(採る)
采リタルハ。采レバ、采ラバ
(解·半夏)
トムル、止むる、止トマラヌ
ナラフ、傚う (倣う、習う)
ニクム、悪(醜、嫉、憎む)
ニタルモノ、似たる物
ニタリ、似たり
ヌキ、抽(抜き)
子リテ、煉りて、練りた
子リタテ、煉タテ
子バル、稀(粘る)
ノコル、遺る
ノコリテ、残リテ
ノスル、載ル
ノバス、延、伸ばす、舒
ノボル、衝ル
バイスレバ、甘草を倍すれば
バカル、斗ル(計り、秤)
ハシル、走る 性好テ走ル
ハタラキテ、働きて
ヒキツル、攣急(引き攣ろ)
ヒタス、浸す、(ひたす淫す)
水ニ浸ヒタスモアリ
ヒタセバ、浸せば
ヒラケ、開く
ヒラメテ、平めて。ひら・める【平める】
[動マ下一][文]ひら・む
[マ下二]平たくする。
ヒロメテ、廣めて
ハエル、生える 古根フル子ヨリ不生ハエ
フサグ、雍(塞ぐ)氣ヲ雍グ
フサガル、塞がる 塞リタル
フスフ、蚊をふすぶ (大和本草·鰻鱺)
ふす・ぶ 【燻ぶ】
[一]自動詞バ行下二段活用活用
{べ/べ/ぶ/ぶる/ぶれ/べよ}
①いぶる。くすぶる。
フセク、禦ぐ(防ぐ)
フル、摇 頭ヲ摇ニ (振る)
フル 舊、(古る) 舊苗ナヱ
フルク、陳ク(古く、旧く、故く)
フルレバ、触フル
三處共ニ人ノ手ヲフルレバ
(大和本草·キギ魚)触るれば
ヘテ経て(歴て)
ヘラス 真陰シンインヲ虚耗キヨコウ、ヘラス
ベンズベシ、辨ズベシ
其ノ辨ベンハ青蒿ノ條下ニアリ
ホシテ、乾シテ
ホリ、 掘り
マイテ、蒔いて(撒いて)
マガリ、彎曲(曲がる)
マジヘ、雜ヘ来ル(雑える)
マジユル、交ジユル、交える
マス、益 命門メイモンノ火ヲ益ス(増す)
マゼル、拌ル(混ぜる、雑ぜる)
水ニテ拌ゼ洗ヒ
マモル、
ミチビキ、導トス(道、引き)
ムカヒテ、向かいて、向う、むかう
ムシバミ、蛀ムシバミテハ
(蝕み、虫バミ、虫食む)
ムスブ、結ぶ
ムスボレル、むすぼ・れる【結ぼれる】
メアテ、目當て 自汗ヲ目當
メクラズ、運ズ
メグル、環
メグリ、行リ。(巡り、廻り、周り)表ヲ行リ
メグラス、行ス(巡らす、廻らす)氣ヲ行ス
メグレバ、行レバ 氣ガレバ
モダエテ、悶える
モチ井テ、用井テ
モチ井ラレル、用井ラレル
モチユ、用ユ
モラス、泄ス(漏らす、洩らす)氣ヲ泄スコト
ヤシナフ、養う 筋スジヲ養ヒ
ヤセル、痩せる
ヤトフテ、雇う、やとって
ヤブラ、藪ら(破ら、薮ら)
ヤブル、傷る(破る、壊る)
ヤブリ、破り 血ヲ破リ
やブレ、傷レ 暑ニ傷レ
ユルシ、緩シ 緩クテ
ワシル 走ル(はしる奔る、趨る)
ワタル、渡ルナリ。
つづく…