「セクシー田中さん」

原作者 芦原妃名子さんのご冥福を祈ります

 

ドラマ「セクシー田中さん」(日テレ)の原作者、芦原妃名子さんが亡くなられました。原因は、作品をドラマ用に改変されたことで制作側とトラブルが絶えなかったことにあるようです。

 

私も大好きなドラマだったので、こんな形になってしまい残念に思います。

↓過去記事

 

原作者と制作側のすれ違い

ドラマは、恋愛要素もあり、ドキドキしながら楽しく拝見させてもらったのですが、原作者は、恋愛部分にスポットを当てたくなかったようです。また、作品を通して訴えたい大切な部分がカットされるなど、自身の作品が別物になっていくのがたまらなかったようです。それもあって、9話と10話は原作者自身が脚本を担当したという経緯がありました。

 

脚本家 相沢さんのコメント

相沢さんも脚本交代は残念だったでしょうね。放送前に内情を伝えていましたが、いずれにしてもドラマを見れば、違いは明らかでした。「あれっ?」と思うほど作風が違いました。

 

その後、相沢さんのところには、楽しみにしていた最終回がぬる過ぎて不満の声が届いたのでしょう。その後、「9話・10話を書いたのは原作者です。」と報告がありました。

 

 

ドラマ化の条件と契約は共有されていたのか?

芦原妃名子さんは、原作への強い思いがあり、相沢さんは脚本家としての責任があります。そして、現在掲載中の原作をドラマ化するには、それなりの制約があります。そもそも、原作が変えられないのであれば、脚本家に依頼する時点で条件を伝えるべきでした。

 

逆に、原作者側は、実写版ドラマを了承したら、口出しするべきではないと思います。違いを上げればきりが無いですし、TV局側は視聴率を稼ぐためならなんだってやりますからね、原作者が原作とドラマは別物だと割り切れない場合は、映像化の許可を出すべきではないと思います。特に今回は、原作を重んじる作者に対して、今まで原作をアレンジしてヒット作を生み出してきた脚本家の組み合わせなので、相性も悪かったのかな?企画したプロデューサーは、双方に条件や契約内容を説明してあったのでしょうか?

 

相沢さんも傷ついていると思います

今回、原作者が亡くなったことによって、脚本家がSNS上で攻撃されています。しかし、脚本家に対して日テレが説明していなかったこともあり得ます。原作者が亡くなったからと言って、脚本家だけを責めるのは大きな間違いだと思います。

 

私は、相沢友子さんの脚本が好きで、今までたくさんのドラマを楽しませてもらいましたので、彼女の未来が心配です。辛いでしょうけれど、これを乗り切って新しい作品を見せてもらいたいです。

 

恐らく、一番責任が重いのは、日テレでしょうね

 

セクシー田中さん - Wiki

『セクシー田中さん』(セクシーたなかさん)は、芦原妃名子による日本の漫画作品。『姉系プチコミック』(小学館)にて、2017年9月号から連載中。
昼間は周囲から変人扱いされている経理部のOL、夜はレストランでベリーダンスを踊る超セクシーなベリーダンサーの顔を持つ、我が道を行くアラフォー女性・田中と周辺人物を描く。
2023年8月時点で単行本の累計部数が100万部を突破している。
2023年10月より、日本テレビ系列にてテレビドラマが放送された。
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読者のコメント

 

 

みなさんのコメントが優しいですね。最終回まで読ませていただきたかったですね。

私も、芦原さんが原作で伝えたかった思いを探してみようかな

 

「セクシー田中さん」の原作者 芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします。

 

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