$「天使の弁護士 成瀬領」VS「天才鍵師 榎本径」

今日も激務だったね~ 担当の利用者様が退院前のカンファレンスだっていうから・・・
行ったこともないような病院へ会議に参加するため行ってまいりましたけど。
今日は遠かったよ~その病院がね~~  だって延べ100キロメートル走ってるもんガソリンが厳しくなって途中で給油してなんとか行ってきましたけど・・・
方向音痴の私がよく行って帰って来れたなあと感心しちゃったよ  事故もなく←ここ重要!
まあ、道は繋がっているってことなんだけどね(笑)
でも行ってきて良かった!その人の身体状況もよくわかったし
旦那様がどんな想いで介護度5の奥様を介護なさっているかわかったから・・・
でもね、できることとできないことは、はっきりさせないといけない
何よりも、危険を避け安全な介護をしないといけないのです。


今回の入院は椅子からの落下で背骨を骨折したことが原因です。
退院後の問題点が3つありましたよ!

①本人はオムツではなく自然排泄を望んでいる点
問題点は、以前から自力で立位が不可能なため病院ではトイレへの移乗が困難と判断しカテーテルを入れている人を退院後トイレの便座へ移乗させるのは無理!危険行為だということ。

それを一人のヘルパーが行うとなるとかなり危険であり、ヘルパーの身体的負担も大きい。
(ご本人が70キロ以上であり、実際2人のヘルパーが腰を痛め交代している)


②自宅の風呂場で入浴を希望している点
これは他の事業所から現在まで二人ががりで抱きかかえてシャワー浴をしていたが、すでに限界と訴えがあり
訪問入浴やデイサービスが有望になった。ちなみに病院では全介助の機械浴対応。

③通院介助の移動方法が困難な点
本人とご家族の希望により現在まで車椅子からご主人の普通乗用車へ一人のヘルパーが移乗させていましたが
危険行為であるとともに、ヘルパーの健康を害する事態のため今回、私は介助用の福祉タクシーの利用を提案させていただきました。
車椅子のまま病院まで安全に移動可能です。骨折なさっているのに抱きかかえて乗用車に押し込めるのはいかがなものでしょうか?
まず、私なら一人で70キロの人を抱きかかえることはできません。
ご主人も全く手助けしてくれないのに、うちのヘルパーひとりにやらせる訳にはいかないでしょう。

赤い文字は心の中に止めておきましたが・・・
しかし、費用、ご主人の希望により今までの援助を続けて欲しいとのこと。
これは、お断りするしかないと思います。1日~2日検討してみてお断りすることになると思います。

本人の希望と残存機能を守ることは大切ですが、安全性を考慮する時が来たのだと思いました。
何よりも利用者様ご本人の安全と、私はうちのヘルパーの健康を考えます。
さて、経営者である社長はどう判断するのか?
ヘルパーの健康を犠牲にして利益をとるのか?
他の事業所と同じく、危険と判断してお断りするのか?

明日詳しく報告して、判断を仰ぎたいと思います!