「光る君」が俄然面白くなってきた！

ついに「源氏物語」誕生!　

書かれた理由も明らかに・・・

実は、私・・NＨＫの大河ドラマ「光る君へ」をこっそり見ていました。笑

今回は、本当に一筋の光りが見えたかのような回でした。私の個人的な見解ですが、このドラマを見るために「古典文学」の勉強をしてきたんだ～と思ったほど、収穫の多い内容でした。

源氏物語が書かれた理由

中宮を失い、帝の御心が空しくなっていた折。藤原道長の要望により「帝をお慰めする目的」で書かれたものが「源氏物語」だったようです。なるほど～これは納得。

枕草子ではダメな理由

そもそも「枕草子」は、きらびやかで美しい中宮のご様子を思い起こして書かれた作品でした。そこには、ためらいや迷いなどの人間の感情表現は無く、血が通った作品ではないため、人の心を動かすことはできなかったのです。

妖艶で明解な和泉式部登場

泉里香さんがあかね役（のちの和泉式部）で出演していて、その大胆なセリフには驚くと同時に大変納得しました。（泉里香さんは、山P主演のNHKドラマ「正直不動産」にも出演している大好きな女優さんです。）

いつもきらきら光ってる和泉式部君 #泉里香さん#光る君へ #光る君絵 pic.twitter.com/ZOtvMquftW
— 横山信幸は（絵を描いた） (@yokoyamaoekaki) August 18, 2024

あかね（和泉式部）曰く、清少納言の枕草子は、つまらないということですが・・・

（人間の感情や秘め事のニオイも無く心が動かないということでしょうね）

#光る君へ #和泉式部
惚れてまう pic.twitter.com/0WhZdIoPUl
— 酔少納言 (@hoittohoitto) August 18, 2024

そして、こんなにもセクシーな歌を詠みあげました

「黒髪の乱れも知らずうち臥せば　まず搔きやりし人ぞ恋しき」

黒髪が乱れるのも気づかず横たわると　

この髪をかきあげてくれた人が恋しく思われます

和泉式部さんは、真昼間から秘め事をにおわしていたのですね、ｱｯﾊﾟﾚじゃ～

藤原道長とまひろ

子供の頃からお互いに惹かれ合っていたのに、身分の違いや月日の流れで一時疎遠になっていましたが、道長の依頼により、同志のような関係になりましたね。

望月の欠けたることも無しと思えば

「この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば」これは、道長が愛娘を帝に嫁がせたときに詠んだ歌ですが、こんな歌を詠むほど栄華を誇っていた道長も、帝の寵愛を娘に向けさせることができず、苦心の作戦が物語で気を引くことだったようです。つまり、物語の続きを娘の元へ届けさせて帝を通わせる作戦でしょうか

ふたりの作戦会議

道長とまひろの作戦会議によって、物語は帝の人生に照らし合わせたストーリーになりました。より興味深くなるように、共感性をくすぐる内容となっており、帝も読み始めたら「はっ！？」となるでしょう。続きが読みたくなるはずですよ。

さぁ～ここから「源氏物語」の始まりになります。「光る君へ」が俄然面白くなってきました！！！！また来週が楽しみです。

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