人はなぜ他人をディスるのか?

 

 

それは、ディスる人の深層心理に“コンプレックス”があるからだと最近気が付きました。

 

ディスる人の深層心理 嵐の場合

昨日から「嵐の松潤がリーダーの大野智をディスった」というタイトルがネット上でTOP記事になっています。昨日は、何事もなく平和な回が放送済みなので、今さらですけどね

注目の記事は、先週2/21に放送された『VS嵐』のトークについて書かれたものでした。

 

私的には、2/21の「ディスり発言」に関しては、「嵐ではよくあること」なので驚きませんでした。「ディスる」ことに対して好ましく思ってはいないのですが、発言した当人の真意はわかりませんし、毎度のことなので、そこは気にも留めていませんでした。

 

それよりも、興味深かったのは、「自分のコンプレックスは?」という質問だったのに

なぜ?松潤は「リーダーはあんまりしゃべらなくても怒られない」と答えたのかという点です。

自分のコンプレックスではなくて、なぜリーダー大野智の話が出てくるのか不思議でした。

 

松潤のコンプレックス=リーダーは、あまりしゃべらなくても怒られない

 

これはいったいどういうことなんだと、思いました。

 

つまり、『自分は一生懸命考えて沢山発言しているのに、意外と皆に評価してもらえない。

リーダーはあんまりしゃべらなくても、一言二言でみんなが納得してしまう。怒る人もいない。

リーダーはすごいなぁ~僕も、一言二言でみんなに認められたい。』

 

という気持ちの裏がえしだったのではないかと思いました。

だとすると、「リーダーのように認めてもらえないことが自分のコンプレックス」と正直な気持ちを吐露した松潤は、表現がヘタなだけで案外、素直な人かもしれません。

彼は、言葉が足りなくて誤解を生む発言が多い印象ですが、言葉選びが謎だったり、言いたいことが伝わらないと、たくさん発言するほど問題は生じてしまうものです。

確かに、それではコンプレックスにもなるだろうなと思いました。

「遺作」や「僕のアンチ」などの発言)

 

以上は、私の想像でしたが、ああ!やっぱりそうだったのかと思ったのは

ディスリスペクト という言葉の本当に意味を知ったからです。

 

ディスリスペクト

disrespect は、リスペクトrespect「尊敬、重視、「敬う、重んじる」の意味)の対義語であり

「不」の意味を示す接頭辞のディス(dis-)が付されてできた言葉。

名詞で「無礼、軽蔑、軽視」や動詞で「無礼なことを言う、蔑む、軽んじる」の意味を持つ。

本来お互いをリスペクトすべきところを、そうしないという文脈で使われる。

つまり、ディスリスペクトは、リスペクトの裏返しとも言える。

 

日本語で、動詞化した「ディスる」、「ディスられる」という表現が日本のHIPHOPリスナーの中で90年代年半ばから後半には定着しており、2000年代後半以降にインターネットスラングとしてみなされる。しかし、文化庁の調査によると国民の7割は知らない言葉である。

 

 

コンプレックスとディスリスペクト

自分自身の中にコンプレックスがあるから、心の中ではリスペクトしているのに、口から出る言葉は、ディスリスペクトになってしまうのだと思われます。

根底にある気持ちは「羨ましい」ということです。そういわれてみれば、松潤は確かに「羨ましい」とも発言しているのです。だから、そこに注意を払っていれば、これが単純な「ディスり」ではなかったことが伺えます。

 

私もよくディスられます

炎「外に出て汗かいて働け!」 

炎「飯の種ブログ!」 

炎「アフィカス!」

ジャニーズ公式ブロガーのコメント欄に、私を指しで書き込んでいる人がいました。

それを表示するブロガーにも問題はありますが・・

この深層心理は、自分は一生懸命汗をかいて働いているのに、お気楽にネットで稼いで楽をしやがって→羨ましい という発想なのでしょう。と解釈しております。

 

線香(炎)「引きこもり」

資格取得のため、数か月講習を受けていた時期に、親戚筋から「引きこもり」の噂があると言われました。いやいや、毎日1時間離れた隣り町まで通って講習を受けていたので、なぜそんな話が出るのか不思議でした。結局、公費で自分の好きな資格を取得できる環境にあることが羨ましかったようです。その後、言った本人から「頭いいから~」と羨ましがれました。それもコンプレックスの裏返しだと思っています。

 

まとめ

コンプレックスを持っている人が、相手をディスるのは、敵わない相手だから、相手をディスることで自分のアンバランスな感情を調整しているのだと思います。でも、それは正しい方法とは言えません。相手のレベルに近づくためには自分で努力することが必要です。

自分がいいなぁ~と思う相手をディスリスペクトすることなく、正直にリスペクトして努力すれば目標に近づくことができると思います。

松潤のように、「羨ましい気持ちがある」と気が付いた人は、向上心がある証拠なので、見込みはあると思いますよ。(上から目線でごめんなさい、アラカンだもので・・)

 

『VS嵐』では、松潤の発言の後、相葉くんのフオローがあり、大野くんは動じることなく神対応で冷静にオチに繋げていました。その一連の流れに、信頼できる仲間の20年を感じました。

 

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