岸部一徳「終戦ドラマ」で魂の演技

全ての日本人が見るべき終戦ドラマ

「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」

昨夜遅くに、岸部一徳がトレンドに上がりました。それもそのはず、NHKで放送された終戦ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」で、魂がこもった演技が本当に素晴らしかったのです。涙なしで見れなかった人が続出するほど感動を呼んだドラマでした。現在は、無料のNHKプラスで見ることもできます。また、地上波で再放送もありますので是非見ていただきたいと思いました。

私が、このドラマに嘘はないと思ったのは、日本軍が太平洋戦争（第二次世界大戦）で戦った理由は、欧米によるアジア諸国の植民地化を止め各国の独立をサポートするためだったと表現されていたからです。日本は、学校で習う歴史も改竄されていますが、公共放送であるNHKもドラマで欧米に都合の悪いことは描かないことが多いので、これってデクラス？と思いました。日本人にも、いよいよ真実が伝えられる時代が来たんだなぁ～と思いました。

あらすじ

椰月美智子作の児童文学「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」のドラマ化。小学校６年生のスケボー好きの男の子、拓人が神社の管理人をしているおじいさん、田中さんと出会う。田中さんは７０年、神社の敷地内で一人ぼっちで暮らしてきた。拓人は田中さんと交流を深めていく中で、田中さんの戦時中の体験を聞く。田中さんは、どうして７０年間独りぼっちだったのか？その壮絶な人生を知った拓人は田中さんのことをみんなに知ってもらいたいと思うのだった。そして仲間と一緒に田中さんの講演会を開くことを提案する。

当時１１歳の田中さん　日本は勝つと思い込んでいた・・

特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」
【放送】 NHK総合　8月15日（木）よる10:00～11:13

【NHKプラス】（無料）配信期限 :8/22(木) 午後11:13 まで

【再放送】NHK総合　8月31日（土）午後4:40～5:53
【BSP4K】8月17日（土）午前7:30〜8:43
【原作】椰月美智子「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」
【脚本】櫻井剛
【音楽】小山絵里奈
【出演】中須翔真、岸部一徳、木村多江、森永悠希ほか
【スタッフ】制作統括：櫻井壮一
プロデューサー：鈴木航
演出：川野秀昭

田中さんが１人になってしまった理由が壮絶です。徴兵された父と兄に向ってバンザイをして見送ったことや、母と妹を守り切れなかったことに対する後悔。戦中戦後の国の指示や教育の歪曲など、今の人が想像できないほどの体験を知ることができました。もう、これは涙無くして見られないドラマだと思います。戦争の語り部・田中さん（岸部一徳さん）の回想シーンはありますが、流血のシーンは無く、心温まるドラマでした。

岸部一徳さんと言えば、今までは怪演が特徴的な方だと思っていたのですが、とても深い演技をなさる方なんですね。以前、嵐のメンバーが、ドラマの早朝演出練習を呼びかけたことがありましたが、岸部さんにはお誘いが無かったのか、岸部さんが断ったのか？無視したのか？ちょっと気になっていましたが、このような神がかった演技力の俳優さんに、ジャダレやコントの朝練は必要なかったよね～と思いました。

昨夜X上には、ありがとうサリーという声が上がっていました。

あっ、私もリアルタイムでサリーを知っています。

なつかしいなぁ～と嬉しくなりましたよ。

ということで、サリーを載せておきます！